酔いどれ日記 2018年11月

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11月30日(金)
ワードプレス講座 お陰様で絶好調!

最近、山記事ばかりでしたので、たまには本業であるパソコン関連の記事についても書かなくっちゃね!私が運営する「パソコンスクールむげん」にて「ワードプレスによるホームページ作成講座」を開始して5ヶ月が経過しました。「どれだけ需要があるのか?」半信半疑で始めた講座でしたが、お陰さまで予想以上の反響にとても驚いています。

今現在、「ワードプレス講座」で生徒さんと一緒に作成しているホームページの職種は、実に多岐にわたっています。美容院、歯医者、生前整理、レイキ療法、お花屋さん、健康団体、アロマサロンなどなど。この「ワードプレス講座」を受講される生徒さんの動機は様々ありますが、皆さんに共通していることは、「スマートフォンに対応したホームページを作りたい!(もしくは、リニューアルしたい)」という切実な思いがあるということです。

スマートフォンの普及により、多くの方がパソコンではなくスマートフォンで検索するようになりました。昨今のデータによると、検索媒体の約7割がスマートフォンから…という驚くべき数字が発表されています。今やスマートフォン対策(スマホでも見やすい閲覧性に優れたホームページ作り)は避けては通れなくなってきています。あなたのホームページは、スマートフォンにきちんと対応していますか?対応しているかどうか?は、Googleの「モバイル フレンドリー テスト」でチェックすることが出来ます。

スマートフォンの台頭で、ホームページの作り方やデザインも大きく変わりました。パソコンの画面は横長ですが、スマートフォンは縦長です。そして、スマートフォンは、タップよりスクロールの方が操作が楽なのです。

つまり、タップ(クリック)するのではなく、スクロールで会社の特徴や概要等の全体が判るようなページ作りが求められます。トップページに大事な要点は全て記載し、興味のある方は、詳細ボタンをクリックし各ページにジャンプさせるような作りが主流になっています。

お客様は、楽して「自分の希望を叶えてくれる情報」を素早くゲットしたいのです。その期待に応えるホームページ作りが求められます。少ない労力で最大の効果を得たいのです。これは、全ての事に当てはまります。当スクールの生徒さんもホームページ作りに関して、少ない労力(及び少ない経費)で最大の効果(集客や売上増大)を得たいのです。その願いを叶える夢のようなツールが「ワードプレス」なのだと、今はキッパリと断言できます。

ちょうど一年ほど前、私はスマートフォン対応のホームページ作りの技法(レスポンシブWebデザイン)の勉強に没頭していました。参考書をたくさん購入し(計6冊)、寝ても覚めても、いつもホームページのことばかり考えていました。スマホ対応には欠かせないメディアクエリの手法はじめ、デバイスごとのCSS(floatやflexbox等のスタイルシート)の記述方法、トグルボタンの作り方、最先端のデザイン等、必死になって勉強しました。その努力の結晶で作ったホームページが、仕事で作った「南部点刻」様のホームページ、そして、当「パソコンスクールむげん」のページ、そして、この「扉のページへようこそ!」です。

スマートフォン対応のホームページ作りの技法を習得した一方で、大きな不安が頭をよぎりました。「これをどうやって生徒さんに教えようか?」と。HTMLやCSSのことをよく理解している生徒さんであればいざ知らず、これからホームページを作ってみよう!と思っている初級者には、あまりにもハードルが高く難し過ぎて挫折すること必至…。

仕事として丸投げで依頼されるのであれば問題ないですが、「授業で学びなら一緒に作りたい!」っていう生徒さんに、どのように教えたらよいだろう?と悩みました。それこそ、習得するのに、膨大な時間が必要になってしまいます。

そんな時、ワードプレスと出合ったのです。試しにサンプルサイトを作ってみると、まさに驚きの連続でした!「え?こんなんでスマホ対応のホームページが出来ちゃうの!私のコレまでの苦労は、一体なんだったの?」専門知識はほとんど不要!いとも感単に作れてしまうことに衝撃を受けました。「これなら生徒さんに自信を持って、しかも楽しく教えられるぞ!」と確信しました。この「ワードプレス講座」をたくさんの生徒さんに教える過程で、教え方のコツや工夫も体得できました。また、生徒さんの理解をより深める為のたくさんのマニュアルも作り提供しています。

ホームページ作成でお悩み方、ご相談は無料です(要予約)。お気軽に「お問い合わせ」いただければ嬉しく思います。ワードプレスの魅力を一人でも多くの方にお伝え出来たら…と願っています。そうそう、盛岡市内のパソコン教室の中でこのワードプレスを教えてくれるのは、私が調べた限り盛岡駅前の「Winスクール」さんと当校の「パソコンスクールむげん」だけと思います。あしからず。

『ワードプレス講座』パソコンスクールむげん
● ワードプレスとは?


