みちのく潮風トレイル 10

- 北山崎~机浜~弁天崎(田野畑村) -

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三陸海岸 自然歩道 1

膝の状態を懸念し安庭沢を断念!せっかくの晴天の週末、どこへ行こうか?私の場合、調子が今一つの時の行き先は、いつも決まっています。そう、みちのく潮風トレイル!膝痛のため敗退した4年前のリベンジを果たしたく「北山崎~弁天崎コース」を歩くことにしました。朝8時10分、机浜番屋群駐車場に到着!自宅より1時間50分でした。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 2

「車の回収をどうしよう?」と。回収に車道を2時間近くも歩くのはしんどいなぁ…。ダメもとでAI(ChatGPT)に聞いてみたのです。何か良い方法はないか?と。すると「観光乗合タクシーを利用するとよい!」との回答が返ってきてビックリ!

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 3

朝9時15分発の観光乗合タクシー(田野畑観光タクシー)まで1時間もあるので、まずは弁天崎まで散策へ行って参りました。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 4

机浜は、昭和8年(1933年)の昭和三陸津波をきっかけに集落が高台へ移転した後、浜辺に漁業の作業場として整備された場所。かつては25棟もの番屋が立ち並び、国の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選ばれた、貴重な漁村景観が残されていました。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 5

沢もいいけど、海もい~い♪リハビリには最高です。いよいよ沢シーズンも終盤!時期的に今週末がラストチャンスかな?「今シーズンの沢納めは、安庭沢左俣遡行~長松沢下降に決定だ!」と、すっかりその気になっていましたが、先週の米子沢での10時間行動で膝の調子が今一つ…。安全を期して安庭沢を断念し本計画に変更。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 6

最初、ゆっくり歩いていたところ、このペースだと9時15分のタクシーの時間に間に合わないかも?と思い、かなりのハイペースで歩きました。朝から汗びっしょりです。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 7

ゴールには、フレンチ料理のお店「ロレオール田野畑」があります。ここまで来れば、9時15分のタクシーの時間に余裕で間に合いそうです。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 8

途中、鹿と遭遇。逃げないので撮影してみました。ちょうど4年前、クライミング(ボルダリング)中の怪我で左膝の靭帯を損傷。リハビリのつもりで北山崎周辺のトレイルに挑戦したものの、想像以上に激しいアップダウンに膝が悲鳴を上げ、全行程の半分も歩けず無念の敗退…。「今度こそ、4年前の宿題を片付けてやるぞ~!」

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 9

この観光乗合タクシー、利用料金は何と500円!し、し、知りませんでしたぁ~!これなら単独行でも効率よく縦走できるじゃないですか!いやはや、便利な時代になったものです。AIに聞いてみるものですね。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 10

観光乗合タクシーに乗り込み、北山崎へ移動。いよいよ本命の「北山崎~机浜」トレイルのスタートです!今回歩いたコースは、北山崎 → 北山浜 → 手掘りトンネル → 机浜番屋群。これがもう、期待以上の素晴らしさだったんです!

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 11

9時15分スタートです。北山崎の入り口には、たくさんのお店が立ち並びます。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 12

第1展望台より北山崎の絶景を望みます。北山崎といえば、高さ約200mもの断崖が連なる三陸屈指の景勝地。展望台から見下ろす景色だけでも十分感動的なのですが、このコースの真骨頂は、それだけではありません。何と、あの断崖絶壁の真下、海岸まで下りて歩けるんです!

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 13

その後、第二展望台を目指します。何度見ても感動する景色です。今日も朝から快晴です。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 14

長い階段を下っていきます。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 15

第2展望台に到着!より近くより断崖絶壁を望めます。展望台から眺める北山崎は、まさに壮大なパノラマ。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 16

ズームアップ!

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 17

さらに波打ち際まで下ります。510段も下るようです。ちなみに第1展望台から数えると736段もあるようです。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 18

波打ち際まで下ってきました。さらに間近で断崖絶壁を望めます。「うわぁ~!こりゃ凄い!」思わず声が出てしまいました。「上から見下ろす北山崎」と「下から見上げる北山崎」。この二つの絶景を一度に楽しめることこそ、本コース最大の魅力!

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 19

海岸に下りて見上げる断崖は、まるで巨大な岩の壁が目の前に立ちはだかっているかのような大迫力!

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 20

波打ち際まで下った後の登り返しが辛かった…。この日、お会いした方は外人のご夫婦の2組でした。このみちのく潮風トレイル、海外から来られる方も多いようです。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 21

「北山崎 → 北山浜 → 手掘りトンネル → 机浜番屋群」は、みちのく潮風トレイルの中でも、三陸海岸の迫力と冒険気分を味わえる魅力的なコース!

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三陸海岸 自然歩道 22

熊も出るようです。熊対策にクマ除け鈴と熊撃退スプレーを持参しました。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 23

道は、とても綺麗に整備されていて歩きやすいです。リハビリには、ほんと良いコースです。ただし、アップダウンが激しいので体力勝負です。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 24

AIに聞いてみたところ、ムラサキシキブ(紫式部)という植物(果実)のようです。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 25

本コースで唯一道路と合流した場所です。ここより、いよいよ第二幕!北山浜の手彫りトンネル(隧道)潜りに突入です。車が停まっているトンネルを潜る所から始まります。

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三陸海岸 自然歩道 26

ゴールまで、あと1.7キロのようです。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 27

北山漁港にて。海がきれい♪

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三陸海岸 自然歩道 28

素晴らしい景観です。この先、どう行くんだろう?

