酔いどれ日記 2006年06月

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6月30日(金)雨降り (^_^;)

今日の夕方までお天気、よかったのにぃ~!実は、明日から1泊2日で秋田の沢へ行く予定でした。久しぶりの連休だというのになぁ~(^_^;)。ここ盛岡は、現在激しく雨が降っています。天気予報によると、秋田方面も雨で、しかも明日も一日中雨降りのようです。いやはや、マイッタなぁ~!

これでは、明日の遡行は無理です。明後日に勝負を掛けるかぁ~!雨さえ止んでくれれば…。せっかくの週末だというのにショックです。でもまぁ、行くだけ行ってみようかな?と思っています。やはり、週に一回は自然の中で戯れたいですものね♪雨の中でも、山は楽しめますもの!今宵は、早めに寝ま~す!ではでは、おやすみなさ~い!雨よ、止んでおくれぇ~!!!


6月29日(木)画像処理ソフト Photoshop

ここ最近、暇を見つけては画像処理ソフトの最高峰、「Photoshop」のレベルアップを図っています。で、、先日購入した参考書が『プロとして恥ずかしくないPhotoshopの大原則』です。ネットで調べたところ、この本が結構人気が高かったようでしたので(左の写真がそうです)…。ワクワクしながら読んでいます♪(^^)

このHPに写真を掲載するのに画像処理は必要不可欠ですし、私自身もっとレベルアップしたいという気持ちも強かった上に、パソコンスクールの経営者として他スクールとの差別化を図っていきたい!という気持ちもありました。

特にここ盛岡市内では、なかなか低料金でこの「Photoshop」を生徒さんの要望に応じて教えてくれるところは、私の知る限りほとんどないようでしたし。といっても、このソフトはとても高価で10万円以上するんです。これまで「習いたい!」って方の多くが、そのようなお仕事関係の方々がほとんどでした。

個人の趣味の範囲であれば、姉妹品の「Photoshop Elements」で十分だと思います。これなら1万4千円ほどで買えますし、先にこのソフトの操作を覚えてから、Photoshopに挑戦された方が、スムーズにマスターできると思います。

特に「ホームページを作りたい!」って方にとっては、写真はつきものですし、画像処理は避けては通れないこと。また、素材を作ったりするうえでも画像処理ソフトをある程度使えた方が素晴らしいページ作りに役に立つと思っています。画像処理は、とても奥が深く「これでおしまい!」ってことはないのですが、更なる高みを目指して頑張りたいと思っています。

さて、話変わって…。昨日は、この日記を更新できなくってゴメンなさいm(__)m。もう直ぐ8月、沢シーズン本番!今シーズンの沢、夏合宿はどこにしようか?と授業の合間をみては、一生懸命考えておりました。去年から「来年の夏は北海道へ行こう!とエリアは決めていましたが、「さて、北海道のどこの沢へ行こうか?」と。もう、「あそこも行きたい!ここにも行きたい!」と悩んでばかり…。で、結局日高山脈のヌビナイ川右俣へ行こうかな?と検討中です。

私が持っている資料、1999年の「山と渓谷」の特集「名渓39選」を見て、これだ!と思いました。この企画は、全国的に有名な沢屋さん36人からアンケートをとり、一人につき5本の名渓を選定。さらに、その5本の中での重みを表すために、ポイント制を導入。その結果、北海道の沢は次の三本が選ばれていました。①大雪山系・クワウンナイ川(6人12pt) ②日高山脈・ヌビナイ川右俣(4人8pt) ③道南・須築(すっき)川(2人4pt)。

大雪山のクワウンナイ川は16年前に遡行していますし、日高山脈は学生の頃からの夢でした。「いつか行ってみたい!」とず~っと思っていました。このヌビナイ川はネットや手持ちの資料では、日高山脈で一番美しい!と紹介されていたのも大きな決め手となりました。また、北海道で一番美しい!と書かれているものもありました。ここ岩手からでも北海道は遠く感じますが、行ける時に行かなくっちゃ!と思っています。夏が待ち遠しいこの頃です♪(^^)


6月27日(火)「沢の扉」更新

本日、昨日登った秋田駒ケ岳の写真を8枚ほど、「酔いどれ画像掲示板」に掲載いたしましたよ!高山植物、何度見てもウットリしますね♪(^^) 今年はいくつ覚えられるかなぁ?これからも週に一度は山へ行きたいものです。

山へ行くと、とっても気分が良くなり、その後の仕事にも集中できるように思います。多少は肉体的な疲労はありますが、精神的な癒し効果は絶大なものがあると感じています。

いよいよこれから本格的な沢シーズンがやってきます。岩手の場合、入渓できる期間が実質3ヶ月くらいしかありませんので、チャンスを見つけて、一本でも多く遡行したいものです。

現在暇を見つけては、今年はどこの沢へ行こうかな?と物色中で~す♪まさに幸せなひと時!去年行こうと思って行けなかった朝日連峰の根子川イリソウカ沢へはぜひ行ってみたいし、和賀山塊でまだ入っていない沢もあり今年は行ってみたいなぁ~!袖川沢・キトノ沢や堀内沢・辰巳又沢など。高下川も記録を読むと面白そうですね♪夏のメインの沢は、北海道は日高山脈の沢へ入りたいなぁ~!って思っています。

25日(日)に単独で行った八幡平は小和瀬川流域の中ノ又沢の写真を「沢の扉」に追加いたしました。遡行したのが2日前なのに、ずいぶん昔のことのように感じるのはなぜなのかなぁ?近々昨日行った秋田駒ケ岳の写真を「山の扉」に紹介したいと思っています。今日の盛岡は朝から雨降り…。日月と2日連続で晴れてくれて、ほんとラッキーでした♪ 上の写真は、秋田駒ケ岳の名物?コマクサです。

『酔いどれ画像掲示板』 秋田駒ケ岳 ← 今すぐ見たい方はクリック!
『沢の扉・中ノ又沢』 ← 今すぐ見たい方はクリック!


6月26日(月)秋田駒ケ岳

本日は、山岳ガイドの仕事で、生徒さんを秋田駒ケ岳へ案内して参りました。今まさに高山植物シーズン♪ガイドとして多少はお花の名前を答えられないと…との思いもあり、数日前より、一生懸命秋田駒ケ岳に咲く高山植物の名前を丸暗記しました(^_^;)。試験の前夜のようで、大学受験当時を思い出した次第です。

いやぁ~花の名前って、どうしてこんなに直ぐに忘れてしまうのでしょうか?沢や滝の名前は、忘れることはないのになぁ~!その時覚えたつもりでも、翌日になると「あれ?なんだっけ?」状態に…(^_^;)。猛特訓のせいか?本日は、生徒さんに聞かれた花の名前のほとんどを答えることが出来ました(^^)。

しかし、いまいち自信がなく、「もし、間違っていたら家に帰って調べて、直ぐにメールしますので…」と私。で、結局調べた結果、全て当たっていて、ホッとしました。今朝は6時に生徒さんと待ち合わせして出発したのですが、小雨がパラついていました。そして、雲も厚く、「あれ?天気予報と違うぞ!」と。で、登り始めもガスの中を登ったのですが、途中で、ガスも晴れてきて時折視界も広がりました。

360度の大展望と高山植物も楽しめて、とても楽しい山行となりました。生徒さんにも、とっても喜んでもらえたようで、嬉しかったです。「月曜日だから、今日は混まないだろう!」と思っていたのですが、予想に反して、山頂付近には物凄い人だかりが…(^_^;)。小学校や年配者の団体さんが登っていたのですよぉ!でもまぁ~皆が登りに来る理由もよくわかります。だって、とっても素晴らしい山なんですもの♪(^^)

