カモメ森山

- 釜石・箱崎半島 -

  1. HOME
  2. 山の扉
  3. 岩手の雪山

カモメ森山 1

朝、5時半頃に自宅を出発!登山口までの道のりは遠い。アプローチの途中、遠野市のセブンイレブンで朝食タイム♪新発売・東北限定! 旨辛!四川風黒麻婆丼( 400円)を食べて元気を出します。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 2

箱崎半島は、鵜住居地区はじめ3.11の東日本大震災で甚大な被害があった場所で、新しい道路次々と作られ、以前とはかなり道路事情が異なっていました。試行錯誤を繰り返し、どうにか白浜漁港へ到着!そこから鯨山を望みます。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 3

白浜漁港から登山口の大沢遺跡駐車場まで(3.3キロ)山道の林道走行となります。カーブミラーがなくS字がきつく狭い林道で「対向車が来たらどうしよう?」とハラハラしながら運転しました。無事大沢駐車場に到着!

2018年12月2日撮影

カモメ森山 4

結局、自宅から3時間近くも掛かってしまいました。大沢駐車場を後にして、8時25分、いよいよカモメ森山を目指して登山開始です!大沢駐車場の右手の林道へ10mほど進むと「大沢貝塚」の標柱があり、そこが登山口となります。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 5

登ること15分、主尾根出る手前(4合目辺り)にある一ノ内権現神社です。獅子頭が奉られていました。


2018年12月2日撮影

カモメ森山 6

尾根に出ると、さらに歩きやすくなります。快適な尾根道でした。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 7

笹薮に変わるところもありましたが、踏み跡はハッキリしています。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 8

木々の間からチラリと海が望めます。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 9

大沢駐車場より登ること40分で、山頂に着いてしまいました。あれ、もう着いちゃったの?って感じです。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 10

山頂は樹林に覆われ、展望はありませんが、木々の隙間から海が見えます。下りは25分でした。よって、登山自体は1時間5分で終了してしまいました。これじゃ、遠路はるばる来たのに物足りないなぁ~!トレーニングにもならないなぁ~!

2018年12月2日撮影

カモメ森山 11

一旦、大沢駐車場に戻り、物足りなさを埋めるべく、今度は新奥の細道(東北自然歩道)を歩いて陸中海岸を代表する景勝地、千畳敷と御箱崎灯台を目指すことにしました。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 12

今度は、大沢駐車場の左手の林道(赤い鳥居が目印)をくぐり、御箱崎灯台を目指して出発!

2018年12月2日撮影

カモメ森山 13

この「新奥の細道」まったく細くなく、歩道と言うより、まさに林道!車高の高いRV車であれば、結構奥まで入れると思います。但し、道路は狭く対向車が来たら大変かも?

2018年12月2日撮影

カモメ森山 14

また、ところどころ急登や彫れている場所もあり、私のFF車(アクア)での進入は絶対に無理!ここは無理せず、大沢駐車場から歩いた方が無難だと思います。所々海が見えるポイントがあり、歩いていて楽しいです。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 15

大沢駐車場から御箱崎灯台まで片道3.9キロ、往復7.8キロあります。案内板には、片道1時間と書かれていました。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 16

海がキラキラ輝いて、とても綺麗でした♪この日は、とてもお天気が良くって快晴無風!まさにハイキング気分でした。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 17

この林道は、御箱崎灯台の100mほど手前まで続いていて、そこには駐車場はじめ、トイレや休憩所もありました。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 18

その駐車場にあった案内板です。今日一日で5~6人の方とお会いしましたので、そこそこ観光客がいるのでしょうね。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 19

その駐車場のちょい先の右手に、景勝地として有名な「千畳敷」に降りる道がありました。その道を下って行くと千畳敷の海岸に降り立つことが出来ます。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 20

わぁ~綺麗だなぁ~!下るにつれて千畳敷の全景が見えて参りました♪

2018年12月2日撮影

カモメ森山 21

途中から岩場をクライムダウンしなければならず、安全確保の為に設置された太いロープが途中でブチ切れていました。結局、フリーで下降しましたが、高度感があるので初級者は危険かもしれません。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 22

