金兵滝 平滑ノ滝 安ノ滝

- 中ノ又沢源流 2-

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中ノ又沢源流 1

私にとって、このコースは三回目となります。 この度は、青森、岩手、山形の「みちのく隊」 計6名で行って参りました。

素晴らしいナメと 甌穴、そして滝を遡行しながら名瀑「安の滝」 の頭に立てる名ルートなんですよ。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 2

安の滝駐車場よりさらに林道を数キロ奥まで 入ると古ぼけた標識があります。

2万5千図 には記載されていない秘密の?ルートが ありんですよ!そこより入山します。 一般登山道並みに整備された道なんです。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 3

登山道の入り口は三台ほどの駐車スペース があります。その登山道入り口から30分も 歩けば、このような道標が…。

前回は佐渡スギコースからアプローチしま したが、今回はより近道の桃洞スギコース を進みました。

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 4

特に佐渡スギコースからのアプローチは ルートが未整備の為、遭難者が多いようです。

2万5千図を正確に読めないと迷っちゃい ますので、ご注意くださいませ。 桃洞スギコースは、立派な道でしたよ♪ ブナの原生林と紅葉が美し~い!

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 5

駐車場から歩くこと約1時間で沢へ 降り立つことが出来ます。 この桃洞スギコースを歩くと、トウド沢の 出合に出ます。その出合で休憩中の 仲間達で~す!

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 6

そのトウド沢の出合にて山肌を 撮影してみました。 ウットリするほどの紅葉でしたよ♪ この日は、お天気に恵まれ 気分も最高!

写真左下にいるのは、どうやら私のようです。 いつの間にか?隠し撮りされたようですね…。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 7

メンバーの皆さんは、滝屋さんということも あって、まずはトウド沢分岐より上流の 甚兵沢を遡行して金兵滝を目指します。

所々深い淵や釜があって、ルートを 見極めながら遡行します。 今の時期、出来るだけ水に浸かりたく ないですものね~!

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 8

甚兵沢をしばらく遡行すると このような開けたナメ床が… とても気持ちよいところです。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 9

しかし、時にはこのような深い淵を高巻か ないといけない場所も…。 夏の時期なら泳ぎながら快適に 突破できると思いますよ。

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 10

紅葉とナメ床のコントラストが 絶景でした♪お天気もよくって、ウットリしちゃいます♪

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 11

これが落とし穴の甌穴です。 下を注意しながら歩かないと、 この甌穴にハマってしまいます。 メンバーの何人かはこの落とし穴に まんまとハマったようです。

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 12

おぉぉ~!遡行すること約40分?で 目的地の金兵滝に到着しました♪ 滝屋さんにとってあこがれの滝のようです。

小粒ながらも均整のとれた5段の滝で、 紅葉とマッチしてとても美しかったですよ♪

2006年10月15日撮影(写真提供けんぼーさん)

中ノ又沢源流 13

山形の滝屋さん、けんぼーさんの作品です。 カメラ歴3年というものの、そのセンスと感性の良さが光る作品ですね。

沢登り初体験にもかからず、とても 冷静で将来沢屋としても有望かも? 前日の九階滝と、この日の中ノ又源流遡行の 両日、お付き合い下さいました。 これをきっかけに沢登りにのめりこんで もらいたいものですね。

2006年10月15日撮影(写真提供けんぼーさん)

中ノ又沢源流 14

この金兵滝の写真撮影に励む 「みちのく滝屋隊」の皆さんです。

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 15

金兵沢出合からみた甚兵沢の本流です。 小滝と紅葉が美しかったですよ♪

2006年10月15日撮影(写真提供けんぼーさん)

中ノ又沢源流 16

金兵滝を堪能した後、同沢を下降して トウド沢分岐へと戻りました。 深い淵はこのような高巻きも…。 よ~く見ると高巻きにルートに 踏み跡も付いていました。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 17

トウド沢出合を目指してどんどん下ります。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 18

甚兵沢を下降し、トウド沢出合に到着! その後、安の滝(90M)の頭を目指して中ノ又沢を下降しま~す!

この中ノ又もナメ床と甌穴、そして 側壁が素晴らしいところです。 特に紅葉シーズンは絶景です♪

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 19

どんどん中ノ又沢を下降しているシーンです。 特に青森から参加して下さったShinさんとは 1年ぶりの再会で、とても話が盛り上がりました♪

青森には滝屋が少ないとか…。 ここ岩手とて同じこと…そういう意味では、 今回のような交流山行は意義のあるものだと 思っています。

2006年10月15日撮影(写真提供くじさん)

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いよいよこの中ノ又沢の一番の見せ場、 平滑ノ滝が始まりま~す♪ この区間の見所は、安滝頭部から落差50m、長さ300mに渡って連続する平滑ノ滝。

長大なナメ滝と側壁の紅葉がマッチして まるで夢の世界を歩いているようでした♪

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 21

紅葉も絶好調でした♪(^^)

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 22

平滑ノ滝に集う仲間達! まるで滑り台のようでした。 メンバーのkじさんは岩手でも有名な?ボルダーの達人! なのに高所恐怖症とか…。

今回90Mの滝頭に立って どんな反応を示すのか? 皆さん、興味を抱いていたようです。

2006年10月15日撮影(写真提供くじさん)

中ノ又沢源流 23

平滑ノ滝の中で一番落差のある滝です。 ここは左岸に踏み跡があって、それを 利用して下降しました。 ここの釜は深いです。 この周辺の紅葉が一番綺麗でしたよ♪

2006年10月15日撮影(写真提供けんぼーさん)

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上の写真の滝に集う仲間達です! 写真撮影の邪魔になってはいかん!と 思い撤退する私(写真右端)

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 25

この平滑ノ滝、これでもかぁ~! ってくらいにナメが続きます。 歩いていてとても気持ちのよいところです。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 26

この平滑ノ滝の側壁も見逃せません! ご覧の通り、スゴイ側壁で圧倒されますよ!