秋田駒ケ岳、何度登っても飽きない山です。今日の花は、ミヤマキンバイやタカネスミレの群生が凄かったです。黄色系の花がイッパイ咲き乱れていました。秋田駒ケ岳の名物、コマクサはチラホラしか咲いていませんでした。今日は、風もなく歩くには程よい気温で、まさに快適♪ウットリしそうなほど、癒されて帰ってきました。これから夜の部の授業(パソコン)が始まりま~す!もうひと踏ん張り、頑張らなくっちゃね!上の写真は、本日撮影したタカネスミレの群生(写真下の黄色い花)と秋田駒ケ岳です。


6月25日(日)ただいまぁ~♪

本日は、秋田八幡平の小和瀬川、中ノ又沢へ行って参りました。たまには単独でノンビリ遡行するのもいいもんですね♪朝4時30分に出発し、現地に到着し歩き始めたのが6時30分。お天気は、「もしかして雨が降るかも?」という曇り空でしたが、遡行する頃には雲も取れ、素晴らしい天気になりました♪まさに沢日和!って感じです(^^)。

この沢を遡行しての感想は、下流部のゴーロ歩きとヌメリのひどさ(季節的なものかな?)を除けば、それなりに楽しめる沢でした。小滝とナメが連続し、飽きさせず、全ての滝を登れるのも魅力かもしれませんね。

滝と言っても5~10Mほどの小さなものばかりでしたが、渓相は綺麗でした。一人で遡行するには、いいかもしれませんね。しかし、難易度は1級かなぁ~?私にとっては、ちょっと物足りなかったです。

やはり八幡平ですね、沢上に結構雪渓が残っていました。雪渓処理に苦労することはありませんでしたが、それなりに残っていて、ビックリしました。もう直ぐ7月だというのにねぇ…(^_^;)。これから沢登りを始めたい!って方を案内するには格好の沢だと思いました。

今回の遡行で、一番気になったことは、最初、林道のどん詰まりまで歩いて、その後、地図に記載されていない登山道になって…・。この道を行くと、果たしてどこへ出るのだろう?何のための道なんだろう?って興味津々でした。で、どんどん歩いて行ったのです。当初は、「おそらく、この道、沢へ降りるはずだ!」と確信していました。ところが、沢からどんどん離れていくので、「こりゃ、沢へ下降するのが大変かも?」と思い、往路を戻り、以前利用した枝沢を利用し、中ノ又沢へ下降して遡行した次第です。

遡行を終了し、同沢下降中に摩訶不思議な?この道の意義と目的を知ることが出来ました。「う~ん、なるほど!」と思った次第です。上流部になんと「取水口」があったのです(大倉沢出合のちょい上)。2万5千図を見ると、ちゃんと記載されていたんですよ!この水路が標高560Mの枝沢まで中ノ又沢の右岸沿いに通っており、さらに北上し八幡平方面へ続いているのです。2万5千図の水色の点線がそうです。よくまぁ~このような長大な水路を山に作ったもんだ!と感心した次第です。この水って、そんなに貴重なのかな?

よって、下降は当初は同沢を降りる予定でしたが、この水路の道を標高560Mの枝沢まで利用して歩きました。ところが、さらにこの道が、中ノ又沢林道へ続いていることがわかったのです(途中で分岐するが、わかりずらい)。おそらく、堰堤や取水口を作る際の資材運搬路&その後の点検路として、利用されているような感じでした。登山道と変わらないほどの立派な道でしたよ。この道を利用したお陰で、下りは車のデポ地まで50分で到着することが出来ました。

本日は、遡行の楽しさよりも、道のなぞが解けた喜びの方が大きかったと思います。この沢と道、タツノクチ沢の下降路として使えそうですね!単独のせいか、あっという間に遡行終了し、12時30分には帰宅できました(上部取水口まで遡行)。その後、洗濯や写真の整理などして…。明日は仕事で秋田駒ケ岳へ山岳ガイドをして参りま~す♪二日連続で山へ行けるなんて、なんて幸せなんでしょう♪(^^) 上の写真は、本日撮影したものです。尚、「酔いどれ画像掲示板」にも8枚ほど掲載いたしましたので、ご興味のある方は、ご覧くださいね。

『酔いどれ画像掲示板』 八幡平・中ノ又沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!


6月24日(土)明日は沢の日♪(^^)

明日は仕事がお休みです。で、お天気も良いようですし、どこの山へ行こうかな?と朝から思案していました。翌日26日(月)は山岳ガイドの仕事が入っていて、あまり疲れる山登りをすると翌日のガイドの仕事に影響をきたすかな?との思いもあり、最初は近場で手ごろな山の縦走を考えていました。

ところが…天気予報によると、明日は超快晴!まさに沢日和♪「やはり行くなら沢だよなぁ~!」となりました。あまりハードじゃない沢で、単独でも行けそうなところを物色しだす私…。私が持っている沢の資料や、HPなどで「どこへ行こうか?」と考えること2時間。たまたまネットで検索していたら「うん、これなら体に優しそうかな?」と秋田の小和瀬川流域の中ノ又沢へ行くことにしました。

2年前より、この秋田の小和瀬川流域に通い続けていますが、この中ノ又沢はまだ遡行していなかったのです。ていうか、日本登山体系の本にも記載されていない沢ですので、「沢登りの対象外かな?」とてっきり思っていました。で、本日たまたまHPで検索してひっかかった記録と写真を見ると、ナメと小滝と釜が連続し綺麗な沢で楽しめそうです。時間の関係上、完全遡行は無理そうですが、上部二俣まで行って、同沢を下降して来ようと思っています。

久しぶりの単独遡行、足慣らしと体力トレーニングを兼ねて行って参ります。明日は夕方までに帰宅しなければなりませんので、朝はめいイッパイ早出をするつもりです。よって、今日はこの辺で…。お休みなさ~い♪(^^)

PS 上の写真は去年遡行した小和瀬川流域の湯ノ又沢にて。小和瀬川流域の沢の中では、一番手強く面白い沢だと思います。


6月23日(金)26万アクセス突破!

本日このHPが26万アクセス突破いたしましたぁ~!昨日はいつもよりアクセス数が多く331もありました(通常は250前後)。ホームページを公開して約5年、公開した当初は世間でまだホームページというのが一般的じゃない時代でした。

企業関係などはホームページを公開していましたが、個人で公開する人はごく稀な時代だったと思います。私も四苦八苦しながらこのHPを作成しました。当時はサラリーマンをしていましたので、帰宅後深夜2~3時まで毎日作業に没頭していました。休みの日は、それこそ朝から晩まで…。公開した当初は30ページでスタートしたのですが、現在は260ページにもなりました。「塵も積もれば…」、または「継続は力なり…」ですね。

HPを作成したきっかけは、「私自身の山行記録を整理したいなぁ~!」ということと、「山情報を提供したい!」ということでした。20年間の私の山行記録は、膨大なものになっていましたので、「ここで整理しないと一生しないだろうなぁ~!」との思いもありました。その中で、記録や写真を撮っていたものだけを公開いたしました。この「酔いどれ日記」も週に2~3回しか更新していませんでした。兄から「たまには更新しろ!」とお叱りのメールまで頂戴する始末…(^_^;)。

それにしてもインターネットやホームページの普及の凄さには驚嘆しています。最近の生徒さんのリクエストを伺うと「ホームページを作りたいのですが…」という要求が何と多いことか!普通のスクールですと、ホームページ作成ソフトの「ホームページビルダー」の操作の仕方は教えてもらえるのですが、webデザインや検索エンジンの登録の仕方、また多くの人に見てもらうための裏技などまでは教えてもらえないようです。また、ご商売で買い物カゴの設置の仕方(プログラム)や、問い合わせフォームの作り方など。

去年までは業務用の絵を書くソフト、イラストレーターや、写真などの画像処理ソフト、フォトショップを教わりたい!という方は、皆無でした。しかし、今年に入ってから「ぜひ教わりたいです!」という生徒さんが急増しています。かなり難度の高いソフトですが、とても奥が深く楽しいソフトです。イラストレーターやフォトショップなどのソフトを1時間千円で教えているスクールは、全国で私のところだけかも?(ちょっと宣伝)。何はともあれ、生徒さんがレベルアップされる姿を見るのが、私の一番の喜びなんです。ちゃん、ちゃん!上の写真は私のネット仲間、deweyさんの作品です。タイトルは「早苗:夏に向かって」です。

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6月22日(木)メルマガ
発行 700回記念!