11月25日(日)
穴目ヶ岳(1,167.6m)と極夜行

最近のこと、山仲間から「岩泉町の穴目ヶ岳、登山道が整備されたよ!」との情報を得ました。穴目ヶ岳は、9年前の2009年3月15日に登っています。どのように登山道が整備されたのか?興味をいただき9年振りに登って見ることにしました。9年前の当時は、登山道がなく迷路のような作業道とヤブ漕ぎをして登るしかなく「侮れない山」として知る人ぞ知る山でした。

阿部陽子さんの『岩手の山150』の中では、次のように紹介されています。『穴目ヶ岳には、忘れかけた探査の味わいが残っている。地図を読み、迷いを取捨選択して、行くべき道を現場で拾う。一筋縄ではいない所が、この山の最大のも力なのだ!』と。9年前の私は、カーナビもGPSも持っていなくって、地図とコンパスのみで登っていた時代!まさに探検気分を味わえて楽しかったのを覚えています。

勤労感謝の日の三連休、山仲間と秋田方面の山を登る予定でいましたが、秋田県内のお天気は西高東低の冬型でお天気は荒れ模様!とても登山どころではない予報でしたので山行中止に…。岩手県沿岸(太平洋側)のお天気は、それほど悪くない予報でしたので、単独で行ってみることにしました。穴目ヶ岳は太平洋側、岩泉町の北西に位置する山ですので、内陸が悪天でも晴れやすい場所にあります。

天気予報も一日中晴れマークになっていたほどです。23日(祝)出発の朝!近場だし行程も短い山なのでのんびり出発しよう!と外が明るくなり始めた6時過ぎに自宅を出発しました。この日の朝は異常に気温が低く(前日より8度も低い)、朝起きるのが辛かった…というのが正直な所でしょうか。久し振りにワカサギ釣りで有名な岩洞湖を経由する国道455を走りました。外山ダム以降は降雪で路面に積もり今シーズン初の雪道走行!さらに岩洞湖へ進むと路面は完全凍結状態で吹雪へと変わり…さっそく道路に横たわっている事故車を発見!いやはや「晴れるのではなかったのか?」と前途多難を覚悟しました。

早坂トンネルを越えるとお天気が回復するのでは?と期待!吹雪状態は解消されホッとしましたが、もつもつ雪が降り続いていました。車は9年前と同じ隠里弁財天を祀る神社前にデポ(その先の林道状況と積雪量に不安を覚えた為)。そこから林道を歩き登山口へ(結果的には、私のFF車でも登山口まで行ける状況だった)。登山口には「登山者心得」なる立派な案内板が設置されていました。まずは、登山道といよりは、林道のような広い道を沢沿いにどんどん登っていきます。

積雪は、思ったほど少なく「この分なら、上部のラッセルも大したことないだろう!」と確信しました。実は、てっきり雪がないものと思ってワカンジキを持参してこなかったのです。予想外の今シーズン初の「雪山登山」となったことにビックリ!落葉の上に軽く積もった雪の上をサクサクと音を立てながら登っていきます。登山道は綺麗に整備されていて、目印のピンクテープや要所に道標もありハイキングルートって感じで、迷いながら登った9年前とは大違いです。ただ、この日は風が強かった…。Fちゃんが以前プレゼントしてくれたユニクロの防風フリースが大活躍です♪

車デポ地から登ること1時間40分で山頂に着いちゃいました!あれ、もう着いちゃったの?って感じです。下りは1時間弱、合計2時間35分の山行で、ちょっと物足りなく感じました。9年前に登った時は、この倍近く掛かったんじゃないかなぁ~?先週は、釜石の山で紅葉を楽しんだと思ったら、たった一週間で銀世界の雪山ですものね!ビックリしちゃいます。帰路、道の駅 三田貝分校に寄ってみましたが、三連休初日という事もあり、観光客で賑わっていました。お昼頃には盛岡市内に入り上田の吉野屋で熱々の牛すき鍋膳(690円)を食べました。この日は、とても寒く鍋で体を温めたい気分でしたので。

家に帰り汗で臭くなった山の衣服を洗濯し装備を片づけ、近所の温泉 開運の湯へ行きました。すっかり冷え切った体を温泉で温め生き返った気分です!入浴後は、休憩室で読書に励みました。今、読んでいる本が探検家・角幡 唯介氏の『極夜行』です。ヤフーニュースと本屋大賞が連携して今年新設されたばかりの「ノンフィクション本大賞」に、この本が選ばれたのです。

