焼切沢 左保沢(左俣沢) 2

- 岩手山 -

  1. HOME
  2. 沢の扉
  3. 北東北の沢

焼切沢 左保沢(左俣沢) 1

朝食はすき家にて牛丼(小)とお味噌汁!焼切沢上流部の左保沢(左俣沢)は、4年振り3度目の遡行になります。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 2

朝6時50分、岩手県県民の森を出発!まずは七滝を目指します。焼切沢左保沢(左俣沢)過去2度遡行していますので、ハイキング気分♪

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 3

名瀑、七滝です。何度見たことか…。何度見ても立派な滝です。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 4

ブナの森が美し~い♪入渓までのアプローチがちょっと長いのがネック(入渓地点の1,130mの橋まで1時間半の登山道歩き)かな。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 5

標高1,000mにある一服峠です。ベンチもあり広くて休憩するにはもってこいの場所です。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 6

今回は、平日山行です。その代わり週末の土日はお仕事頑張ります!

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 7

県民の森より歩くこと丁度1時間、やっと入渓地点の橋(標高1,130m)に到着しました。ここより沢へ入ります。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 8

国土地理院の2万5千図では「左保沢」となっていますが、正しくは「左俣沢(ひだりまたさわ)」のようです。道標にもそのように記載されていました。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 9

入渓早々、圧倒的な水量とジェット水流にビックリします。秋だというのに驚きです。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 10

物凄い勢いで流れる様は怖くなるほどです。それに水が冷たいこと~!痺れるような冷たさです。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 11

この沢の特徴は、岩肌が赤い(温泉成分が含まれている)ことです。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 12

2満5千図 1,194m地点が源泉のようです。硫黄の温泉臭が入浴意欲を駆り立てますが、ぬるくて入れそうにありませんでした。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 13

その周辺の岩肌にも温泉成分がビッシリ!早く下山して温泉に入りたいなぁ~!って思ってしまいました。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 14

上記源泉地帯の直ぐ上に8mほどの滝がありますが、ここもまたジェット水流です。右岸を巻き気味に登りました。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 15

上の写真の滝を滝頭から眺めたものです。まるで「暴れん坊将軍」状態です。水が冷たくシャワーなど考えられない状況でした。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 16

その後も、次から次へと小滝が出てきて楽しませてくれます。温泉滝と命名しました。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 17

このようなちょっとしたミニゴルジュもあり楽しませてくれます。滝もゴルジュ帯も特に難しいところはなく、快適に超えていけます。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 18

1240mにある7m滝。この滝は、登れそうになく左岸より小さく高巻きました。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 19

とても渓相が美しい沢です。そして、水も澄んでいて綺麗です。ただ、温泉成分が含んでいるので飲めないかも。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 20

これもミニゴルジュ帯です。容易に超えていけます。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 21

この4mほどの垂直の滝も登れそうになく右岸より小さく高巻きました。最初に遡行した6年前の2014年には、高巻きの踏み跡は皆無状態でしたが、今回シッカリあってビックリ!入渓者が増えている現れですね。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 22

もし、中流部と上流部の両方を遡行し沢中一泊するのであれば、ここ(1,300m付近)がビバーク適地だと思います。あちこち、結構たくさん張れそうです。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 23

標高1,350m付近より渓相がガラリと変わりビックリします。前半は温泉成分の沢で赤茶けた荒々しいゴルジュと滝が続き、後半は苔むした奥多摩チックで緑を基調とした日本庭園風の癒し系の渓相が続きWで楽しませてくれます。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 24

巨岩が織りなす滝群です。この沢、難しいところは特になく、トレーニング代わりに単独で遡行するにはお手頃な沢だと思います。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 25

1,410mに掛かる最後の滝。ここも右岸より小さく高巻きました。この滝を超えると一気に水量が減り源頭の雰囲気になります。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 26

穏やかな渓相に変わります。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 27

水量が一気に減り、もう源頭って感じです。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 28

標高1,435mで完全に水が枯れました。突然枯れるのでビックリします。この先ちょっと(約30m)の左岸枝沢から御苗代湖(おなわしろこ)を目指します。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 29

この枝沢から御苗代湖(おなわしろこ)を目指しますが、沢形が消えた後半には多少のヤブ漕ぎを強いられます。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 30

御苗代湖(おなわしろこ)が見えてきました~♪焼切沢中流部に比べ遡行者は少ないですが、上流部の左保沢(左俣沢)も素敵な沢です。この二つを繋げて遡行すれば、充実し大満足すること間違いなし!

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 31

御苗代湖(おなわしろこ)に到着しました!紅葉がとても綺麗でした。ツメのフィナーレが御苗代湖というのも気持ち良いです。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 32

御釜湖です。神秘的な湖です。左奥に岩手山が見えます。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 33

御花畑にて岩手山を望みます。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 34

岩手山・屏風尾根と紅葉です。見事でした♪平日だというのに結構な登山者と会いました。今週末は台風14号が来るので「その前に…」って思ったのかもしれません。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 35

黒倉山(1,570m)と紅葉です。これも見事でした~♪

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 36

大地獄谷の紅葉もお見事!

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 37

再び黒倉山(1,570m)を望みます。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 38

これも黒倉山(1,570m)と紅葉です。写真左下に滝が見えます。沢登りと紅葉のダブルで満喫出来て楽しい山行になり、またお天気にも恵まれ良い気分転換が出来ました。

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 39

下山後はすき家にてランチタイム♪新メニューを食べてみることに~!

2020年10月9日撮影

焼切沢 左保沢(左俣沢) 40

現物がコレです!左保沢(左俣沢)、短いながらもこれといった難所もなく楽しい沢です。もっと遡行されてよい沢だと思います。なお、GPSの軌跡は、4年前の記録も参考になると思います。

2020年10月9日撮影

GPSの軌跡

<2020年10月9日(金)>
行動時間 5時間50分(休憩時間含む)
登り:3時間40分 / 下り:2時間10分

県民の森(6時50分)~七滝(7時25分)~入渓地点の橋 1,130m(8時20分)~左俣沢遡行~御苗代湖(10時30分)~入渓地点の橋 1,130m(11時40分)~県民の森(12時40分)
  1. HOME
  2. 沢の扉
  3. 北東北の沢