本日、私が毎朝発行しているメールマガジン「今日の言葉」の発行回数が700回となりました。思えば2004年1月9日に第1回目を発行して以来、2年と5ヶ月、土日祝を除いてほぼ毎日発行し続けて参りました。

このメルマガを発行しようとしたきっかけは、その当時起業家仲間で、かつパソコンの生徒さんでもあった方が、いろいろと大変な悩みを抱えていたようで…。度々人生相談のようなことを受けました。「少しでも前向きになってくれれば…」と思い、偉人や成功者の名言と自分なりの解釈をことあるごとにメールで送っていました。

私に出来ることは、そんなことくらいしか思い浮かばなかったのです。それが、思いの他、結構喜んでもらえたようで、「それならもっと多くの人にも…」と思ったのがメルマガ発行のきっかけでした。メルマガを発行した当初は、講読者数が50名もいなかったと思います(現在毎日2,800名)。メルマガを発行している人たちの多くは、発行部数を気にする方が多いようですが、私はまったく気になりませんでした。

だって、いままで一人の方にメールをしていたのを、複数の方に変えただけですし、発行部数より、偉人・成功者の名言によって、何かを感じてもらえれば、そして少しでもいい人生を送っていただけるきっかけになれば…と思っていただけでした。ここまで継続できた一番の理由は、読者の方々よりたっくさんの励ましや感謝のメールをいただいたことだと思っています。今でも毎日そのようなメールが全国から届きます(時には海外からも)。皆さんに支ええられて、これまでやってこれたのだと思います。ホント感謝感謝ですね!特に本日は全国から「700回発行おめでとう!」のお祝いと感謝のメールをたっくさん頂戴した次第です。ホントありがたいことです。

私の思考に大きな影響を与えた偉人に中村天風氏(故人)がいるのですが、彼の「思考は人生の一切を創る!」という名言が大好きなんです。思考が変われば人生も変わります。その思考を偉人や成功者から学ぼうじゃないか!というのが、私のメルマガ「今日の言葉」の趣旨です。読者の方々と共に学び成長したいと願っています。これまで私を支えてくださった読者の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。上の写真は私のネット仲間、deweyさんの作品です。タイトルは「路傍」です。仏様のようにいつも心穏やかに、そして寛容な心を持ちたいものですね。

人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、
頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。

<中村天風>

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6月21日(水)画像処理ソフト Photoshop

ここ最近は画像処理ソフトの最高峰「Photoshop」にハマっています。姉妹品の「Photoshop Elements」は仕事がら使いこなしているせいか、Photoshopも違和感なく操作できて嬉しいです。以前もPhotoshopにハマりましたが、再挑戦しています。

写真を思うように画像処理できるようになると、どれだけ楽しいことか!とても奥の深いソフトなので、終わりはないのですが、ひとつひとつテクニックを磨いている昨今、寝食を忘れて?取り組んでいます。

また生徒さんの中に、この「Photoshopを教えて欲し~い!」という方もいらっしゃいますので、これを機会に更なる高みを目指して頑張りたいと思っています。

携帯電話の普及率は8割を超えているとか…。そしてデジカメの普及率も5割を超えているようです。二人に一人はデジカメを持っていることになりますね。そのせいか「写真をパソコンに取り込んで、画像処理をしたりする方法を教えて欲し~い!」または「パソコンで写真を整理・管理したいのですが…」という授業のリクエストが急増しています。これも時代の流れなのでしょうね。

Photoshopを使って画像処理をすれば、下手な写真や失敗した写真でも見事な写真に様変わりするんですよ!思い出の写真や人にプレゼントしたい写真は、出来るだけ綺麗に、そして楽しい写真に仕上げたいものですよね。今月は、「Photoshop 強化月間」と決め、今しばらく頑張りたいと思っています。上の写真は、私のネット仲間、deweyさんの作品です。タイトルは「屋台」です。屋台をこのように芸術作品に仕上げてしまうのですから、スゴイですよねぇ~!東京にいた頃は、よく屋台に行ったもんだなぁ~!屋台のアウトドア感覚がたまらなく好きでしたねぇ~♪(^^)


6月20日(火)「山の扉」 更新!

先週は1週間の間に宮城の大行沢と八幡平の源太ヶ岳へ行くことが出来ました。沢登りと一般登山の両方楽しむことが出来ました。それ以前は、さっぱり山へ行けない日々が続いていましたので、余計楽しく感じたのかもしれませんね。気分スッキリ♪(^^)

今まさに新緑の美しい季節♪ホント歩いていて体がとろけそうになります。八幡平のような標高の高い山でも、残雪は多いものの、新緑が芽吹いてきています。

いよいよこれから沢シーズン到来!気合を入れて、頑張らなくっちゃね!今年は例年に比べ山岳ガイドの仕事が多いです。来週も一件入っていますし、来月は沢ガイドの仕事が2件も入っていますし。こりゃ、真面目に?体力トレーニングしなきゃね!一人でも多くの方に、山の素晴らしさや楽しさをお伝えしたいものです。

岩手の山のよさの一つに、何と言っても「温泉」があります。下山後直ぐに入浴できるのは魅力ですよね。東京にいた頃は、遠方へ行かないとなかなか温泉に入る機会がありませんでしたが、ここ岩手に来てからは、毎週のように温泉に入っているように思います。温泉大好き♪特に下山後の温泉は、体がとろけそうになります。また、ここ岩手の山々は、高山植物の宝庫ですね!全国から花ファンの方々が大勢いらっしゃるのもわかるような気がいたします。

本日久しぶりに「山の扉」を更新しました。しかも、2つも!一つは1ヶ月前に愛弟子のえるさんと行った残雪の秋田駒ケ岳。もうひとつは、先日生徒のKさんと一緒に登った八幡平の源太ヶ岳です。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪(^^)

PS 上の写真は、源太ヶ岳山頂直下の雪渓を下る生徒のKさんです。

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『山の扉・八幡平・源太ヶ岳』 ← 今すぐ見たい方はクリック!


6月19日(月)八幡平・源太ヶ岳

昨日は生徒のKさんと八幡平は源太ヶ岳を登って参りました。この山は、八幡平の中でも主稜線より外れているせいか、登山者が少ないようです。その分、静かな山登りを満喫できますよ♪この度、生徒さんのリクエストにより、登ってみることにしました。

今回は松川温泉より入山しましたが、途中山菜採りの方4名、登山者2名に会っただけでした。このコース、足回りは長靴がお勧めかも?湿地帯あり、上部の雪渓の雪解けありで、登山道は結構ぐちゃぐちゃでした。場所によっては、沢のようにダブダブと流れているところも…(^_^;)。

高山植物もあちこちに咲いていましたよ♪私は花オンチなのですが、生徒のKさんが詳しいので、いろいろと教えていただきました。しかし、下山する頃にはやはり?忘れていて、何度も聞きなおしました。滝の名前は一発で覚えるのに、こと高山植物になると覚えが極端に悪くなるようです(^_^;)。

結構残雪が残っていてビックリしました。さすが八幡平だなぁ~!って。山頂直下は雪壁に近い状態でしたよ。軽アイゼンかピッケルがあると安心して登れると思います。山頂からの展望がまた素晴らし~い♪360度の大パノラマを満喫できますよ!また残雪と新緑のコントラストが見事でした♪この山、また行ってみたいところです。下山後直ぐに温泉に入れるのも魅力ですね。この松川温泉の湯質が大好きなんです。まさに「これぞ温泉!」って感じがたまらないです。