昨日から読み始めたのですが、あまりにもリアルな描写にハラハラドキドキが止まらず、面白いのなんのってぇ~!ノンフィクションならではの緊張感が堪りません。読み始めたとたん、ぐいぐい引き込まれてしまいます。特に山屋さんには超オススメです♪感動すること、請負ですよ。本の概要を以下amazonより抜粋します。

『探検家にとっていまや、世界中どこを探しても”未知の空間“を見つけることは難しい。大学時代から、様々な未知の空間を追い求めて旅をしてきた角幡唯介は、この数年冬になると北極に出かけていた。そこには、極夜という暗闇に閉ざされた未知の空間があるからだ。極夜――「それは太陽が地平線の下に沈んで姿を見せない、長い、長い漆黒の夜である。そして、その漆黒の夜は場所によっては3カ月から4カ月、極端な場所では半年も続くところもある」(本文より)。

彼は、そこに行って、太陽を見ない数カ月を過ごした時、自分が何を思い、どのように変化するのかを知りたかった。その行為はまだ誰も成し遂げていない”未知“の探検といってよかった。 シオラパルクという世界最北の小さな村に暮らす人々と交流し、力を貸してもらい、氷が張るとひとりで数十キロの橇を引いて探検に出た。相棒となる犬を一匹連れて。本番の「極夜の探検」をするには周到な準備が必要だった。それに3年を費やした。

この文明の時代に、GPSを持たないと決めた探検家は、六分儀という天測により自分の位置を計る道具を用いたため、その実験や犬と自分の食料をあらかじめ数カ所に運んでおくデポ作業など、一年ずつ準備を積み上げていく必要があった。そしていよいよ迎えた本番。2016年~2017年の冬。ひたすら暗闇の中、ブリザードと戦い、食料が不足し、迷子になり……、アクシデントは続いた。果たして4カ月後、極夜が明けた時、彼はひとり太陽を目にして何を感じたのか。足かけ4年にわたるプロジェクトはどういう結末を迎えたのか。 読む者も暗闇世界に引き込まれ、太陽を渇望するような不思議な体験ができるのは、ノンフィクション界のトップランナーである筆者だからこそのなせる業である。』

『画像掲示板』 穴目ヶ岳(1,167.6m)



11月22日(木)
釜石・仙磐山(1016.2m)と犬頭山

昨日、ここ盛岡で初雪が降りました。朝起きてビックリ!去年より5日遅く、平年に比べ13日遅い初雪だったようです。さて、18日(日)は、岩手県は沿岸方面、釜石市のほぼ中央に位置する旋盤山(1016.2m)と犬頭山(852.1m)を登って参りました。

阿部陽子さんの『岩手の山150』にも紹介されており、以前より気になっていた山でもあります。自宅より110キロ 約2時間半掛かります。無名で知る人ぞ知るマニアックな山なのですが、標高千メートル以上ありますし、久し振りに沿岸の山を登りたくなった次第です。

この仙磐山は柳田國男の遠野物語にも記載されており、山名の由来が書かれています。それによると「巨大な白鹿がいて、魚師が山にこもり、千日目の晩に現れた白鹿を射止めたことから「千晩山」と命名した!」とあるようです。その隣の山の犬頭山は、その大きな白鹿と戦い傷ついた猟師の愛犬が葬られた山であることから命名されたとか…。

今回の山行には下山後の楽しみがあります。下山したら「遠野食肉センターで名物のジンギスカンをお腹一杯 食べるぞ~♪」それを励みに頑張って登ろうと思います。遠方の山という事もあり、朝4時50分に起床!寒くなるにつれ早起きが辛く感じるようになりました。外は、まだ真っ暗ですもの。今の時期、6時頃にならないと明るくならないのですね。朝起きて準備をして車に乗るまでが最初の核心部です。

遠野のセブンイレブンで朝食に親子丼を食べパワーを付け、釜石市の日向ダム登山口へと向かいました。林道入口が登山口になっていてその脇に車をデポ、準備を整え7時20分に登り始めました。ここから長~い林道(北川目林道)歩きが始まります(ロープが張られていて、さらに荒れているので車の進入は不可能)。平成28年8月30日の大豪雨、台風10号の影響で林道は、無残にもえぐれ崩壊している部分もありました。これほどまでに崩壊すれば、修復は不可能に近いのでは?と思ったほどです。

その林道及び作業道が標高700mの主稜線直下まで続いているのですから驚きです。沿岸の山特有の明るい雰囲気の中、黙々と登っていきました。作業道があちこちに交差している所もありますが、ピンクテープに沿って(見落とさないように)登って行けば迷うことはないと思います。晩秋の紅葉も楽しめて何か得した気分になりました。

