酔いどれ日記 2022年8月

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8月30日(火)
絶景!秋田駒ケ岳の周回コース

8月9日に予定していたクライミング仲間との沢登りが雨天のため延期を余儀なくされました。平日にもかかわらず11名もの参加希望があり、所属する山岳会もまちまちでちょっとした「沢屋交流会」的な山行で楽しみにしていたのですが…。皆さんの希望もあり来週に延期することにしたのはいいけれど、週間天気予報によれば雨マーク!晴れてくれることを祈っています。

リーダーとして万全を期さないと…との思いもあり、昨日29日(月)仕事の空き時間を利用し久し振りに秋田駒ケ岳へ体力トレーニングへ行って参りました。春に左膝を痛めてから歩き方が変になったのかなぁ~?それ以降、妙に疲れやすくなってしまったのです。「こんなに体力なかったのかな?」って思うほどです。以前みたいに軽快に歩けなくなったのと、膝だけでなく腰も痛い…。

不安を払拭するためにもトレーニングに励まなくっちゃ!平日ですのでマイカー規制はなく、秋田駒ケ岳八合目登山口までマイカーで入れます。いつもは国見温泉から登っていた私ですが、八合目まで車で入れるなんて素晴らし~い!これだけだと楽過ぎて「体力トレーニングにならないなぁ~!」と思い、八合目~阿弥陀池~男女岳~男岳~五百羅漢~ムーミン谷~大焼砂~横岳~阿弥陀池~八合目!全行程11キロの周回コースを考えました。

お昼過ぎには仕事がありますので、それまでに戻ってこなければなりません。朝7時に八合目の駐車場より登り始めました。八合目で既に標高が1,300mもありますので肌寒いほどです。それに…山々はすっかり秋の気配です。本日は朝から超快晴!

今回は、一眼レフカメラを持参しました!たくさん写真を撮るぞ~!秋田駒ケ岳は私のお気に入りの山でもあり、登るのは1年4ヶ月振り2021年4月1日以来です。写真撮影しながらのんびり登ったのですが、1時間20分で山頂に着いてしまいました。その後、アップダウンの激しい周回コースへ!

今回の周回コースは、絶景の数々!まさに「パノラマコース」で堪能しました♪岩手山、早池峰山、鳥海山、森吉山など、ほんとたくさんの名山が望めて感動!お天気が良いと360度これだけの山々(PeakFinderのPC版)が見えます(実際にはこれほど見えませんでしたが)。このPeakFinderのスマホアプリ(600円程度)が山座同定に大活躍しています。スマホをかざすだけで「どの山か(山名)?」が瞬時にわかってしまう優れモノのアプリですよ。

秋田駒ケ岳、何度登っても楽しい山です。お花もまだ楽しめましたし♪平日にもかかわらず、晴天に恵まれたためか?たくさんの登山者で賑わっていました。下山したら八合目の駐車場は満車状態!全行程11キロ 5時間、絶景を満喫しながら良い体力トレーニングが出来て嬉しい限りです。また、素敵な写真が撮れたのも嬉しかったです。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味にある方は、ご覧下さいね♪

●『画像掲示板』絶景!秋田駒ケ岳


8月27日(土)
沢登りのロープについて考える

沢登りにおいてロープ(ザイル)は、命を確保する上でも不可欠な必要装備です。遡行する沢に応じ長さや太さなど何種類かのロープを使い分けています。一番多用するのは、径8mmで長さが30Mでしょうか?参加人数や懸垂下降の長さに応じ2~3本持参することもあります。単独で行く時も登攀的要素が強い沢の場合は、この8mm 30Mロープを持参することが多いです。

ただ…加齢と共に体力の衰えは否めず、少しでも軽量化して遡行したい場合もあります(特に単独で泊りの沢の場合)。そんな時は、ファイントラック社から購入したダイニーマのフローティングロープ 6.5mm 40Mを持参することが多いです(200mを仲間4人で共同購入し切り別けた)。

このロープのメリットは、何と言っても「軽くて強度がある」ことです。さらに吸水率0%ですので水に濡れても重くなりませし、コンパクト収納できます。さらに水に浮く為、泳ぎの時に足に絡まないので重宝します。泳ぎメインの沢の場合は、とても重宝します。※ このロープの特性を理解し割り切った使い方のできる方以外にはお薦めしません。