2006年10月15日撮影(写真提供くじさん)

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その平滑ノ滝を下る私(先頭)と沢登り 初体験のK嬢(後方)です。

初心者をこのような美しく楽しい沢へ ご案内すると、沢登りにハマってもらえる 可能性が高いかも~! 「アメとムチ」とでもいいましょうか…。

2006年10月15日撮影(写真提供けんぼーさん)

中ノ又沢源流 28

まだまだ平滑ノ滝が続きま~す! 右端に移っているのは どうやらえるさんのようです。 ナメ床と甌穴が素晴らし~い♪

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 29

ひたすら平滑ノ滝を下りま~す! 楽チン、楽チン♪快適、快適! 元気イッパイのK嬢。

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 30

おぉぉぉ~!やっと安の滝の落口(頭)に 到着しましたぁ~! 日本を代表するこの安の滝は落差90M、 その滝頭に到着したのでした。

2006年10月15日撮影(写真提供けんぼーさん)

中ノ又沢源流 31

ここから斜瀑になっていて、一人一人 60Mの懸垂下降で降りて行きました。 その下降シーンを撮影すべく、 みなさん、カメラを構えていました。

2006年10月15日撮影(写真提供くじさん)

中ノ又沢源流 32

いつもニコニコ、陽気なK嬢が 60Mの懸垂下降をしているシーンです。 ここでロープ操作を誤ると90M滝下へと 落ちてしまいます。

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 33

60Mザイル一杯伸ばした先の終点にて。 滝の真下を見るには、あと5~10Mほど 足りなかったようです。

2006年10月15日撮影(写真提供くじさん)

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一生懸命写真撮影、そしてK嬢を 激励するメンバー達です。 なんたってK嬢、今回が沢登りと懸垂下降が 始めての経験でしたからねぇ~!

2006年10月15日撮影(写真提供くじさん)

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けんぼーさんが高級カメラの望遠で 60M先のK嬢を撮影したものです。 元気よく滝下の観光客に手を振っていました。 下にいた方は、ビックリされたことでしょうね♪

2006年10月15日撮影(写真提供けんぼーさん)

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写真赤丸のところが登山道であり 小さく人が見えます。

2006年10月15日撮影(写真提供くじさん)

中ノ又沢源流 37

この安の滝の側壁もスゴイですね。 写真下にハッキリと登山道が見えます。 この安の滝、下から見ても上から見ても 素晴らし~い!の一言です。

2006年10月15日撮影(写真提供くじさん)

中ノ又沢源流 38

ロープ一杯、安の滝展望台?の景色を 堪能した後、ナメ滝を登り返すK嬢です。 名カメラマンのけんぼーさんにより 激写(望遠)された模様です。 Kさん、頑張れぇ~!

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 39

えるさんも懸垂下降で滝頭へ出発! ヤブ漕ぎは苦手でも懸垂は得意のようです。

2006年10月15日撮影(写真提供けんぼーさん)

中ノ又沢源流 40

懸垂下降で60M降りた先から 上部にいる仲間たちをえるさんが 撮影したものです。 おぉぉ~い!って皆さん手を振っています。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 41

これは以前撮影したもので、この安の滝を 滝下から撮影したものです。この滝の上に 我々がいたわけなんです。

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 42

安の滝の頭部を堪能したあと、往路を戻ります。 また平滑ノ滝を遡行します。 何度歩いても気持ちよいところですね♪(^^)

2006年10月15日撮影(写真提供けんぼーさん)

中ノ又沢源流 43

どんどん遡行して登山道のある トウド沢出合を目指します。 この沢へ行くなら、やはり秋がお勧めです。

今年の夏も行ったのですが、やはりこの沢の 良さは紅葉の中でこそ光ると思います。

2006年10月15日撮影

中ノ又沢源流 44

もうすぐトウド沢出合ですが、その近くは 深い淵と狭いゴルジュ状ゆえ、 高巻きを強いられるところも…。

ルートファインディグをしっかりすれば かすかな高巻き道(踏み跡)を発見 出来ると思います。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 45

ココちゃんは、高みの見物? 「いい景色なのにゃ~! みなしゃん、頑張れぇ~!」だってさ。 ココちゃんも紅葉と化していますねぇ。

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 46

トウド沢出合より登山道に這い上がり 往路を戻ります。温泉が待ち遠し~い! 皆さん、とても満足されたご様子♪ いがったぁ~!このような親睦山行も たまにはいいもんですね♪

2006年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 47

やっと帰ってきましたぁ~! 皆さん、お疲れまでしたぁ~♪ 私にとって、三回目の遡行でしたが 今回も楽しい遡行が出来ました。

皆さん、ありがとうございました♪まずは、めでたし、めでたし! ちなみに前日は九階滝へ行ってきました。

2006年10月15日撮影
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