何はともあれ、楽しい登山ができ、よい気分転換になりました。生徒のKさん、お疲れ様でした。尚、今回撮影した写真を「酔いどれ画像掲示板」に8枚ほど掲載いたしました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪上の写真は、源太ヶ岳より大深岳を望む。

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6月17日(土)ALLWAYS 三丁目の夕日

今日の盛岡は、久しぶりに晴れました。木曜日に沢へ行ってから悪天が続き、沢でびしょ濡れになった装備や衣類を干すことが出来なかったのですが、本日やっと全て乾かすことが出来ました♪今朝は朝から洗濯や装備関係の干し作業!先日の大行沢では、見事に?全てずぶ濡れになりましたからねぇ~!テントや寝袋もやっと干すことが出来て一安心です(^^)。

明日は生徒さんと共に八幡平へ行ってきます。マイナーな山ですが松川温泉より源太ケ岳を登って参ります。夜は飲み会が入っていますので、早めに下山しなくっちゃね!私も始めて登る山ですので、楽しみです♪(^^)

先日レンタルビデオを借りて、「ALLWAYS 三丁目の夕日 」を観ました。たくさんの生徒さんから「先生、この映画お勧めよぉ~!」と言われていたので、ワクワクしながら見ました。とても感動的な映画でした。時は昭和33年春という設定の物語。東京タワーが完成した時代の映画だそうです。懐かしいと言っても、私はまだ生まれていない時代の話ですが、幼少時代を思い出しながら、鑑賞した次第です。模型飛行機や力道山、そして家庭にテレビが普及する頃の話で、幼少時代を懐かしく思いながら拝見しました。

その当時はみんなが貧しかったんですよね。しかしながら、貧しいながらも前向きだったように思います。どんなに貧しくとも、希望をもって生きてきた時代。そのような庶民の暮らしぶりにスポットを当てたところにこの映画の成功の要因があると思います。今の私と重ね合わさって思わず涙が溢れてきました。特に好きあっているのに一緒になれないシーンは泣ける場面です。そして、子役の演技も光っていました。人情味溢れるストーリーです。この映画、お勧めですよ!

去年のこと、県内の某公立高校の校長先生より仕事の依頼を受け、昭和24年から41年までのその高校の歴史と昭和史の歴史を紐解き、その校長先生の生徒さんと一緒にパワーポイントで資料を作成したことがありました。その高校のOB会のメインイベントに上映したいとのことで、上映時間は約1時間、パワーポイントで200ページもの膨大な資料作成となりました。会場はホテル東日本の大会場、何度か足を運び、映像の映り具合から音楽の調整などホテルの方とも打ち合わせをさせていただきました。完成するのに約半年もかかりました。昭和24年から41年のヒットした代表的な曲や主な事件や政治経済の写真も全て調べ上げ、入手しました(この作業が一番大変だったかも?)。

その当時の物価からヒットした曲、言葉、主な事件など、全て調べ上げ、映像と音楽タップリの皆さんが楽しめる資料を作成しました。とても大変な作業でしたが、良い勉強をさせていただきましたし、楽しい作業でした。特に昭和史の紐解きには時代の移り変わりを痛切に感じた次第です。上映の結果、大好評で、とても嬉しく思いました。その生徒さんや皆さんがとっても感謝して下さいました。その作業をしていたとき、その生徒さんの校長先生がしみじみと次のように語っていたのが印象に残っています。

「その当時は、みんな食べるのに必死だった、皆が貧しかった時代、でも、楽しかったなぁ~!貧しかったけど、みんな活き活きとしていた!ホントいい時代だった!」と。その上映のタイトルが「蘇る青春!」だったんですよ!一緒に写真編集をしていて、思いました。その写真を拝見すると、みんな楽しそうにしているんですよ!「幸せとは何か?」を改めて考えさせられました。この度観た映画のビデオ「ALLWAYS三丁目の夕日」は、そのことを髣髴させる素晴らしい映画だと思います。皆さんも、ぜひ観て下さいね!これはお勧めですよ!「幸せとは何か?」の問いに何らかのヒントを与えてくれる素晴らしい映画だと思います。愛情、そして友情、それこそが「幸せの原点」だと思わせる映画でした。


6月16日(金)大行沢 2

そうそう、本日本屋さんに行って先日発売されたばかりの山岳雑誌「山と渓谷」7月号を立ち読みしました。そしたら、トップ記事になんと東京時代の山仲間、荒山さんのエベレスト(チョモランマ)最高齢登頂の記事が載っていたんです!この荒山さんのことは、この日記にも5月23日に紹介しています。

40歳代で腰が痛い、体が痛い、具合が悪い…などと悲鳴をあげている人もいれば、荒山さんのように70歳でエベレストに登ってしまう人もいるんですからねぇ。

その後、いろんな方からメールを頂戴しまして「酔いどれさんのご友人の荒山さんがNHKに出演しているのを拝見しました、スゴイ方ですね!」とか「新聞の記事で拝見しました!」とか。荒山さん、今じゃすっかり有名人になったようで…。何はともあれ、身近な方がこのような快挙(世界記録)を成し遂げたことは喜ばしいことです。同時に、私達に夢と希望と勇気を与えてくださった荒山さんに心から感謝申し上げます。

実は先月私が東京にいたときに所属していた山岳会のNさんよりメールを頂戴いたしまして…「私たちの山仲間であり、“わたぐも”創立メンバーの一人でもある荒山さんが、過日、チョモランマに登頂しました。つきましては、荒山さんの成功を祝福するとともに、久しぶりのメンバーも交えて、貴重なお話をうかがいながら、美味しいお酒を飲みたいと思います。ぜひ、ご参加いただけますように!」とのこと。このお祝いの会、明後日18日(日)なんですが、、これを機会に荒山さんはじめ、東京時代の山仲間とも会いたいなぁ~!との思いもあり、「ぜひ参加したいなぁ~!」と思いきや、仕事上「う~ん、ちょっと厳し~い!」 自営業の辛いところでもあります(^_^;)。参加できず、ゴメンなさいです。

あっ!そうそう、大行沢でしたね!やはり沢登りはとっても楽し~い♪平日ということもあってか遡行者は我々だけでした(途中釣り人に三人会いましたが)。ここ岩手の山々はまだまだ残雪に覆われ、今の時期まともな遡行ができませんが、宮城では場所によっては、このようにまったく雪の心配をすることなく遡行できる沢があるということは、羨ましい限りです。高速道路を使えば、ここ盛岡からでも約3時間30分で入渓点に到着できますよ!

何はともあれ、仕事とはいえ、私自身も思いっきり楽しむことが出来ました。そして生徒さんも大満足されて嬉しい限りです♪本日「酔いどれ画像掲示板」に、この大行沢の写真を5枚ほど掲載いたしました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪(^^) 上の写真は、その大行沢の上部、「天国的に美しい」といわれる長大なナメ床にて私。ほんと車で走れそうなくらいかな?

『酔いどれ画像掲示板』 大行沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!


