善知鳥川 向沢右俣 2

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真昼山地 向沢右俣 1

美郷町のラベンダー園(大台野広場)に朝6時45分、秋田のSさんと待ち合わせ!私は自宅から80K約2時間も掛かります。愛車アクアの燃費は、リッター約29キロでした。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 2

早めに到着し朝食タイムです♪今日はちょっぴり豪勢に!セブンイレブンの数ある商品の中で特にお気に入りの逸品です。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 3

ラベンダー園からSさんの車で真昼岳の善知鳥登山口へ。Sさんと山行を共にするのは、去年の秋10月以来で実に9ヶ月振りの再会です。しかもSさんは、今回の山行が今シーズンの「沢初め」だと言います。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 4

この女神山に突き上げる向沢右俣は6年前の9月10日に単独遡行しています。遡行記録がほとんど無い沢ですが、試しに入渓してみた所、凝灰岩で構成された沢で岩が白く渓相が美し~い。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 5

小粒ながらもナメと小滝が連続し飽きさせない秀渓だと思いました。もっと遡行されて良い沢だと思います。沢初めのSさんのウォーミングアップにはピッタリの沢かな♪と思いセレクトしてみました。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 6

善知鳥登山口から松坂までは沢沿いの登山道を進みますが、堰堤越えがたくさんあります。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 7

2年前に隣の水沢を遡行した時は、善知鳥登山口~松坂間の登山道は草茫々でとても歩く難かったのですが、今回は2年前に比べ歩きやすくなっていました。登山口から40分で到着!ここより一般登山道から離れ右側の 向沢右俣へ入渓します。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 8

入渓早々最初に出てくる小滝です。天気予報によれば、終始曇りマークだったのですが、山は抜けるような青空で暑いのなんのってぇ~!まさに「沢日和」です。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 9

小粒な沢ですが、小滝とナメが連続し飽きさず、結構楽しめる沢です。足慣らしや初級者を連れて行くには手頃な沢だと思います。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 10

6年前に遡行した時よりも倒木等で多少荒れてはいましたが、遡行上は特に問題ありませんでした。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 11

渓相も案外綺麗で、たくさん写真を撮りました。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 12

階段状の滝で楽に登れます。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 13

その滝を登るSさんです。大きな滝はないものの、次から次へとナメと小滝が連続し楽しませてくれます。しかも、その多くが直登出来るのですから堪りません。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 14

まるで舗装道路のようなナメです。このところ週末の悪天が続き1ヶ月振りの沢登り!今回でシーズン3本目の沢となります。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 15

標高450mに掛かる滝です。本流は右ですが直登は無理で、右岸枝沢(左の滝)を登り本流へと戻りました。ホールドが乏しくテロテロ・ヌメヌメの滝でしたので、安全を期してロープを出しました(今回 唯一ロープを出した滝)。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 16

ウットリするような綺麗な渓相です。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 17

ナメをひたひたと歩くSさんです。癒されます。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 18

これも~!

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 19

一見登れなさそうに見えるテロテロの垂直の滝ですが、水流右(倒木のある場所)から容易に登れます。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 20

全体的にテロテロ系の滝が多く、細かいホールドを利用しバランスで登っていきます。頑張るSさんです。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 21

凝灰岩の白い岩が美しい。 テロテロ系の滝が多く、スメアリングで 登っていきます。写真は標高490mにある滝です。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 22

上の写真の2段目の滝。まるで滑り台のような滝です。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 23

上から見ると、こんな感じ。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 24

ここの滝は、無理せず左岸より高巻くことにしました。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 25

せっせと高巻くSさんです。ヤブが薄いので高巻きも楽です。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 26

側壁がV字状のスラブなので高巻きは悪く、直登するか 小さく巻いた方が安全です。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 27

標高540mの二俣に掛かるスラブ滝。一見難しそうに見えますが、右岸より直登で来ます。左岸枝沢(右側)に掛かるスラブ滝も立派でした。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 28

それがコレです。登りながら撮影。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 29

標高550mに掛かる滝。6年前はボルダーチックに登りましたが、今回は滑っていたので左岸より小さく高巻きました。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 30

標高565m付近にあるナメ滝です。スメアリングでバランスで登るSさんです。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 31

標高600m付近は荒れた感じになり水も枯れ、伏流状態となります。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 32

660mの二俣にて。地形図に記載されている 崩壊地が直ぐ近くに望めます。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 33

この660mの二俣は間違いやすい所です。 本流は左ですが、水が流れていない上にヤブっぽい感じです。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 34

その660mの二俣より振り返ると真昼岳の雄姿を望めます。これでもう滝はないだろう!と誰もが安心するところですが…。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 35

標高710m付近にスラブ滝が出てきます。写真では傾斜が緩く見えますが、そこそこあります。数歩が悪いので初級者同行時はロープが欲しい所かも知れません。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 36

ヤブ漕ぎまったく無しでポンと登山道に出ます。沢自体は(松坂より)ゆっくり遡行して3時間でした。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 37

ツメ上げた登山道より兎平分岐まで6年前はひどいヤブで苦労しましたが、刈払いされていて快適な縦走を楽しめました。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 38

女神山、真昼岳、和賀山塊の山々が望め、眼下には美郷町の町並みが見えます。そして、登山道の両脇には高山植物が咲き乱れていました。写真は、真昼岳を望む。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 39

沢登りと縦走を楽しめる「一粒で二度美味しい」沢だと思います。写真は、女神山を望む。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 40

遠方には美里町の町並みが望めました。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 41

6年前の単独遡行時は全行程5時間30分でしたが、今回は休憩の度に長話になってしまったこともあり(久し振りの再会で)、6時間20分も掛かってしまいました。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 42

帰路、盛岡市内の幸楽苑でいつもの中華そばと餃子を食べました。1ヶ月振りに沢登りを満喫出来てやっと気分が晴れました♪Sさん、お疲れ様でした。

2019年7月15日撮影

真昼山地 向沢右俣 43

作業服で有名なワークマンが「フィールド・コア」というアウトドアブランドを展開!AERO STRETCH クライミングパンツ(商品番号:CS003B)を購入し、今回履き心地を試してみました。これで1,900円というから驚きの安さにビックリです。

2019年7月15日撮影

GPSの軌跡

<2019年7月15日(祝)>
行動時間 6時間 20分(休憩時間含む)
登り:3時間 40分 / 下り:2時間 40分

善知鳥登山口(7時20分)~松坂・入渓地点(8時)~450m二俣(8時30分)~510m二俣(9時10分)~660m二俣(10時15分)~登山道(11時)~ 兎平分岐(11時50分)~松坂(12時50分)~善知鳥登山口(13時40分)
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