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 29

砂浜を通って最初のトンネルを潜ったところ。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 30

先ほど潜った最初のトンネルを振り返ります。北山漁港にて。今回もう一つ楽しみにしていたのが、北山浜から机浜方面へ向かう途中に現れる「手掘りトンネル」です。

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三陸海岸 自然歩道 31

あっ!道を発見!どうやら、ここ(茶色の大岩の脇を斜上)を進むようです。ここで迷って敗退した記録を目にしたものですから…。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 32

どうやらこの梯子を下るようです。なかなかの高度感です。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 33

その橋を下ると一つ目の「北山浜の手彫りトンネル」入り口です。これがまた、何とも冒険心をくすぐる場所なんです!切り立った岩壁にぽっかりと開いたトンネルの入口。内部には、人の手で掘り進めたことを感じさせる荒々しい岩肌が残っています。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 34

ヘッドランプを装着して潜ります。重機も満足になかった時代、ツルハシなどを使い、人力でこんな岩壁を掘り抜いたとは…。昔の人たちの苦労とたくましさには、ただただ驚かされるばかりです。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 35

一つ目の手彫りトンネル出口にて。かつて地元の人々や漁業関係者の往来を支えるために利用されたと伝わるこのトンネル。単なる観光スポットではなく、三陸の人々の暮らしと歴史を感じられる貴重な場所でもあります。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 36

二つ目の「北山浜の手彫りトンネル」が見えます。田野畑の海は良質な天然コンブやアワビ・ウニの好漁場です。海が荒れた後などに打ち上げられるコンブを拾い集めたり、船を寄せにくい磯場へ道具を運んだり、収穫した海産物を運搬したりするために長年日常的に使われてきたようです。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 37

手彫り感が生々しいです。地元に伝わる証言や三陸沿岸の漁場開拓史から「昭和初期〜中期(戦前〜戦後頃)」にかけて地元住民・漁業関係者の手で掘削されたものとされています。昭和期に生活・磯漁の利便性向上を目的にツルハシなどを用いて人力で掘り進められたことが分かっています。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 38

一部の崩落しやすい箇所には後年に吹き付けやコンクリート巻き立ての補強が施されているものの、大部分は荒々しいゴツゴツとした岩肌がむき出しの「素掘り」の姿をそのまま留めています。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 39

二つ目の手彫りトンネルの出口にて。トンネル内に照明設備は一切ありません。途中で緩やかにカーブしている箇所があり、中に入ると入口・出口の両方の光が届かない完全な暗黒になります。通行にはヘッドランプや強力な懐中電灯が必須です。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 40

トンネルを抜けると美しい砂浜に出ました。目の前には荒々しい岩壁、その向こうには太平洋の大海原!「こんな場所を歩けるなんて、最高じゃないかぁ~!」もう、感動モンです!ただし、この海岸区間は潮位や波の状況によって通行が難しくなる場所もあります。特に北山浜周辺は満潮時に通れなくなる場合があるため、事前の潮汐確認は必須!安全第一で楽しみたいところですね。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 41

ゴールまで残すところ0.7キロです。楽勝!と思いきや、ここからの長い急登が辛かった…。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 42

これでもか~!ってくらいに急登が続きます。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 43

急登に疲れた体を美しい海の景観が癒してくれます。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 44

やっとなだらかな尾根に出ました。ゴールまであと少しです。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 45

透き通ったマリンブルーの海がとても綺麗♪

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 46

東日本大震災の時は、ここまで水が来たようです。AIに聞いてみたところ「単なる浸水・水没にとどまらず、沿岸に立ち並んでいた25棟すべての番屋が津波により完全に流失(全壊・流出)しました。」とのこと。その後、地域の人々の努力によって番屋群が再建され、今では漁業体験や地域交流の拠点として再び活気を取り戻しています。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 47

美しい景色を楽しむだけでなく、三陸の厳しい自然とともに生きてきた人々の歴史や、震災からの復興にも思いをはせることができました。

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 48

ついにゴールの「机浜番屋群」に到着!ここもまた、三陸ならではの歴史と文化が息づく素敵な場所です。今回の全行程は、休憩時間を含めて3時間15分。豪快な断崖絶壁、迫力満点の海岸歩き、冒険心をくすぐる手掘りトンネル、そして歴史情緒あふれる机浜番屋群…。これだけ見どころがギュッと詰まっていて、しかも次々と景色が変わるのですから、楽しくないわけがありません!

2026年10月18日

三陸海岸 自然歩道 49

これまで私が歩いた「みちのく潮風トレイル」の中でも、間違いなくベスト3に入るほどの名ルート! 自信を持ってお勧めできます。

2026年10月18日

GPSの軌跡

<2026年 10月18日(日)>
行動時間 3時間15分(休憩時間含む)
【弁天崎ルート:35分】机浜番屋群駐車場(8時5分)~弁天崎(8時30分)~机浜番屋群駐車場(8時40分)=観光乗合タクシー移動
【北山崎~机浜ルート:2時間40分】北山崎駐車場(9時15分)~736段下(9時50分)~北山浜(11時5分)~机浜番屋群駐車場(11時55分)
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