6月15日(木)大行(おおなめ)沢

昨夜から本日に掛けて、宮城県は二口山塊の大行(おおなめ)沢へ山岳ガイド(仕事)をして参りました。この梅雨の時期、雨による増水を心配しておりました。天気予報によると、昨日の宮城県は、曇りで雨マークはなく、本日の夕方5時頃から雨が降るようなことを言っていたのです。

「こりゃ、大丈夫!」と思い、出発したのはいいものの、昨夜宮城に入ったとたんに、雨が…。そして、さらに山間部に突き進むとさらに雨脚が激しくなってくるじゃありませんかぁ~(^_^;)。「まぁ、悩んでもしょうがない!明日の朝起きて川の増水量を見て決めましょう!まずは、焼肉でも食べながら飲みましょう♪」

で、結局昨夜は11時30分まで焼肉パーティーをしていました。もっと早めに寝る予定だったのですが、会話が弾んでしまったようです。今朝は5時30分起床!にしたのですが、私はいつものごとく4時に目が覚めてしまい、あとは寝袋の中で5時30分になるのをひたすら待ちました。下界では6~7時間寝ないと気が済まないのですが、山ですと5時間も寝れば自然と目が覚めてしまうようです。

で、今朝は雨は止んでいたのですが、いつ降ってもおかしくないどんよりした曇り空。そして結構ガスっていました。川を見ると、思ったほど増水もしていなかったので、「行きましょう!」ということにしました。この大行沢は今回で5回目の遡行となりますので、よほど増水しない限り、安心してご案内できる自信がありましたし。う~ん、かなりネムネム状態になってきました…(^_^;)。続きは明日の日記にて…。

上の写真は、頑張る生徒さんです。この大行沢は、ゴルジュの突破あり、泳ぎあり、巨岩帯あり、長大な美しいナメ床ありで、実に変化に富んだ素敵な沢なんですよ!生徒さんに喜んでもらえて、嬉しかったです♪これで岩手にまた一人沢登りファンが増えたことになります(ニヤリ)。このところ、風邪を引いたり体調を崩したりで健康状態がすぐれなったのですが、今回沢へ行ったら、大分よくなったようです。これも自然治癒力のお陰かな?(^^)


6月14日(水)夢

本日の日記は、バックナンバーからご紹介いたしますね。かれこれ1年前の日記ですが…。以前Sさんとそのお子さん(小学1年生)にクライミングを教えたことがありました。お子さんのリコちゃん、凄いんですよぉ~!バランス最高!気持ち良いくらいにスイスイ登っているんです。「教えること、何もな~い!」って感じでした。

子供って、頭で考えなくても自然に体が順応するんでしょうね。お母さんのSさんには「人間の重心は、体のひねりは、腕の使い方は…」などなどクライミングの理論?の解説をさせていただいたのですが、お子さんにはどうやらそのような説明は不要のようでした。

何よりもクライミングを楽しんでる!って感じが伝わってきて嬉しかったです。(^o^)

前回お会いした時に「リコちゃんは将来何になりたいの?」って聞いたところ、返ってきた答えが「リコ、将来プロクライマーになるぅ~!」でした。そこで今回も同じ質問をしてみました。そしたら「リコ、野球選手になるぅ~!」って。子供って、夢がイッパイあっていいですよねぇ~!そしたらすかさずお母さんが「ママだってイッパイ夢がるのよ!でも、実現できないことばかり…」って(^_^;)。ママさんファイト♪とても仲の良い親子で微笑ましく思いました。教えていて、とても楽しかったです♪(^o^)

そういえば、私自身、このところクライミングの練習をず~っとサボっていました。そろそろ頑張らないとリコちゃんに追い越されそう…(^_^;)。上の写真は、頑張るリコちゃんで~す♪(^^)。


6月13日(火)自在力

ここ最近いろいろと辛いことがありまして、心を浄化せねば…と悪戦苦闘する毎日です。辛い時にこそ、いかに強く前向きに考えることが出来るか!なんでしょうけど…。まずは憎しみや怒り苦しみなどマイナス感情を開放してあげないと…。以下、塩谷信男著『自在力』より 抜粋いたします。

『素直で、物事を肯定的に捉えることの大切さは、いくら強調しても強調しすぎる事はないと思います。なぜなら心というのは波動です。波動には波長がありますが、その波長がちょうど指紋のように人によってそれぞれ異なっています。

そして人間はこの固有の波長に同調するような事象にしか出合わないようにできているのです。波長に合わない事は起こらないようになっているのです。私たちの心が発する波長に同調する出来事でしか私たちには起こらないのです。

簡単にいえば、良い波長の持ち主には良い事が訪れ、悪い波長の持ち主には悪い事が降りかかってくるわけです。したがって、心をいつも明るく保ち、物事を前向きに考えている人には、明るく前向きな事柄が起こります。感謝の心を忘れない人は感謝せざるをえない事が起こります。仕事なら成功するし、研究なら成就する。また、自分にプラスの結果をもたらす人にしか出会いません。逆に愚痴ばかり口にし、ため息ばかりついていては、さらにそれを促がすような暗い出来事、マイナスの事象ばかりが降りかかってくることになるのです。

以下、「波動の四つの法則」をご紹介いたします。
① 同じような波動はお互いに引き合う。(類は友を呼ぶ)
② 違う波動は排斥しあい、相殺する。(犬猿の仲)
③ 出した波動はフィードバックされる。(カガミの法則)
④ 波動には優位の波動と劣位の波動があり、優位の波動は劣位の波動をコントロールできる。

自分が出した波動は、自分に帰ってきます。人を憎んだら自分にも憎みが帰ってきます。人に対してマイナスの波動(恨み、憎しみ、悪口など)を投げかければ、それと同質の波動が自分に帰ってくるのです。良い事をしたら良い事が帰ってきます。自分が出した波動ですから、帰ってくる波動もそれと同質の波動です。相手を好きになれば相手も自分を好きになるのです。』

経営の神様、船井幸雄氏は次のように述べています。『あるがまま、なるがまま全てを受け入れ、包みこみ、プラス発想して、楽しく前向きに生きよう。できるだけ長所や好きなことを活かし、できるだけ短所や嫌いなことに触れず、自分を活かして、できるだけ全てと仲良く生きよう、過去を思い煩わず、未来を心配せず、現在に至誠の気持ちで生きよう!』

PS 上の花の写真はイワカガミです。


6月12日(月)岩山の初夏

今週は前夜初日帰りで宮城の沢へ山岳ガイドしてきます。岩手の沢ですと、まだまだ雪渓が多いですし、ガイド料を頂戴するのに雪渓歩きばかりさせられませんし。で、宮城の沢へ生徒さんをご案内することにしました。

関東の方ですと、沢ガイドはそれなりにメジャーで深瀬さん、宗像さん、高桑さんなどがその道のプロフェッショナルとして全国的に有名です。東京にいた時は、これらの御仁たち(大先輩達)とよく沢でお会いしたものです。

ここ岩手では、沢ガイドしている人って、おそらく私だけじゃないかなぁ?もともとは「どうして岩手に沢ガイドがいなんだろう?」という疑問と、「岩手に沢登りを普及したい!」という気持ちから、趣味半分、仕事半分で始めたのですが、仕事の依頼の多くがテレビ局か雑誌社などが多いのが現状です。過去NHKさんやIBCさんにもTV出演させていただきましたし。今年も某大手出版社から私が関わった沢関係の本が出版されますので、お楽しみにぃ~!