車デポ地より林道と作業道を登ること1時間25分で主稜線のコルに到着!十二神山がよく見えます。まずは仙磐山に向かいますが、山頂まで標高差300mを登らなければなりません。登ること2時間15分で仙磐山に登頂!展望は今一つですが、木々の間からは早池峰山、白見山、さらには大槌湾を望むことができます。また、山頂付近には、歴史を感じる鳥居や奉剣がありビックリしました。

その後は一旦コルまで戻り、今度は犬頭山を登ります。仙磐山は広い尾根を登る感じでしたが、こちらの犬頭山は狭い稜線を登る感じが続きます。後ろを振り返ると先ほど登ったばかりの仙磐山の雄姿が望めます。その大きさにビックリ!体を右に転じれば、木々の間から五葉山と愛染山が望めます。お天気は最高!犬頭山の山頂からは、やはり木々の間から大槌湾と根浜、さらには鯨山や霞露ガ岳も望めました。これらの木々がなければ、どれだけ素晴らしい展望を満喫できるのだろう!って思ったほどです。撮影ポイントを探すのに苦労するほどでして…。

下りはあっという間でした。全行程5時間!今回もまた良いリハビリになって一安心♪下山後は、いよいよお楽しみのランチタイム!遠野に向かい先に述べた「遠野食肉センター」へ入店!お昼を過ぎた1時30分頃なのに今なお満員御礼状態で、ちょっと待たされるハメに…。さすが超人気店です。焼肉屋さんと違って、ここは千円ちょっとで上質のラム肉(羊)を食べられるのですから…。

一番人気の「遠野名物 生ラムジンギスカン 上ラムセット 1,280円(税別)」を頼みました。焼肉屋さんのように自分で焼いて食べるスタイルなんです。いや~ほんと噂に違わず本当に美味しかったです♪これじゃ~人気が出て当然です!帰宅後、ネットで調べてみると、なんと矢巾にも支店があるとか…。お手頃な値段で上質のラム肉を食べられるのが嬉しいですね。いつか、母を連れて行ってご馳走したいです。

標高の割には山からの展望が少なく、また林道歩きが長いのが欠点です。しかし、一方で遠野物語などの歴史を感じる山で、内陸の山とはまったく雰囲気が異なり明るく、沿岸の主な山や太平洋が木々の間から望め、それなりに堪能出来た山でした。また、下山後にグルメを楽しめたのも良かったです。初めて登る山は、やはり新鮮で登っていてワクワク楽しいです。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

『画像掲示板』仙磐山と犬頭山


11月19日(月)
メルカリと女助山の新ルート

先の日記に書きました「寝袋の下に敷くエアーマットが壊れたぁ~!(空気が抜ける)」の件、帰宅後、さっそく購入すべくネットで物色していました。かれこれ20年以上「thermarest(サーマレスト) のプロライト(Sサイズ)」を愛用していました。これ14,040円(税込み)もするんですよ…。優れた商品であることは理解できますが、エアーマットでこの値段は、ちょっと高過ぎるような…。

せっかくの機会なので、試しに他の商品を使ってみようかな?という気持ちになったのです。で、ネットで検索していた所、たまたま目を引いたのがフリーマーケットのメルカリでした。新品未使用でなんと5,000円で出品されていたのです。ICI オリジナルブランドであるPAINEのクラウドマット(Sサイズ)が、です。これ、お店で買えば7,236円(税込み)ですから2/3の価格で買えるのが嬉しいです。

数日後、商品が送られてきましたが、本当に新品でした。重さは25gしか変わりません(プロライトに比べ今回購入したクラウドマットの方がちょっとだけ重い)。しかし、収納袋に入れた時の大きさは、クラウドマットの方が少しコンパクトになります(かさばらない)。新品で買っても値段が倍も違います。その差は、一体どこにあるのでしょうか?保温?耐久性?わかりませんが、使ってみてのお楽しみです。昔に比べ、山で泊まる回数は大分減っていますし(特に雪山)、これで充分かな?と思っています。

さて、話変わって…つい最近のこと、雫石町の女助山に登山道が出来たことを山仲間から聞きました(作った本人から)。男助山は以前より登山道がありましたが、女助山にはなく、雪でヤブが覆われる積雪期に登るしかありませんでした。どんな感じなのか?先週の15日(木)に試登して参りました。この日は午前中一杯授業(仕事)をこなし、午後 お昼を食べた後に自宅を出発!今は4時半で暗くなりますので、それまでに下山しないと…。時間との勝負です!