無事、千畳敷の海岸へ降り立ちました。海の左に三貫島が見えます。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 23

ここを下って千畳敷へ降り立ったのですが、ロープが途中でブチ切れていましたのでフリーで下りました。容易ですが高度感がありますので、ちょっと恐く感じるかもしれません。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 24

千畳敷、ほんとうに綺麗で感動しました♪まるで絵葉書のような美しさでした。まるで別世界に舞い降りたような錯覚に陥ったほどです。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 25

感動のあまり、この千畳敷を30分近くも散策しました。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 26

真っ青な海にも感動!とっても綺麗です♪

2018年12月2日撮影

カモメ森山 27

その「千畳敷」、花崗岩の巨大な奇岩が敷きつめられ景観は、まさに圧巻でした。カモメ森山より断然こっちの方が感動したくらいです。遠路来て良かった!と思いました。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 28

ちょっとしたクライミングも楽しめました。花崗岩ですので、フリクションはバッチリです!

2018年12月2日撮影

カモメ森山 29

その千畳敷より鯨山(610m)を望みます。鯨山は、2013年2月に登っています。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 30

大槌湾を隔てて、奥には十二神山と日光山が、手前には多々羅山と霞露ガ岳が望めます。まさに絶景です。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 31

三貫島を望みます。名称は「漁民達は昔から不漁の時でもこの沖に出漁すれば、少なくとも三貫文(12キロ)は漁をした」ことに由来するそうです。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 32

千畳敷の海岸より上を見上げると御箱崎灯台が見えます。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 33

千畳敷の見学後、自然歩道に戻り御箱崎灯台へと向かいます(目と鼻の先です)。御箱崎神社の鳥居です。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 34

その御箱崎神社の入口には、このような立派な大木がありました。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 35

いつの時代のものなのかな?歴史を感じさせる石碑もありました。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 36

箱崎半島の突端、ゴールの御箱崎灯台に到着です!ここは、無人の灯台のようです。ここで海を見ながらランチタイム♪

2018年12月2日撮影

カモメ森山 37

その御箱崎灯台より小鯨山(左)と鯨山(右)を望みます。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 38

目的を達し、大沢駐車場に戻ります。また長い林道歩きです。紅葉の落ち葉の上をサクサクと歩けて、気持ちよかったです。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 39

カモメ森山と千畳敷と御箱崎灯台、三点セットで所要時間が3時間15分でした(休憩含む)。大沢駐車場に戻ったのが、11時40分!下山後、道の駅 釜石仙人峠に立ち寄りました。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 40

盛岡に戻って温泉施設・開運の湯で汗を流し、休憩所で読書三昧♪なんとも至福のひと時です。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 41

開運の湯の駐車場からみた岩手山です。この日は、お天気が良かった♪

2018年12月2日撮影

カモメ森山 42

その温泉の休憩所で、ひたすら読んでいたのが、探検家・角幡 唯介氏の『探検家、40歳の事情』です。彼は、優れた探険家ではありますが、家庭では奥さんには頭が上がらないとか…と言った、彼のエッセイ集。他の本では計り知れない彼の魅力と素顔をがわかり、とっても面白いです。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 43

その後、開運の湯の近くにある「すき家」にて、晩飯に新メニューの「牛すき鍋定食(780円)」を食べました。吉野家の「牛すき鍋膳(690円)」より90円高いですが、お肉が25%増量!さらに玉子2個付きがウリのようです。

2018年12月2日撮影

カモメ森山 44

車の運転、一日で計240キロ。山と海岸(千畳敷)と温泉と読書、そして牛すき鍋も食べられて、とても充実し幸せな一日を過ごすことができました。満足、満足♪

2018年12月2日撮影

位置関係の概念図

GPSの軌跡

<2018年 12月2日(日)>
行動時間 3時間 15分(休憩時間含む)
登り:40分 下り: 25分 他:2時間10分

大沢駐車場(8時25分)~カモメ森山(9時5分)~大沢駐車場(9時30分)~千畳敷(10時20分)~御箱崎灯台(10時50分)~大沢駐車場(11時40分)
  1. HOME
  2. 山の扉
  3. 岩手の雪山