焼切沢 中流部 2

- 岩手山 -

  1. HOME
  2. 沢の扉
  3. 北東北の沢

岩手山 焼切沢・中流部 1

11日(土)~12日(日)は、東北沢屋交流会があり 楽しい二日間を過ごさせていただきました♪

11日(土)は岩手・秋田・宮城の 山岳会による総勢25名の大懇親会♪ 翌12日(日)は、総勢23名で岩手山の 焼切沢(中流部)を遡行!

2015年7月11日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 2

一関のOさんが自宅の近所で 採った立派な竹の子です。 子ではなく大人って感じ。

2015年7月11日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 3

大宴会の始まり始まり~♪ たくさんの方に参加していただき、 企画した私としては何とも嬉しい限りです。

これも皆さんのご協力があったればこそ! 心から感謝とお礼を申し上げます。

2015年7月11日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 4

日本酒の本場、新潟県より銘酒と取り寄せて くれたり、料理もたくさん作っていただいて 本当に美味しかったです♪

特にタイ料理の「ナンプルご飯」が病みつき になる美味しさで感動しました。 和田農園の新鮮野菜も美味しかったです。

2015年7月11日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 5

特に食事の買出しや調理など一手に引き受けて 担当して下さった盛岡山友会の皆さんには、 心からお礼申し上げます。

25人分の食材の買出しやお酒の調達など、 大変だったと思います。ありがとうございました♪

2015年7月11日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 6

懇親会では、そのような豪華なお料理と 銘酒に舌鼓しながら山話に花が咲きました♪

久し振りにお会いする人、初対面の人、 年齢も20代から70代までと幅広く、 ほんと楽しいひと時を過ごさせていただき、 皆さんには感謝です。 本当にありがとうございました♪

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 7

宿泊場所の滝沢市から登山口である 県民の森へ車で移動します。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 8

七滝コース登山口にて遡行準備する仲間たち。 翌12日(日)は、皆で岩手山の焼切沢を遡行!

この焼切沢、去年の秋、初めて入渓して みて「簡単ながらも変化に富み美しく 何よりも楽しい沢だなぁ~♪」と思った沢です。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 9

七滝の滝上に至る登山道を利用し そこから入渓します。

登山道が沢に平行していますので、いざという ときはエスケープが容易なのも魅力です。 まさに「懇親会向けの沢」です。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 10

23名による遡行は、長蛇の列となり まさに圧巻! ザイルを出すと23名全員が通過するのに 1時間以上は掛かります。

よって、先頭の私は、歩きやすいところ、安全な ところを最優先で遡行するように心掛けました。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 11

ちょっとしたゴルジュもあり楽しませてくれます。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 12

技術的には容易な沢なのですが、 もともと水量豊富な沢、特に増水時は危険な 沢へと変貌しますので注意を要します。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 13

ちょっと被った小滝もあり楽しませてくれます。 この日は猛暑で、まさに沢日和でした♪(^_^)v

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 14

この沢の特徴は、沢床の岩が赤いのですよ。 おそらく温泉成分の影響なのかなぁ~? 南アルプスの赤石沢の赤い岩、 ラジオラリアを思い出します。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 15

まるで暴れん坊将軍状態! 物凄い水勢に驚かされます。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 16

この沢、簡単過ぎず難し過ぎず手頃な沢です。 なんと言っても渓相が綺麗なんですよ♪

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 17

こんな美しく楽しい沢が、これまで世に 知られずにいたなんて、驚きます。 もっと遡行されてよい沢だと思いました。

初心者や懇親会用にピッタリの沢です♪ 我が家から近いのも魅力ですね。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 18

水量の多い沢なので、雨天時や 増水時の入渓は避けた方がいいです。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 19

970~1015mの核心部、ゴルジュ帯の入口です。 去年の秋に遡行した時は、増水で突破を断念! 右岸を高巻きました。しかし、今回は平水状態 でしたので突破できました。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 20

その核心部のゴルジュ帯、平水であれば 突破は容易ですが、失敗すると激流に流され ジェットスライダー状態です。

フリクションはバッチリ効きますので 自分の足を信じましょう!

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 21

「綺麗な沢だねぇ~!楽しいねぇ~! やっぱ沢っていいねぇ~♪」って、皆さんに 言ってもらえて嬉しく思いました。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 22

ここはジャンプして対岸に移り突破しました。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 23

沢床の赤と新緑の緑がマッチして とても美しい光景でしたよ♪

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 24

その核心部のゴルジュもクライマックスを迎えます! 盛夏の時は、シャワーが気持ちいいです♪

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 25

左岸をへつり進んでいきます。 ここも綺麗なところでした♪

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 26

深い釜と小滝が連続し飽きさせません♪ どれも容易で楽しく突破できます。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 27

楽しみながら突破するWさんとSさんです。 この日は30度を越す猛暑でしたが、沢に入ると 冷気が流れ込み、ひんやりとしました。 そして、水も冷たかったです。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 28

楽しい遡行が続きます♪

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 29

焼切沢の水が冷たく水量が多いのは、 御猪苗代湖からの地下水(伏流水)が 焼切沢へ流れ込んでいるから、なそうです。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 30

1040mにあるこの沢で一番美しい滝♪ 傾斜が緩いので簡単に登れます。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 31

その滝を登る仲間達です。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 32

またもやプチゴルジュの登場です! ここは右岸をへつります(容易)。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 33

は~い、これがそのシーンです♪ ここは、落ちたくないところです。 万が一落ちるとグルグル刑に処せられます。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 34

ジェット水流のゴルジュです。 へつって進んでいけます。 写真右上にメンバーが小さく見えます。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 35

上の写真のゴルジュのどん詰まり には、滝が掛かっています。

今回は人数が多いので右岸より 高巻きましたが、左岸より直登 出来るようです。 標高 1,090m地点です。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 36

1,100mの二俣に掛かる滝です。 この二俣の左の沢が、左保沢です。 この滝は、左へ右へと登っていきます。

さらに小滝が続きます(下の写真)。 登山道は、この先直ぐです。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 37

今回は人数が多く中流部だけ遡行し、 登山道が交差する1,130mで遡行終了としましたが 上流部の左保沢へとつなげると、もっと充実した 山行になること請負です(長いが日帰り可能)。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 38

一服峠でランチタイム(大休止)です。 参加して下さった皆さん、お疲れ様でした!

そして、ありがとうございました♪ 心から感謝とお礼を申し上げます。

2015年7月12日撮影

岩手山 焼切沢・中流部 39

この約一ヶ月間、東北沢屋交流会のこと ばかり考えていましたので、無事責務を果たす ことが出来て皆さんに喜んでいただき、今は 正直ホッとした気持ちで一杯です。

「来年の交流会もよろしく♪」と、多くの方に 声をかけていただき嬉しく思いました。

2015年7月12日撮影

GPSの軌跡

▼ 970m付近、核心部のゴルジュ帯入口にて私 右岸より登る

<2015年7月11日(土)>
総勢25名による東北沢屋交流会(懇親会)

<2015年7月12日(日)>
総勢23名による焼切沢の遡行


行動時間 4時間 50分(休憩時間含む)
登り:3時間 10分 / 下り:1時間 40分

県民の森・登山口(7時10分)~七滝上(8時10分)~標高950m(9時10分)~標高1,020m(9時40分)~ 1,130m登山道(10時20分)~県民の森・登山口(12時)
  1. HOME
  2. 沢の扉
  3. 北東北の沢