私の予想では、登り1時間30分、下り1時間の計2時間30分くらいかな?と考えていました。1時30分から登り始めたとして、下山は4時か…時間的にギリギリで余裕はありません。で、山行当日!即効でお昼を食べ即自宅出発し13時には登り始めることが出来ました。刈払いの跡や急傾斜に作られたZ型の登山道などが初々しく新規に登山道を作られた皆さんの苦労の跡が感じられ、一歩一歩噛み締めながら登らせていただきました。また、急傾斜の危険地帯には真新しいロープが張られていました。目印のピンクテープがベタ打ちされていますので、迷う所はないです。

この女助山、最初の登りは急登の連続でちょっと疲れますが、稜線に出ると樹林の隙間から山々や町並みが望めて、歩いていて楽しく、ちょっとした縦走気分を味わえる好ルートだと思います。厳冬期の2013年2月16日に登った時は、3時間10分も掛かりました。しかし、今回は登りでちょうど1時間、下りは35分。合計1時間35分で14時30分頃には下山できました。暗くなったらマズイ!と思い、ちょっと急いで登りましたので、本来はもうちょっと時間に余裕を持った方が良いかもしれません。PS.『酔いどれ画像掲示板』に写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪

『画像掲示板』女助山の新ルート


11月14日(水)
デートと馬場目岳リハビリ山行 2

前回の日記の続きです。今回は登山編になります。Fちゃんと別れた後、一人登山口(旭又)を目指します。去年(2017年5月20日)の時は、その旭又登山口より太平山を登りました。本当は翌日に馬場目岳を登る予定でしたが、小ハエ攻撃に遭い意気消沈!撤退を余儀なくされた苦い思い出があります。今回は、そのリベンジ山行であり、怪我からの復帰第2弾!リハビリ山行も兼ねています。

真っ暗闇の中、狭くてS字カーブが連続する長~い林道をひたすら走行しました。どうか対向車が来ないように!と願いながら…。1年と半年振りの旭又登山口(駐車場)に17時30分頃やっと到着!さすがに誰もいません。トイレの前には「熊出没注意」の看板が…。いざとなったらトレイに避難できるように、トイレの側にテントを張りました。

この日は、気温が高かったので、外で一人 日本酒を飲みながら晩飯を作り(中華丼)一人宴会♪タブレットで音楽を聴いていると寂しさは微塵も感じません。夜7時過ぎるとさすがに寒くなってきてテントの中に入り読書に夢中になりました。なんか底冷えがするなぁ~!と思ったら、エアーマットの空気が抜けていました。再び空気を入れるも、またもや空気が抜けてしまって…。かれこれ7年も愛用したので寿命なのかもしれません。確か1万円以上したような…帰宅したら買い換えなくっちゃ!思わぬ出費に心が痛むなぁ…。

夜、寝る時は今年の春に購入した新しい寝袋(ダウンハガー800 #2)の耐寒性能テキストをしたくって、持参したダウンを着ずに寝てみることにしました。ちなみの、この寝袋の快適温度が0度、限界温度が氷点下6度のようです。結果、夜中の1時頃に寒さで目を覚ましてしまいました。その後、ダウンを着て寝たら問題なく熟睡出来ましたが…。

翌朝、5時前には目を覚ましましたが、外はまだ真っ暗です。そうそう、朝方の激しい雨で「本当に今日は晴れるのかな?」と心配に。明るくなってから外に出て朝食(カップヌードルとFちゃんからの差し入れのドーナッツ)を食べ出発の準備をし、どんよりした曇り空の中 7時頃には登り始めました。登山者は、先に歩いていった人が数人ほど。

足首と腰を痛めて(怪我をして)25日が経ちました。先週の鹿ノ子山では、足の痛みに耐え切れず敗退してしまいました。あれから一週間、今度は大丈夫だろうか?と不安を感じながら登り始める私…。紅葉の落ち葉がクッションになりフカフカして足首への負担を軽減してくれるので、先週よりかなり楽に感じ「これなら大丈夫そう!」と自信を得ました。リハビリなので、急ぐことなく一歩ずつ確実にゆっくりと登ることにしました。登山道は急登の連続なのですが、とても整備されていて登りやすく快適でした。お天気はどんどん回復し青空が広がり気分爽快です!上部のブナ林がとても綺麗で印象的!また太平山はもちろんのこと日本海まで見渡せて感動しました。

登ること約2時間30分、馬場目岳(1037.5m)の山頂に到着♪360度の展望にこれまた感動!今年の春(4月28日)、三目のトライでやっと登頂を果たした太平山地の最高峰!白子森(1,179.2m)も見えます。いやはや、満足・満足♪

下山は1時間30分、あっという間でした。下山し駐車場についてビックリ!なんと広大な駐車場が満車状態になっていました。馬場目岳の下山中に数パーティーしか会いませんでしたので、それ以外の方々は全て太平山を登りに行ったと思われ、人気の程が伺えます。