しかし、デメリットもあります。細いので絡みやすく(キンク)ほどくのが大変です。さらに伸縮性がありませんので墜落時のショックを吸収しませんのでクライミングロープとしては適しません。細いゆえ登高器も使えません。重さの比較をすると…先に述べた8mm 30Mロープは1.46Kg、一方 ダイニーマ 6.5mm 40Mの場合は何と800gですから、10mも長くて半分近くの軽さが魅力です。

沢へ単独で行く際にロープを使用するのは、ザックの引き上げと懸垂下降くらいですので「お守り替り」に持参している感じです。濡れても重くならず超軽量で20mも懸垂下降できる魅力は大きいです。但しファイントラック社は、このダイニーマロープは、補助用ロープであり登攀や懸垂下降の使用には警告を発していますのでくれぐれもご注意を!空中懸垂などの使用はお勧めできませんし、岩での擦れにも弱そうです。

別なパターンとしては、仲間と行く際に8mm 30M(もしくは40M)と、このダイニーマ6.5mm 40Mの組み合わせで持参することもあります。登攀の場合は通常の8mmロープを使用し、泳ぎの場合は6.5mmダイニーマを使用などの使い分けで使用します。一方、朝日や飯豊連峰、アルプスなどの大渓谷を遡行する際には、1パーティー(4~5人)で8mm 40Mロープを2本持参することが多かったです。

で、さらについ最近 8mm 20Mロープも購入しました!エーデルリッド・ガイドアシストプロドライ20m(8.0mmx20m) をさかいやよりネットで8,046円にて購入!ドライ加工されているので速乾性に優れ水分を吸収しないようです(水分吸収が僅か1~2%)。重さは960gですので太さが8mmあっても短い分 軽く、何より嵩張らないのが良いです。ダイニーマに比べて長さは半分になりますが、強度面では安心感があります。短い分、ザックからの出し入れが楽でちょっとした悪場をサッと出してフォローする際に重宝しそうです。色々書きましたが、沢登りされる方の参考になれば幸いです。

上の写真は…左からダイニーマ 6.5mm 40m(800g)、8mm 30M(1.46Kg)、一番右が今回購入した8mm 20Mロープ(960g)です。下の写真は、虎毛山塊の春川ダイレクトクーロワールにて。この時は、泳ぎに水中荷揚げにとダイニーマロープが大活躍しました!


8月23日(火)
山形最難関の男加無山を登ってみた!

左膝の痛み(滑液包損傷)がやっと治ってきたと思ったら、無意識に左膝をかばってきた後遺症か?今度は右腰に痛みが…。久し振りに好天に恵まれた週末、本当は沢へ行きたかったのですが、降り続いた雨による増水が懸念されることと体調に不安を感じることもあり(右腰の痛み)沢登りは安全を期し断念!リハビリ兼ねて山形百名山の中でも最難関と名高い真室川町 丁山地の男加無山(おかぶやま)をSさんと登って参りました。

この山の存在を知ったのが2年前の2019年11月13日に登った甑山(こしきやま)の山頂から見た男加無山と女加無山の双耳峰が印象的で「いつか登ってみたいな!道はあるのかな?」と思ったのがきっかけでした。帰宅後、調べてみると登山道はあるものの一筋縄では登れない山であることが分かりました。あれから2年…。ついに実現する時がやってきて本格的に男加無山について調べてみることにしました。

ヤマップやヤマレコの山行記録を拝見すると…それはそれは恐ろしいことばかり記述されていました。「最強かつ最恐の山、登山道斜め地獄、試練の山、道迷い、これ程の山に登った事が無い、悪路の連続、絶対に一人で登るな!危険な山、手足だけでなく頭も使う山、最初から最後までクライマックス、草木を掴んでの急登と岩場に絶句、遭難覚悟の山、最悪の山」などなど、それはそれは 興味がそそられる言葉の数々が並べられていました。

挑戦されている方の多くが山形百名山の完登を目指されているようです。そんな危険な山を自称「沢屋」の私が登ったらどうなるか?沢登りでは「悪路が当たり前の世界」ですので、特に不安は感じていませんでした。

本当は秋に登る予定でしたが、前倒しで8月に登ることに!でも、8月の山行記録が極端に少ないのです。理由は明白!①アブ地獄 ②草木一番生い茂る時期による登山道のヤブ化 ③猛暑(残暑)の三つだと推測されます。

