南昌山 3 冬期バリエーション

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南昌山 冬期バリエーション 1

4日前の7日(日)の毒ヶ森に続き、再び南昌第一トンネルへやって来ました!我が家から30分という近さ!ここに車をデポし出発♪

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 2

南昌第一トンネル脇の林道へと進みます。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 3

まずは林道歩きから。連続で紫波三山方面のバリエーションルート!冬期における南昌山を登る最短ルートとして考えたのですが…。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 4

当初は、林道が大きく右へ曲がる沢の左斜面から取りつき南昌山とノロキ山のコルを目指す予定でしたが、崖状態の急斜面で、どうみても登れそうになく…。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 5

登れそうな斜面を探すもなかなか見つかりません。で、苦肉の策で選んだのが「沢からのルート」です。上記写真の堰堤をちょっと戻った枝沢より取りつきました。唯一登れそうな斜度だったのです。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 6

標高差50mほど沢をツメて緩斜面に辿り着き、まずは一安心♪その後、緩斜面からトラバースしコルを目指そうにも斜度が強過ぎてこれまた無理!

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 7

幸いにも登れそうな尾根を見つけ、この尾根を直上するしか手はありません。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 8

ところが、その尾根、登るにつれて痩せ尾根のリッジ状になり、さらに急傾斜!両側が切れているのでスリップは許されません。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 9

まさか南昌山で雪稜登りを満喫出来るとは…。登りはまだしも、帰りの下りは気を付けなくっちゃ!右遠方に4日前に登った毒ヶ森が見えます。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 10

その後、痩せ尾根から幅広い尾根に変わり危険は減りましたが、登るにつれ足を上げられないほどの超急傾斜となり二進も三進も行かなくなりました。これ以上、直上するのは無理!

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 11

そこから登山道のある尾根を目指し130mほどトラバース!43と記載された案内板(標高670m)を見つけ一安心(登山道と合流)♪

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 12

771m峰手前、標高740mにあった道標。何と真新しいトレースが…。今の時期、このマイナーなルートを登る人がいるんてビックリ!トレースのお陰で、ここから先は楽勝でした。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 13

そうそう、お天気ですが、前回の毒ヶ森同様、あまり良くありませんでした。朝から雪が降り、さらに風が強いのなんのってぇ~!ほんと寒くって修行モードでした。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 14

どうにか雪が止み青空が出てきたものの、相変わらず強風です。ブナが綺麗でした♪

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 15

771m峰より目指す南昌山を望みます。まるで崖のように立ちはだかっています。あれを登るのですか…。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 16

771m峰の下りにて下界を望みます。この辺は雪庇が発達していました。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 17

その立派な雪庇です。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 18

強風地帯なのでしょうか?雪が飛ばされブッシュが出ていました。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 19

771m峰と南昌山のコル付近にて。ここより山頂まで急登が続きます。ロープがあって助かります。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 20

それにしても急登で疲れます。アトラスのスノーシューのお陰でグイグイ登れます。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 21

山頂までもう少し!標高800m付近にて。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 22

山頂すぐ手前の標高840mより赤林山を望みます。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 23

山頂手前のブナ林にて。山頂は目の前です。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 24

登ること2時間30分、南昌山の山頂に到着しました!感覚的にはもっと長い時間 登っていたような感じです。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 25

沢を登ったりリッジ状の尾根を登ったり急斜面を登ったり、トラバースしたりアップダウンを繰り返したりで、その対応に忙しく、変化に富んだ飽きのこないルートでした。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 26

山頂より矢巾・紫波方面の街並みを望みます。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 27

帰りはノロキ山のコルまで一旦下ってみました。林道へ最短で下れるルートがあるかどうか?確認したかったからです。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 28

そのコルより隈なくルート観察するも下れそうな斜面や尾根は存在しませんでした。その後、43番の案内板まで登り返し、往路を戻りました。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 29

全行程4時間10分!里山とは思えぬほど充実した山行を満喫できました。帰路、都南の焼肉冷麺ヤマトで「ヤマトカルビ定食(1,111円)」を食べました。

2021年2月11日撮影

南昌山 冬期バリエーション 30

久し振りの焼肉(黒毛牛)の美味しさに感動♪身も心もお腹も満たされ充実した一日にとなりました♪お昼過ぎには帰宅し、その後、のんびり過ごしました。

2021年2月11日撮影

GPSの軌跡

<2021年 2月11日(祝)>
行動時間 4時間10分(休憩時間含む)
登り:2時間30分 下り: 1時間40分

車デポ地(7時50分)~トラバース地点・標高670m(9時10分)~登山道・43番(9時20分)~771m峰(9時50分)~南昌山(10時20分)~ノロキ山のコル(11時15分)~43番(11時30分)~車デポ地(12時)
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