全行程3時間50分!リハビリにはちょうど良い感じでした。帰路、仁別(にべつ)森林博物館に寄り仁別の自然に関する知識を学ぶことができました。さらに「森の巨人たち100選」の「めおと杉」も見に行きました。先週の「オブ山の大杉」に続き二週連続で森の巨人たちが見れて嬉しいです♪昨日のデートと今日の登山!一粒で二度美味しいちょっと贅沢な楽しい週末を過ごすことが出来て満足です。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいねぇ~♪

『画像掲示板』馬場目岳 リハビリ山行


11月13日(火)
デートと馬場目岳リハビリ山行 1

11月10日(土)は、Fちゃんと秋田市内でデート、その後 夜は一人で山の麓にテント泊。翌11日(日)秋田県は太平山地・馬場目岳(1031.5m)を登るという、ちょっと贅沢な週末を過ごすことができました。せっかく遠路秋田市内まで行くのですから(自宅から約120キロ、2時間30分)、楽しまなくっちゃね~♪

心配なのは、お天気…お天気が悪ければ、全ての計画が水の泡になってしまいます。毎日ハラハラドキドキしながら天気予報をチェックする私…。出発前日の9日(金)までは、まずまずの予報で「これなら行ける!大丈夫だ!」と確信していたのですが…。出発当日の朝の天気予報で見事に覆されてしまったのです。

前日までの予報では、朝9時頃から晴れる予報が、ずれにずれて朝から雨マークに変わり…ショック~!仕事の休みを取ってしまっていますし、Fちゃんと会う当日の朝のことゆえ、今さら予定変更するのは厳しい状況!「とりあえず待ち合わせ場所(秋田市内の某場所に9時)で合流し、どこへ行くかは作戦会議をしなければ…」。秋田の紅葉の名所、岨谷峡(そうやきょう)へ行くのを楽しみにしていたのですが…。雨の中でも楽しめる所はないかなぁ~?出発の朝、盛岡は曇り空でしたが、仙岩トンネル付近から無常にも激しい雨が…。

今回のデートは、ちょっと特別なのです。11月11日が二人にとっての交際記念日!(今回デートした日が10日で一日早いけど)思い出の日でもあります。交際して早いもので4年になります。で「4周年記念を祝おう!」ってことになり「お昼はホテルのレストランでフルコースを食べよう!」と、Fちゃんが予約してくれたのです。9時に合流したものの外は激しい雨が…。「これじゃ、岨谷峡も動物園も無理だね!屋内施設で楽しめる所ないかな?」と私。

するとFちゃんが「土崎みなと歴史伝承館に行ってみた~い!今年オープンしたばかりなのよ♪」と。で、さっそく行ってみることに~!以下、そのホームページより抜粋「当館は、秋田市土崎地区の歴史と文化を伝える施設として、2018年3月24日に開館しました。ユネスコ無形文化遺産に登録された土崎神明社祭の曳山行事や、日本最後の空襲となった土崎空襲などに関する展示を行っています。入館は無料なのでお気軽にお越しください。」また、北前船などテーマごとに映像やタッチパネルを駆使したコーナーが設置されていて、施設の新しさを物語っていました。結構見応えがあり、勉強にもなったし楽しめました。皆さんにもぜひお勧めしたい施設です。

その後、秋田駅前の秋田ビューホテルのレストラン(シェフ&シェフ)にてランチ(ミニフルコース)を食べました。【MENU】ブルーベリー&カシスジュース で乾杯!洋中前菜盛り合わせ / 本日のスープ / お魚料理 / お肉料理 / シェフサラダ / パン又はライス / デザート / コーヒー又は紅茶【料金】¥2,200。このお値段で充分なボリューム!おなか一杯になり大満足♪どれもこれも美味しくって~♪まさに記念日にふさわしい豪華なランチに幸せな気持ちになりました。食事している最中に、いつの間にか雨も止み陽が射してきて青空が~♪これなら当初予定していた紅葉の名所・岨谷峡にも行けるぞ!とワクワクしました。

食後は、まずは平昌五輪フィギュアスケート女子の金メダリスト、ロシアのザギトワ選手ですっかり有名になった秋田犬が見たくって「秋田犬ステーション」へ。ほんと可愛いです♪まさにインスタ映えですね。

その後、秋田県立美術館の企画展「光 resonance 音 ─共鳴する光と音─」を見に行きました。不思議な世界を体験できますよ。最後は、紅葉の渓谷美を堪能できる岨谷峡へ!この秋田市河辺岩見三内地区は、奇岩、渓流、険しい山々、温泉などの魅力を秋田駅から30~40分余りのところで味わえることから「秋田の奥座敷」とも言われているそうです。

中でも「伏伸(ふのし)の滝」などの岩見峡とともに屏風のように切り立った岩肌、錦の様をなす松や紅葉の山、巨石の間を縫うように流れる清流などの美しさを持つ岨谷峡は、奥座敷の代表格のようです。今年の紅葉は遅かったこともあり、充分に楽しめました。ほんと美しくって、これにはFちゃんも大感動してくれて嬉しかったです。