「沢登りを教えて欲し~い!」って入門される方もいますが、何度か一緒に沢へ行っているうちに、すっかりパートナー的な感覚(友達)になってしまい、「来週末は○○沢へ行くから、一緒に行くか?お金要らないよ!」って感じになることが多かったように思います。将来性のある方に関しては特に。「その代わり、私が教えた技術を他の人に伝授するんだぞ!」と。東京の山岳会でチーフリーダーをしていた頃からそうでしたが、私は人を育てるの好きのようです。と言うより、人の成長を見るのが何よりも楽しみのようです。

最近はパソコンスクールの仕事が忙しくなってきて、なかなかトレーニングできない状況で(^_^;)もんですが、できる範囲内で頑張りたいものです。ここ数年5級の沢へも行ってないですもの。朝日連峰は三面川の岩井又沢か竹ノ沢の遡行は私の長年の夢ですし、出来れば岩手のメンバーでその夢を実現できたら…と願っています。5級(沢の最高グレード)の沢となると、私もかなり気合を入れないと…。まずは肉体改造計画かな?1週間分の荷物(約20K)を背負って泳いだり滝を登ったりしなきゃいけませんものね。特に5級の沢は、体力、技術、精神力、そして時の運(特に天候)など、全てが要求される場所ですもの。私にとっては武者震いするような世界です。

いやはや、パソコンスクールの生徒さんの要望が年々多様化してきて、毎日が勉強の日々です。でも、新しい知識を吸収できるって、とても楽しいことですよね♪これからは墓石屋さんと美容室さんのHP作りに専念することになりそうです。また新しい世界を勉強出来ると思うとワクワクします♪特に墓石屋さんはまったく未知の世界ですので…。もう一方の美容室のオーナーさんは、なんと遠路水沢(現奥州市)から毎週通って下さっているんですよ!ありがたいことです。私も頑張らなくっちゃ!(^^)

上の写真は、本日岩山まで撮影したものです。その他、5枚「酔いどれ画像掲示板」に掲載いたしましたので、ご興味のある方は、ご覧下さいね。(^^)

『酔いどれ画像掲示板』 岩山の初夏 ← 今すぐ見たい方はクリック!


6月11日(日)真の成功とは?

今日は久しぶりに仕事が休みでした。山に行きた~い!と思いつつも病み上がりの為、結局家でおとなしくしていました。そうそう、午前中に久しぶりに岩山を登ってきたんですよ!山道を新緑のトンネルをくぐりながら歩くのはとても気分がいいものです。岩山山頂直下の広場には高山植物もイッパイ咲いていて、野鳥の大合唱も凄かったですよ♪岩山は低山ですが、とっても好きな山の一つなんです(^^)。

私はメールマガジンを発行し始めてかれこれ2年と半年が経ちます。最初は日々の読者が50人足らずでしたが、今では毎日約3千人の方々に購読していただけるようになりました。そして毎日のように、全国各地(時には海外からも)感謝や激励のメールを頂戴しています。ホントありがたいことですね♪本日は、2004年1月13日のバックナンバーよりご紹介させていただきます。私の好きな名言です。「真の成功とは?」日々幸福でいられる気持ちなのだと思っています。

ハワイで、タイ料理レストランのチェーン店経営をして、大成功を収めたカオ・サナニコーネは、自分の店を開いた初期の頃を振り返って言った。「吹けば飛ぶような小さな店でしたが、照明に工夫をこらしたりして、雰囲気作りに努力しました。はじめは、人も雇えずに、家族の者だけで、他の仕事とかけもちしながら、やりくりしてたのです。

私は人と働く事が、好きだし人を喜ばせることも大好きです。だから、店で仕事をしていても、毎晩パーティーを開いてるような気持ちになるんです。会社で利益をより多くあげると言う点からみたら私は成功者とは、言えないかもしれない。でも、ニコニコ笑って、毎日幸せな気持ちでいられるのが、最高に嬉しいのです。

ある時お客様から「成功して金持ちになった気分はどうですか?」と聞かれて、私はこう答えました。「成功とお金は、関係ないですよ。仕事のいろいろな体験による学びと、素晴らしい友人たち、そして日々の幸福な気持ち。これが、私の成功です。」と。

『真の成功とは、金や財産を貯めて、贅沢することではない。』
<カオ・サナニコーネ>

PS 上の写真は、秋田駒ケ岳にて。


6月9日(金)大惨事の奇跡

今日の盛岡は一日中雨降りでした(^_^;)。さて、今日は何を書こうか?と考えること1時間…。う~ん、本日はバックナンバーからご紹介させていただきます。ご存知の方も多いと思いますが、何度読んでも感動的な実話ですので…。

以下は実際に、ワシントンポストに掲載された内容のようです。2001年9月11日、アメリカ同時多発テロの際のリックの愛と勇気の行動に涙した方も多いのではないでしょうか?

経験豊富な退役軍人のリック(当時62歳)は、世界貿易センター内のある会社の副社長をしていました。午前8時48分、最初の飛行機が激突した時、リックは事務所にいて、通報を受けました。直ちに彼は、ビル内の従業員全員に避難命令を出したのです。そして、自分は拡声器を手にして階段を駆け上り、各階から人々を避難させました。

階段の吹き抜け部分で人々を安心させようとして声をかけているリックの姿を見た一人の友人は「リック、君も外へ出なければダメだ!」と言いました。「全員が避難してからだ!」とリックは答えました。彼はまったく平静でした。その後、彼は本社に電話をかけ、降りて来られない人を探すために上へ戻ると言いました。同じ時、リックの妻は、その事件を知りました。しばらくして、電話が鳴ると、それはリックでした。「泣かないでほしい。今は同僚たちを救出しなければならない…」妻は泣きじゃくりました。

「もし、ぼくの身に何か起こったら、
君がぼくの人生のすべてだったということを覚えていてほしい。」


そして、電話は切れたのです…その後、分かったことですが、ビルで働いていた彼の会社の2,700人のうち、亡くなったのは、わずか6人だったのです。「大惨事の奇跡」だと言われています。

リックの勇気ある行動と責任感、そして人間愛。それこそが「奇跡」を起こせたのでしょうね。彼の勇気と愛情は、人々の心の中に一生刻み込まれることでしょう。「私が、私が…」という自己虫が増えている昨今、本当の人間のあり方を見せ付けられた思いでした。


6月8日(木)精神レベル

この数日間は、風邪を治すべく大好きなお酒も飲まず(梅酒だけは飲んだ)、睡眠をタップリとって健康的な生活を送っていました。今時期風邪を引くなんて…(^_^;)。来週は沢のガイド(宮城県)の仕事が入りましたので、それまではなんとしても体調を万全に整えておかなくっちゃね!

この2日間、タップリと寝ましたので、大分よくなってきました。たくさんの方々よりご心配のメールを頂戴し、この場を借りてお礼申し上げます。

本日は午後から出張講習に行ってきたのですが、その生徒さんのご自宅が私の母校(高校)の側だったのですよ。早めに着いてしまったため、時間潰しに立ち寄ってみました。それこそ26年振りのことです。いやはや、ホント懐かしかったです。私は高校時代庭球部(硬式)だったのです。当時テニスの名門校といわれ、インターハイの常連校だったんです。そりゃ~もう、練習は厳しかったですよ!特に女子は10年連続インターハイ出場で、県内向かうところ敵なし!って感じでした。

当時は、テニスコートが2面しかなかったのです。男子1面、女子1面しか使えず、他校と比べハンディーギャップが大きかったのですが、その分、朝授業の始まる前に早朝練習などをしてせっせと練習に励んでいました。本日行ってみたところ、テニスコートは4面に増えていて、しかも全天候型に変わっていました。「あぁ~ここでよく兎跳びをさせられたなぁ~!ここを走らせられたなぁ~!」などなど当時が懐かしく思えました。懐かしき高校時代!私の青春の原点かな?ラケットを握らなくなって15年以上経ちます。今でもたまに「テニスをしたいなぁ~!」って衝動に駆られる時があるんです。

話し変わって、浅見帆帆子著の『わかった!運が良くなるコツ』を以前読んだことがあります。ベストセラーになったようですね。以下、抜粋いたしますね。

『私は、「人それぞれ『精神レベル』というものがある」と考えています。この精神レベルが、その人のまわりに起こることを、全て決めているのです。良いことがたくさんあって、運も良く、憂鬱なトラブルにも巻き込まれずに流れるように生活できている人、今の状況に満足して幸せに暮らしている人は、精神レベルが高い人です。何回もトラブルに巻き込まれ、やること全てがタイミングが悪く、いつも嫌なことが起きて不平いっぱいの人は、精神レベルが低い人です。「運」はもちろん、自分のまわりのことは、どんな小さなことでも、自分の精神レベルに応じたことしか起こりません。

