豊沢川ゴミ沢

- 毒ヶ森山塊(花巻市) -

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ゴミ沢 1

「ゴミ沢」——名前だけ聞くと敬遠したくなるかもしれません。でも、そんな先入観を吹き飛ばすほど、この沢は魅力に満ちていました。先週に続き、午後からの仕事を前に「午前中勝負」の沢登り。アプローチの途上にて豊沢ダム。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 2

向かったのは、花巻・豊沢川支流の「ゴミ沢」。名前に似合わず、小粒ながらもナメと小滝が連続し、しかも全て直登可能というお楽しみコース。林道入口に車をデポし7時出発!

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 3

林道入口100m手前にも車が停められそうな場所がありました(2台駐車可能)。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 4

最近車が通った跡がありましたのでRV車ならどうにかは入れるかもしれませんが、距離が短いので(10分)歩いた方が宜しいかと思います。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 5

入渓地点までは車デポ地からたったの10分!下山も林道を歩いてわずか1時間10分と、アクセスの良さは抜群。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 6

チャラ瀬よりスタート!実はこのゴミ沢、以前から気になっていた沢でした。「どうせ記録なんてないだろう」と思いながらヤマレコで検索してみると、なんとYKA0805さんの遡行記録がヒット!しかも、つい先月。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 7

遡行記録のおかげで沢の概要や下山ルートの林道状況まで把握でき、事前準備に大きな安心感がありました。この堰堤は右岸(左側)より楽に超えられます。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 8

2m~10mの小滝が次から次へと出て来て全て快適に登れます。初心者を案内したり、単独で遡行したり、沢初めのウォーミングアップにピッタリの沢かも知れません。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 9

本日は今シーズン初のラバーソール沢靴での遡行!今シーズンは猛暑続きの影響か?ヌメリがひどく、これまで遡行した4本の沢はいずれも渓流足袋での遡行でした。そろそろラバーソールに慣れないとね。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 10

立派な大木に感動♪この沢の御神木か?

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 11

ナメも随所に出てきて癒されます。森が綺麗♪

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 12

二条の小滝です。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 13

ナメ~♪

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 14

これもナメ~♪美しいナメが続いて楽しい沢です。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 15

今シーズン初のラバーソール(沢靴)です。来週の3連休に久し振りに泊りの沢へ行く予定なので、ボッカトレーニングと沢靴に慣れるためのトレーニングにと、易しいこの沢をセレクト。去年から履き始めたラバーソール、まだ慣れなくってね。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 16

この滝は、ちょっと大きく5~6mくらいあったでしょうか?中央を直登しました(容易)。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 17

ゴミ沢の大滝10mです。右壁より直登しました(容易)。ラバーがバチ効きです。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 18

その大滝上より下を望みます。ちょっと高度感あります。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 19

その大滝の直ぐ上にあるナメ滝です。ラバーだとこのくらいの傾斜でもグイグイ登れちゃいます。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 20

多段滝です。この上にも滝が続いていました。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 21

その上の滝です。全て快適に登れます。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 22

その後、ナメが続いて飽きさせません。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 23

逆九の字滝も容易に直登できます。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 24

ここで沢が90度左に曲がります。左壁より容易に直登できます。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 25

グレード(難易度)は1級程度とやさしく、ベテランには物足りないかもしれませんが、初心者や単独行にぴったり。6月初旬より入渓可能なので、シーズン初めのウォーミングアップには最適な沢かもしれません。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 26

この窪地(標高620m)より林道目掛けてツメ上がりました。ほぼヤブ漕ぎなし(パヤパヤのヤブ)で林道に出ました。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 27

パヤパヤのヤブ(ほぼヤブ漕ぎ無し)を進むこと10分で林道に出ました!もっと荒れているかと思いきや…。でも、部分的にヤブ漕ぎを強いられますが、概ね良好でした。全行程は約3時間30分とコンパクトながらも、初めての沢に挑むワクワク感が終始つきまとう、実に楽しい山行でした。

2025年7月12日撮影

ゴミ沢 28

帰路に立ち寄った幸楽苑の塩ラーメンで空腹を満たし、昼には自宅に帰還。午後の仕事にも余裕で間に合い、夕方には近所の温泉で疲れを癒す——そんな完璧な一日を過ごせたのも、このゴミ沢のお陰かも。

2025年7月12日撮影

GPSの軌跡

<2025年7月12日(土)>
行動時間 3時間30分(休憩時間含む)
登り:2時間20分 / 下り:1時間10分

車デポ地(7時)~入渓地点(7時10分)~C460m大滝(8時15分)~C620m脱渓地点(9時10分)~林道(9時20分)~車デポ地(10時30分)
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