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小柳沢~荒沢 1毎年10月の三連休は、恒例の福島遠征で沢登り!のはずが、今回は生憎の天気で断念…。でも、このままじゃ終われない!急遽、今年の「沢納め」として、秋田駒ケ岳の小柳沢遡行~荒沢下降の周回コースへ行ってきました!車2台だともっと奥まで入れるのですが、単独なので車回収のことも考えてここにデポし、6時10分に出発!2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 2まずは、黙々と林道を歩きます。今年の大雨の影響で林道状況を心配していたのですが、決壊しているところはなく、これなら私の車(アクア)でも問題なく走行できそうでした。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 3林道のあちこにちにこのような看板が…。スマホ、AUとソフトバンクはOKだけどドコモはダメだよ!と。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 4小柳沢の林道入口です。車2台だとここまで入って、ここにデポすることになります。ちなみに、小柳沢へ至る林道は悪路で車での進入は無理です。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 5入渓地点に到着!ここより小柳沢を遡行します。地元では知られた存在の小柳沢。『日本登山体系』にも「明るい滝や美しい瀬に恵まれた楽しい沢」と紹介されるほどの名渓です。でも、なぜか全国的には無名で、県外からの入渓者はほとんどいません。実はこの沢、17年前に一度ソロで挑戦した思い出の場所(全行程8時間)。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 6最後まで登り詰めると一般的に10時間以上かかる体力勝負の沢で、仲間内でもヘッデン下山した者、数知れず…。一方、下りに使った荒沢も、同じく『日本登山体系』に載っているのに、なぜか入渓者が少ない秘境。川のように雄大で美しい、私のお気に入りの沢の一つです。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 7「この二つの素晴らしい沢の“おいしいところ”だけを繋いで、日帰りで巡ることはできないだろうか?」地形図を眺めながら、そんな夢のようなルートを思い描いていました。小柳沢は、それなりに水量豊富な沢です。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 8小柳沢と荒沢のハイライト部分だけを巡る、とっておきの周回コース!全行程14km、誰も足を踏み入れたことのない未知の領域も含まれていて、考えるだけでワクワクが止まりませんでした。巨岩帯などあり、結構歩きにくいです。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 9これも巨岩帯です。水が冷たくで出来るだけ入りたくありませんでした。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 10入渓から1時間40分、ついにこの沢のハイライト、8mの滝「F1」に到着!ここは迷わずシャワー覚悟で直登!案の定、全身ずぶ濡れで「冷たーい!」と叫びながらも、最高の気分!ここから次々と現れる滝を越えていく、美しくも楽しい核心部です。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 11続いて6m幅広滝です。ここも左壁より直登しました(容易)2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 12続いてF3(6m)です。ここも左壁より直登(容易)。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 13落口にて。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 14美しい2段7m滝です。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 15その上段にて。滝が連続して楽しい部分です。しかも、美し~い!2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 16標高865m地点で、周回ルートに入るため右岸の枝沢へ。記録が全くない未知の沢でしたが、入ってみるとそこは単なる巨岩が連なる急傾斜のゴーロ帯。残念ながら滝は一つもなく、持参した登攀具の出番はありませんでした。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 17そして、予想外の事件?が沢の詰めの部分。地形図では標高1015m左に沢筋があるはずなのに、探せど探せど見当たらない…。「地形図に騙されたー!」と叫びつつ、覚悟を決めてヤブ漕ぎに突入!幸いにも薄いヤブで、35分ほどのヤブ漕ぎで下シズノ沢に降り立つことができました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 18その下シズノ沢に無事に降り立ちました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 19Google Earthで存在は知っていたものの、実際にこの目で確かめたかったのが、下シズノ沢沿いに伸びる林道。標高935mにある巨大な配管から続くその古(いにしえ)の道を歩くことで大幅な時間短縮が出来ました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 20その古の道、初めは廃林道状態でしたが…。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 21280mほど進むと歩きやすい林道に変わりました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 22標高830mがちょっとした駐車場になっていて一般車はここまで入れるのかなぁ?この先は、普通乗用車でも走行可能なほど、立派な林道になりました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 23標高780m地点で林道から下シズノ沢へと降りました。その後、せっせと下シズノ沢を下降しました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 24下シズノ沢出合付近にある綺麗なナメ滝です。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 25荒沢本流へと降り立ちました。ここから荒沢本流を下降します。見どころ満載の荒沢を下りながら、「もっと多くの人に、この沢の魅力を知って欲しいなぁ~!」なんて考えていました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 26F3の落口にて。右岸より巻き下りました(容易)。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 27そのF3です。豪快な流れです。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 28荒沢は本流だけあって、かなり水量の多い沢です。よって、増水時の下降は厳しいです。以前、増水時に入渓し徒渉が出来ず難儀したこともあります。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 29深い釜を持った小滝です。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 30F2です。ここも右岸より巻き下りました。釣り師によるものだろうか?残置トラロープがありました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 31F1です。ここも右岸より下りました(容易)。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 32当然ですが、下るにしたがって水量が豪快になります。美しいナメです。豪快過ぎて徒渉点を見極めながら下っていきました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 33ゴールの荒沢橋に到着!ここより車回収のため、またもや林道歩きをしました。体調が思わしくなく、時間が掛かってしまいました。この橋が見えた時、正直ホッとしました。全行程7時間30分(車2台で行けば林道歩き1時間ほど短縮可能)。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 34下山後は、道の駅「雫石あねっこ」にて汗を流したあと、上堂にある超人気ラーメン店「桜木屋」へ。夕方だったので待たずに入店できました。2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 35腹減ったぁ~!何を食べようかなぁ~?2025年10月10日撮影 |
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小柳沢~荒沢 36名物の広東麺(900円)を注文!具だくさんでアツアツのあんかけが、疲れた体に染み渡りました。実はこの日、体調が万全ではなく、体が鉛のように重かったのです。帰宅後、階段を上るのさえ辛いほどの疲労感…。その驚きの理由は、翌朝に判明することになります。2025年10月10日撮影 |