デートを充分に堪能し、お別れの時がやってきました。秋田市のイオンでFちゃんが差し入れにミスタードーナッツと紅茶を買ってくれました。Fちゃんは自宅に。私はこれから馬場目岳の登山口(旧旭又キャンプ場)へと向かいます。明日はいよいよリハビリ山行第二弾!馬場目岳(1,037.5m)の登山です。先週の鹿ノ子山は敗退しましたけど、今度はどうかなぁ~?続きは、後日の日記に続きます。PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪

『画像掲示板』秋田でデート


11月9日(金)2年振りの韓国ドラマ

クライミング中の怪我で半月ばかり山へ行けない日が続いていましたので、山に当てていた時間分を韓国ドラマと読書に傾けました。超久し振り(2年振り)に韓国ドラマを観ることにした私…。過去見た韓国ドラマで一番面白い!と思ったのが『製パン王・キムタック(全30話)』です。韓国で最終回50.8%、瞬間最高視聴率58.1%という驚異の数字をたたき出した大ヒットドラマなんですよ。私の超お勧めです!

3年前に見たイ・ビョンホン主演の『アイリス』も面白かったなぁ~♪放映当時(2009年)韓国では最高視聴率39.9%を獲得!200億ウォン(約15億円)という映画並みの巨額制作費!さらに日本(主に秋田)、ハンガリー、韓国での長期海外ロケ、豪華キャスト&スタッフ!韓国では(ここ日本でも)一大ムーブメントを巻き起こした超大作ドラマなのです。韓国の人気番組のロケが秋田で行われたことにより、観光客が倍増したとか…。実際に観てハラハラドキドキの連続!視聴率が高いのも頷けました。

韓国ドラマを見るのは2年振りのこと…今度は何を観ようかなぁ~?「どうせなら確実に楽しめる人気を博した作品がいいよなぁ~!」と「韓国ドラマ おすすめ 2018年」のキーワードでヒットしたページの中から堂々第一位に輝いた『太陽の末裔』をTUTAYAからDVDをレンタルして見ることにしました。最高視聴率41.6%というから驚きです。また、世界人気番組で第4位ににランクインされ、話題にもなったようです。見知らぬ土地で極限の環境の中で愛と成功を夢見る若い兵士と女医とのラブストーリー、ヒューマンメロドラマで観る人を魅了します。見ていて清々しいというか、爽やかというか…そんなドラマで、つい夢中になって見入ってしまいました。

次に見たのが…『星から来たあなた』です。放送前から大きな注目を浴びたこの作品は、第1話から最終話まで同時間帯1位を独走し、最高視聴率33.2%という驚異的な数字を記録!アジア15ヶ国に輸出されるなど、その人気は国境を越えて大センセーションを巻き起こした作品です。もしも宇宙人が故意に落ちたら?笑いと涙と感動が押し寄せるファンタジック・ラブコメディ!地球で出会った最初で最後の恋の行く末はいかに…?

あらすじは…1609年、朝鮮の地に舞い降りた宇宙人のト・ミンジュン。自分の正体と超能力を隠し404年もの歳月を生きてきたが、地球での暮らしも残すところ3カ月。静かに故郷の星に帰る準備を進めていた。ところが、マンションの隣室にトップ女優チョン・ソンイが引っ越してきたせいで、生活は一変! 次々と面倒に巻き込まれてしまう。

地球人のトラブルには干渉しないと決めていたミンジュンだが、なぜかソンイのことは放っておけず、やがて彼女に惹かれている自分に気づくが…。両作ともとっても面白く、一度ハマったら抜け出せない!それが韓国ドラマの魅力なのでしょうね。久し振りにドラマにハマった2週間でした。そうそう、最終話は、本日仕事が終わった後に観ます。結末はどうなるのかなぁ~?とっても楽しみです♪(^_-)-☆


11月4日(日)
和賀真昼山地 鹿ノ子山 リハビリ山行

左足首と腰を捻挫して半月、痛みも大分和らぎ「ぼちぼち山に復帰しても大丈夫かな?」と、リハビリ兼ねて和賀真昼山地にありマニアックな山でもある鹿ノ子山(かのこやま)へ行ってみることにしました。この山をご存知の方は、少ないかもしれませんが、和賀山塊マニアの間では、それなりに知られている山なんです。

この鹿ノ子山の山頂に至るには、正規の登山道はなく、ちょっとしたバリエーションルートになります(鹿ノ子山分岐から山頂までは登山道がなくヤブ漕ぎ)。ルートは二つあります。① 峰越峠から登るルート ② 川口渓谷から登るルート。一般的には、①の峰越峠から登るルートが主流のようですが、今回あえて②の川口渓谷から登ってみる事にしました。