「波動」という言葉を聞いたことがあると思います。人を含め、全ての「もの」からは波動が出ているというものです。気功の世界では、「気」、他の分野では「エネルギー」とか「パワー」と呼ばれています。波動の仕組みでは、その「もの」が出している波動と同じような波長の「もの」は反応し合い、その結果、一緒に振動(共鳴)します。違う波動同士のものが近づきあっても、何も起こりません。人の精神レベルも、まさに、これと同じです。その人の精神レベルと同じレベルのものごとや人が反応し合って、集まってくるのです。だから、身の回りのことは、その人にふさわしいことしか寄ってきていないのです。

精神レベルを上げると、それまでのその人の生活や確実に運のいいことが起こり、ものごとがタイミング良く流れるようになります。あなたのまわりには、あなたの精神レベルにふさわしい人しかいないのです。水面に石を投げたところを想像して下さい。「ドボン」と石を投げると、水が揺れて、石を取り囲むように円形状の輪ができます。この振動が水を伝わって、どんどんまわりに広がっていきます。その振動のせいで、遠くの水面に浮かんでいた葉っぱが揺れたり、もっと大きな石の場合は、停まっていたボートも揺れます。そして、その振動が、また石自体を揺らすことになるのです。人も波動を出しています。まわりの「もの」に影響を与えながら生きているのです。だから、自分がまわりに与えた振動は、まわりまわって、自分のところに必ず返ってきます。つまり、あながた良い波動を出せば(良い行いをすれば)、どこかで跳ね返って、同じくらい良いことがあなたに起こります。

で、「精神レベルを高める方法」ですね、その一部を抜粋いたします。
①人の悪口を言わない
②プラス思考で明るく過ごす
③「ありがとう」と思う、感謝の気持ちを持つ
④心配しない、イライラしない
⑤その時、目の前にあることを一生懸命する
などなど。これらを習慣化できれば、ものごとは良い方向へ、そして「運」もついてくるようです。

「たまたま」は絶対になく、自分がどこかでしたことが必ず跳ね返ってきているのです。<浅見帆帆子>

PS 上の写真は岩手山で撮影したショウジョウバカマです。


6月6日(火)風邪でダウン

今朝起きたら、声が出ない…。喉が痛くって、しかも咳が止まらず苦しい朝を迎えました。どうやら風邪を引いたようです。特に自営業を始めてからほとんど風邪など引くことがなかったのですが…。生徒さんに風邪を移すわにもいきませんし、結局本日は仕事を休むことにしました。

で、午前中病院へ行って、その後体を休めるべく、ひたすら寝ていました。早く治して、仕事に復帰しなくっちゃ!こんなに一杯寝たの、久しぶりかな?明日に備えて、今宵は早めに寝ようと思っています。熱はないので、明日の朝には治っていることを祈りたいです。てなわけで、今日はこの辺で…おやすみなさ~い♪(^^)


6月5日(月)今日の一日

今日はとっても忙しい一日でした。午前中は「沢登りを教えて欲しい(技術指導とガイドの仕事)…」の依頼があり、みたけの運動公園でクライミングをしながら今年の夏の沢計画の打ち合わせをさせていただきました。段階的にレベルアップを図れたら…と思っています。

今月は雪渓歩きを回避したい思いもあり、宮城の沢へ案内することにして、来月は八幡平の葛根田川、そして秋には焼石連峰の沢を目標に案内しようかな?ということになりました。その生徒さんは、これまで単独もしくは、シロートの仲間同士で沢へ行っていたようですが、「このままでは、死んでしまうぅ~!」と思ったようです。それで、「確かな技術を身に付けたい!」とのことで私に連絡を下さったのでした。ありがたいことです♪

その生徒さん、ご職業を伺ったところ、なんとお医者さん(ドクター)らしく、私も医学的な応急処置方法などを教わりたいなぁ~!と思いました。怪我人を沢から下ろす為のザイルワークなどは熟知しているのですが、こと医学的な応急処置に関しては、基本的なことしかわかりませんので…(^_^;)。何はともあれ、これでまた沢登りファンを一人増やせたと思うと、嬉しい限りです♪

昨日、松倉沢を遡行中にメンバーに言われたのですが、「どうして先生は、そんなに落ち着いていられるのですか?」って。まぁ~それは場数の違いかな?と言うしかありません。いろんなことを経験すると、結構冷静に対処できるようになるんですよね。ましてやリーダーともなれば、冷静でいなくちゃいけませんもの。リーダーが動揺すれば、メンバーはもっと動揺するでしょうし、そうすればパーティーとしての統制が取れなくなってしまうのです。例えドキドキしていても平静さを保ち、決して表に出さないように心がけています。

東京でバリバリ沢登りに励んでいた頃のパートナーは、なぜかお医者さんとか会社社長とか弁護士とか、そういう方が多かった気がいたします。それも後から職業を知った次第で、「あっ、そうなの?」って感じで気にも留めなかったのです。山の世界では職業や社会的地位はまったくお構いナシで、登れて信用ある人が一番尊敬される世界ですから…。ただ一つ言えることは、仕事がらストレスが大きい仕事をされている方ほど、危険な山の世界を垣間見たいという欲望が強い傾向にあるのかな?と思った次第です。きっと、ハイキングや縦走ではストレスを発散できないのでしょうね。

その後、午後からは三講座も授業が入っていて、忙しい一日となりました。本日は12時間労働となりましたが、ホントありがたいことですよね!今日は水沢市(現奥州市)から来られた生徒さんもいらっしゃいました。私のHP見て、「ぜひむげんさんで教わりたい!」って、来てくれたようで、嬉しい限りです。毎日このように忙しいと嬉しいのですけどねぇ~!日によって、バラつきがあるんです。でも、どんなに忙しくても、授業をしている時が一番楽しいです♪マンツーマン指導の良いところかもしれませんね。時折、話が脱線して人生相談やら、趣味の話などで盛り上がってしまうことも度々なんですよ!そんなこんなで、今日一日も終わり、酔いどれ日記を更新することができました。めでたし、めでたし♪(^^)

PS 上の写真は、昨日遡行した松倉沢の核心部F6です。ここは左壁に取り付き、スメアリングで騙し騙し登り、中段から上は右よりクラックを利用し登って、最後左壁の落口へ。初級者がいる場合は、ザイルが必要なところです。

6月4日(日)沢初め♪(^^)

本日は仲間5人と北上山地の松倉沢へ行って来ました。今年の沢初めとなりました。新婚さんで小さなお子さんがいらっしゃる方もメンバーにいて「夕方三時には帰宅しないと怒られるんですよぉ~!」とのこと。「えっ?3時まで帰宅しなきゃいけないの?」。てなわけで結局現地に6時集合となりました。早過ぎだよねぇ~(^_^;)!

私は朝3時30分に起きて4時に自宅を出発!これだけ早い時間ですと道路も空いていて5時30分前には現地に到着することができました。えるさん情報によると林道が途中落石のため(則面崩壊の為)、奥まで入れないとの事前情報がありました。

皆さん20~30代の若いメンバーのせいか「だったら歩くべじゃ~!」ということなったのです。結局その崩壊場所は、落石が撤去されていてどうにか目的地まで車で入ることが出来たのです。これでかなり時間短縮が出来ました。私は去年の同じ時期(6月2日)に、この松倉沢をえるさんと遡行しているんです。去年は、残雪が多く上部は雪渓の状態が悪く、途中から枝尾根にエスケープして、せっせとヤブを漕いで稜線の登山道に出ました。

今年の積雪量は半端じゃありませんでしたので、少なくても去年より雪は多いはず…と信じ込んでいました。ところが…雪はそれなりにありましたが、明らかに去年より残雪量は少なかったんです。これには私もビックリしました。遡行前は「こりゃ、途中で敗退を覚悟しなくっちゃ!」と思っていたのですが、結局最後まで遡行することが出来ました。去年雪渓に埋まっていた核心部のF6の滝も直登出来ましたしね♪(^^)

先週体調を崩した影響か、体調がとても悪く、特に最初の一時間は疲労とめまいがひどい状態でした。沢の流れがグルグルと廻って見えてしまったほどだったんです。「こりゃ、無理かな?止めようかな?」と思いつつも「今日は先生がいるから大丈夫!」などと皆さんにおだてられ?止めるに止められなくなり、歩いているうちに調子も徐々に出てきて、ホッとしました。これも自然治癒力のお陰かな?

