高下川 1

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和賀山塊・高下川 1

街マタギとして有名な関東のプロの沢ガイド、 宗像さん(沢登り専門学校・渓友塾の塾長)の HPに高下川が次のように紹介されていて 以前より行ってみたい沢の一つでした。

『小滝の連続するなかなか楽しい沢。 東京近郊にあれば多くの遡行者を迎える であろうと思える沢だ。』そして、グレードは 中級レベルで「個人的満足度」は三ツ星 だったのです。いざ、出発!

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

和賀山塊・高下川 2

上の写真が和賀岳登山口の駐車場です。 2万5千図だと、この先も高下川に沿って 林道が伸びているのですが、ご覧の通り ヤブがひどかったです。

15分程度この 林道を歩いたのですが、戻って 駐車場側の橋より枝沢を下降し 高下川に降りました。

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

和賀山塊・高下川 3

いやはや、下流部はゴーロ歩きの長いこと! 途中で「帰ろうかなぁ?」って思ったほどです。

林道が使えればこのゴーロ歩きをパスでき 面白さは倍増するのでしょうけど…。 この日は、前日の雨で増水していました。

2006年7月18日撮影

和賀山塊・高下川 4

やっと最初の滝に… 左壁より快適に直登できます。

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

和賀山塊・高下川 5

上の写真の小滝を快適に登るえるさんです。

2006年7月18日撮影

和賀山塊・高下川 6

その後、滑床が… 徐々に面白くなってきたような感じです。

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

和賀山塊・高下川 7

林道が歩ける状況であれば、この近くまで ゴーロ歩きをパスできるのですが…。

この滝、落差8M位でしょうか? シャワーを覚悟すれば左より直登できそう でしたが、水がとても冷たくって、右岸より 高巻きました。

2006年7月18日撮影

和賀山塊・高下川 8

上の写真の滝を右岸より高巻いて 最後は懸垂下降で沢床へ降りました。 これは私です。

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

和賀山塊・高下川 9

その後は、飽きない程度に小滝が出てきて 楽しませてくれました。特に難しい滝もなく 真夏の炎天下なら思いっきりシャワーを 浴びながら直登できることでしょう。

この日は、水の冷たいこと! 足がしびれそうなくらいでした。 こりゃ、間違いなく雪解け水だな…と 思った次第です。 と言うことは、上部に雪渓が…。

2006年7月18日撮影

和賀山塊・高下川 10

ナメ滝を気持ちよく登る私です。

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

和賀山塊・高下川 11

これも小滝です。

2006年7月18日撮影

和賀山塊・高下川 12

その後、まるで堰堤のような滝が… 高下川にあって結構大き目な滝で 見ごたえがありましたよ♪落差12Mくらいあるでしょうか… ここは右壁より直登しました。

2006年7月18日撮影

和賀山塊・高下川 13

その上の写真の滝を登っている私です。 足が短いと苦労します…。

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

和賀山塊・高下川 14

溝状の三段の?小滝です。 ここはシャワーを嫌って左岸より 小さく高巻きました。

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

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小滝を快適に登る私で~す♪

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

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この三条の滝は綺麗でしたねぇ~♪ 見ごたえがありましたよ!

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

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その三条の滝を登るえるさんです。 ファイト一発!!

2006年7月18日撮影

和賀山塊・高下川 18

その後、溝状の滝が… 左壁を快適に登る私です。 この沢は、直登できる滝が多く それなりに楽しませてくれます♪

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

和賀山塊・高下川 19

その溝状の滝の上から登ってくる えるさんを撮影したものです。

2006年7月18日撮影

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その後、ひょんぐり滝が…。 ここは右岸より小さく高巻きました。

2006年7月18日撮影

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時折、このような高山植物が 疲れた体を癒してくれました。

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

和賀山塊・高下川 22

標高900Mあたりより雪渓が出てきて、 その後もず~っと続いていました。 あれまぁ~!って感じです。

雪渓は、まさにズタズタの状態でして…。 上を行くのも下をくぐるのもヤバイ感じで…。

2006年7月18日撮影

和賀山塊・高下川 23

どうにか標高960Mまで雪渓処理をしながら 前進しましたが、これ以上は危険との 判断から960Mの枝沢よりエスケープして 登山道に出ました。

あともうちょっとで完全遡行ができたのになぁ!

2006年7月18日撮影(写真提供えるさん)

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この960Mの枝沢、最初は快適だったのですが 稜線まで残すところ標高差100Mという ところで猛烈なブッシュ帯に…。

なんと根曲り竹とシャクナゲとハイ松の実に バラエティーに富んだヤブだったのです。 特にハイ松帯は地に足が 着きませんでした。疲労度大でした!

2006年7月18日撮影

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メンバーのココちゃんも一緒にヤブ漕ぎです♪ ココちゃん、頭が大きいのでヤブにつかえて 苦労しているようでした。

2006年7月18日撮影

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下山はあっという間でした。 ここが和賀岳の登山口で~す!

2006年7月18日撮影

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下山後は、沢内銀河高原へ寄って 温泉に入りました。600円なり。 とても立派な施設(ホテル)ですよ! 感動したのが、自動マッサージ機が 無料なんです♪



2006年7月18日撮影

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地ビールの「銀河高原ビール」です。 とても「濃い味」で私は好きです♪なにはともあれ無事下山! めでたし、めでたし♪

2006年7月18日撮影
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