なぜ②を選択したか?と言いますと、和賀山塊や真昼山地の山々が大好きで、四季問わずこれまで数え切れないほど登りました。特にこの山域の主な沢に関しては、ほぼ全て遡行した次第です。それなのに…なぜか川口渓谷には一度も足を踏み入れたことがありませんでした。真木渓谷に並ぶ有名な渓谷であることは知っていましたが…。川口渓谷の沢って、登山体系にも記載されていませんし、まだまだ未開拓!渓谷道を歩きながら、沢の雰囲気も偵察できそうだな♪って思い付いたのです。

鹿ノ子山の登山だけでなく、初めて訪れる川口渓谷の散策と沢の偵察を兼ねての、まさに一石二鳥のリハビリ山行!足の痛みなどすっかり忘れ、出発前から心がときめきました。今回の山行計画は、以下の通りです。川口渓谷の登山口(駐車場)から林道(渓谷道)を5.15キロ歩いて水無沢登山口へ。その登山口から山道を登り主稜線(水無沢分岐)に出て鹿ノ子山分岐へ。分岐から約300mほどヤブを漕いで鹿ノ子山の山頂へ。下山は、往路を戻る。時間があれば「森の巨人達100選」にも選ばれた樹齢千年の「オブ山の大杉」にも立ち寄りたいなぁ~!お天気も良いみたいだし川口渓谷の紅葉も楽しみです。

全行程は推定で7時間くらい掛かるかなぁ~!水無口からの登山道の状況を和賀の主である倉田さんに問い合わたところ、なんと「今年の夏に刈払いを行いました!」とのお返事が。ツイてるなぁ~!7時10分、川口渓谷のゲートより歩き始めました。朝、あれだけ濃かったガスが徐々に晴れてきて渓谷沿いの紅葉にウットリ~♪

こんな立派な林道なのに、どうして車の進入を許可しないだろう?って思ってしまいました。看板には、落石があるため…とは書いてありましたが。半月振りの登山のせいか、林道歩きでさえ楽しく感じられます。この川口渓谷道は、紅葉だけでなく、神社や岩、滝などのビューポイントが幾つもあって楽しませてくれます。山を歩ける幸せを噛み締めながら、どんどん歩を進めました。

駐車場(ゲート)から歩き始めて1時間10分、やっと水無沢登山口に到着しました!いよいよここから先、山道に突入します。今年の夏整備されただけあって、目印の真新しいピンクテープがベタ打ちされていて迷うことはありませんでしたが、ヤブっぽい感じが否めません。整備(刈払い)する前は、もっとひどかったのでしょう。岩がゴロゴロして足元が不安定な所では、怪我した左足首も不安定で、足首がグラついているのが分かりましたし、結構な痛みも伴いました。この状態では、とても山頂までもたないな!と感じました。下山のことも考えれば、早目に断念した方が良さそう!と判断し、撤退を決意しました。復帰には、まだちょっと早かったかもしれません。悔しいけど、またの機会に挑戦したいと思います。

帰路、時間はまだ早いし、せめて「森の巨人たち100選」の「オブ山の大杉」でも見て帰ろう!林道の看板から山道を降りて川を渡渉し山道を登ること30分で見ることが出来ます。この徒渉が、水量と勢いがあり結構大変です。徒渉点を慎重に見極め膝下の長靴でどうにか「きゃっぱり」することなく、無事徒渉出来ました。水量の多い時は、裸足か渓流足袋で徒渉した方が良さそうでした。

徒渉後は、急登をトラバースしながら狭い道をどんどん登っていきます。苦労した分、オブ山の大杉とご対面した時の感動は大きいと思います。まさに圧巻!その迫力に圧倒されました。紅葉とこの大杉を見れただけでも「来て良かった♪」って、思った次第です。下山後は、近くの奥羽山荘にて入浴、休憩室で読書三昧しました。サウナと露天風呂もあって500円!コストパフォーマンスに優れた温泉でしたよ。

今回、途中敗退しましたが、それでも全行程4時間20分ほど歩きました。心地よい疲労感で、昨夜は超熟睡出来ましたよ。そうそう、昨日アプローチでR46を走っている最中、秋田駒ケ岳の雄姿が望めました。上部が真っ白で雪が積もっているのが良く見えました。いよいよ、雪山シーズン到来です!今回の山行で、まだ完治していないことが分かりました。平地では問題ないのに、山だと痛みが出て また違うようです。無理せず優しい山からリハビリしていきたいと思います。PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいねぇ~!

『画像掲示板』鹿ノ子山でリハビリ山行

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