久しぶりに大人数(といっても5名ですが)で遡行し、楽しかったです♪皆さんに楽しんでもらえたのが何よりも嬉しかったし、沢仲間が増えたことにも喜びを感じました。特にここ岩手は沢屋人口が極端に少ないですからねぇ~!(^_^;)。特に若い人たちに沢登りの楽しさを知ってもらえたら…と思っています。何はともあれ、久しぶりに良い気分転換が出来ました。やっぱ、沢登りって楽しいなぁ~♪(^^)

そうそう、本日ビックリしたことが…メンバーの一人が昼食にインスタントラーメン2個と稲荷とお寿司のお弁当セットを平らげ、下山後(1時間半後)、さらにに温泉ホテルで照り焼き丼(千円)を注文し食べていたのにはビックリしました。なんて食欲旺盛なんだろう!って。本人曰く、「これでも若い頃に比べれば(今でも十分若い!)、食べられなくなったんですよね!若い頃は、月の食費だけで10万超えていましたもの…・」とのこと。初対面の方も数名いましたが、皆さんとても面白い方ばかりで、楽しませていただきました。何はともあれ、沢仲間が増えることは、楽しいことです♪(^^)


6月2日(金)マハトマ・ガンジー

2年前のこと、暇を見つけては映画ガンジーのビデオを見たことがありました。なぜだか、急に見たくなったのです。見たのはこの映画が上映された時以来のことですから、20年振りのことです。あの当時見た印象とはだいぶ異なるなぁ~!って感じです。食い入るように見入ってしまいました。インドを大英帝国から独立させた「インド独立の父」です。

マハトマ・ガンジーは、20世紀のアジアに最も貢献した人物、「20世紀のアジア人」に選ばれたのもわかるような気がいたします。彼の思想の特徴として①人種差別反対であり、しかも手段は②非暴力・不服従、そして③断食闘争。何より重要なのは、ガンジーが西洋近代の弾圧に対して、道義の力、精神の力というアジア思想の重要性を認識していたことです。

1948年1月30日、右翼の過激派の銃弾に倒れることになりますが、彼の思想は、アメリカで黒人差別に対して武器を持たずに戦ったキング牧師などに引き継がれていきました。たった一人のインド人の精神が世界を変えたのです。以下、映画の中での葬儀のシーンより抜粋いたします。

かくも盛大な葬儀の主は、富も地位もない1個の人間としてあるがままの人生を送りました。マハトマ・ガンジーは将軍でも地主でもなく科学者や芸術家でもありません。しかし、世界中から政治家や知識人がこぞって葬儀に参列しました。彼こそ、インド独立の父です。アメリカの国務長官マーシャル元帥は語っています。「マハトマ・ガンジーは全人類の良心だ。謙虚さと真実を大英帝国よりも強力にした」。アインシュタイン博士は語っています。「将来の人達はとても信じないだろう。このような人間が地球上に実在したことを」

以下、私が一番好きなガンジーの言葉を引用させていただきます。

 私は失望するといつも思う。
 歴史を見れば、真実と愛は常に勝利を収めた。
 暴君や残忍な為政者もいた。一時は彼らは無敵にさえ見える。
 だが、結局は亡びている。それを思う。いつも私は…。

この映画を見て、いろいろと考えさせられました。いかなる人であろうと、人の心や精神までは奪えないという歴史的事実を目のあたりにしたような気がいたします。


6月1日(木)酔いどれ家の大騒動!

昨日は酔いどれ家にとって、とても大変な?一日でした。昨日は朝4時30分に起床、沢のガイドの仕事が入ったので、雪渓状態を確認したくて北上山地の沢へ行く予定でした。ところが、朝から雨降りでして…(^_^;)。

この雨じゃ、沢は無理かな?と思い、急遽体力トレーニングと気分転換を兼ねて岩手山を登ることにしました。岩手山の残雪状況である程度、沢の雪渓状況が判断できますゆえ。

6時から岩手山を登り始めましたが、雨はどんどん激しく降る一方…。もちろん、登山者は私だけ。三合目あたりから雪渓が出てきました。部分的に軽アイゼンが欲しいところもありました。でも、新緑がとても綺麗で、野鳥のさえずりを聞きながら登るのは気分がいいものですよね♪その後、超久しぶりに運動公園に行って1時間ばかり、クライミングの練習に励みました。この1週間で体重が3Kも痩せてしまって、体は軽いのですが、パワー不足でさっぱり登れず…(^_^;)。

その後、午後からせっせとパソコンの授業をこなし…その授業をしている最中に兄の嫁さんから緊急の電話が…「お兄さん(私の兄)が緊急入院、そして今晩緊急手術!」とのこと。何がなんだかさっぱりわからず、母は動転するばかり。私は授業中で、生徒さんを放り投げて病院に駆けつけるわけにも行かず、とりあえず母に行ってもらうことにしました。「現状を把握出来次第、至急電話して!」って。その後母から電話がありました。「兄弟の輸血が必要かもしれない、18時30分から手術の予定なので直ぐ来なさい!」とのこと。「えぇ~!今18時20分なんですけど…母さん、いくら何でも無理だよ(^_^;)」と私。

「私の血が必要なくらい兄の容態が悪いのか!兄の命は大丈夫なんだろうか!」と居ても立ってもいられない気持ちで一杯した。急いで県立○○病院へ駆けつけました。私はてっきり兄が意識不明の重態なのかな?って思っていたのですが、予想外に会話が出来るほど元気で安心致しました。しかし、手術してみないと詳しいことはわからない・・とのことで、これまた心配…。手術中、待合室で不安を抱きながら待つ心境は、父の手術の時以来のことです。

そこで、母が看護婦さんに言った言葉に私はビックリ致しました。母が看護婦さんに「手術の時は輸血が必要!家族の血があった方がいいと思い、息子(私)を連れてきました!」と。看護婦さんは「はぁ?」とビックリしていました。「それは先生が判断することですので…(^_^;) それに輸血パックがありますので大丈夫ですよ!ご安心下さい」と。しかし、母は食い下がりませんでした。「輸血パックより、家族の血がいいに決まってる!」と。

私はてっきり主治医に言われて「私の血が必要」と思っていたのですよ。よくよく聞いてみたところ、母の独断だったようです(^_^;)。「兄の命のためなら私の血を全部あげてもいいけど、今は主治医の支持に従おうよ!」と私。母はきっと気持ちが動転していたのでしょうね。昨夜10時に無事手術も終わり、上手くいったようです。7日~10日くらいの入院で退院できるようで、何はともあれ一安心!ホッと致しました♪(^^)

兄は大手企業のそれなりの役職ゆえ、きっと仕事もハードなのでしょうね。「これを機会にゆっくり休養したいなぁ~!」っなどと言っていました。子供の頃から決して弱音をはかない兄が、「ゆっくり休みたいなぁ~!」って言ったくらいですもの。まずは健康第一、ゆっくり静養して英気を養ってもらいたいものです。

本日は、朝8時より夜8時までめい一杯授業が入っていました。ホントありがたいことです。明日は授業の空き時間を利用して、兄のお見舞いに行きたいと思っています。何はともあれ、健康第一ですよね!皆さん、健康には気をつけましょう!

PS 上の写真は、昨日撮影した岩手山の三合目の残雪状況です。

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