隣の甑山で同時期に登られた方が「アブに100か所以上も刺された!」との山行記録を見て「こりゃアブ対策せねば…」と真剣に思った次第です。アブにも効果があり林業従事者愛用の「コダマ パワー森林香」を持参しました。この強力蚊取り線香、去年遡行した叶道沢にて実証済みです。相棒のSさんは、アブの天敵であるオニヤンマの模型を自作しザックにぶら下げていました。確かに登山口にはアブがそれなりにいましたが、歩き始めるとアブはいなくなり強力蚊取り線香の出番はありませんでした。

で、実際に男加無山を登った感想は…一言で申せば「予想以上に大変な山」でした!よくまぁ~こんなところに登山道を作ったな!って。歩き難いこと、この上ないです。沢登りで言えば「ず~っと高巻きをしているような(悪路が続く)山」です。技術的には沢屋としてみれば特に問題はなく「命の危険」を感じる所はありませんでしたが(もちろん神経は使うが)一般登山者には「ハードルが高い山!」と感じました。道が不明瞭な所も多々あり、ルートファインディングにも神経を使います。

標高770mコルまでは順調!良いペースで登っていた私達でしたが…。コルから山頂までのアップダウンが激しく、しかも急傾斜で悪路の連続!さらには、悪いトラバースも長く続き、技術的なことよりも体力的にシンドかったです。この日は下界では34度の猛暑日で暑さにもやられました。沢登り以上に汗でビッショリ濡れてしまいました。ほんと登れど登れど山頂に着かないのですよ…。登った時期が悪かったかな?

でも、第1展望台(標高810mの露岩)と第2展望台(標高920mの露岩)からの眺望は最高でした!甑山~栗駒山~虎毛山~前神室山~神室山~天狗森~小又山~火打岳~八森山~杢蔵山が一望できました。

さらには、葉山~月山~鳥海山も望めて感動しました!この展望がなければ「修行のような山」としか言いようがありません。体力トレーニングと沢登りの高巻きの良い練習にはなったのかもしれませんが…。男加無山の東壁が圧巻でその絶壁の洞窟に八幡大神が祀られていることから、その昔 修験者が登っていたものと推測されます。

登ること3時間50分、やっと山頂に到着!つ、つ、疲れた~!時間以上に長~く感じられました。下りは頻繁に給水タイムの休憩を取ったこともあり3時間10分も掛かってしまいました。合計7時間(休憩時間含む)この上なく充実した山行となりました(当初の予想では6時間)。悪路の連続でアップダウンが激しいことから8月の猛暑月は避け、6月や9月以降など涼しい時期に登られることをお勧めします。それと…自身の体力不足も否めません。帰路、西和賀町の真昼温泉にて汗を流し市内の吉野家にて新メニューの月見牛とじ御膳(712円)を食べて帰りました。

私の山行計画に賛同し同行してくれたSさんに心から感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました!この男加無山、まるで北海道の日高山脈の山と似てるな!思いました。沢沿いに何度も徒渉しながらアプローチ、尾根に取り付き一気に急登の連続!今は心地良い疲労感に包まれています。

PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪どど~んと全部で52枚も掲載しています。確かに「こりゃ最強の山だ!」と思った次第です。

上の写真は胎内岩(くぐり)にてSさん。2枚目の写真は絶壁の洞穴にある八神大神、Sさんのザックにお手製のオニヤンマが見えます。胴体はボールペンを利用「コスパ最高!」って申しておりました。3枚目の写真は標高920mの第2展望台から鳥海山を望む。その右には丁岳(1,146 m)、左に雁唐山が見えます。この第2展望台がルート中で一番のビューポイントでした。4枚目の一番下の写真は同じく第2展望台から見た女加無山です。女加無山は道はなく厳しいヤブ漕ぎを強いられるようです。私達には女加無山に登る元気は残されていませんでした。

●『画像掲示板』山形100名山 最難関 男加無山


8月16日(火)
雨のお盆 2

本来は本日16日までお盆休みの予定でしたが、今朝ほどとある会社より緊急の出張修理要請があり出掛けて参りました。「社内のネットワーク(LAN)に接続できなくなった…」とのこと。街中で駐車場がないため自転車で行って来たのですが「行きはよいよい(曇り)帰りは土砂降り…」になってしまいました。

修理の方は、1時間弱でネットワークを無事復旧させることに成功し大変感謝されたのですが、帰りは土砂降りの中、カッパを着て自転車で帰るハメに…。カッパ内で蒸れて汗だく状態に!最近降り続く雨でホトホト嫌気が差して参ります。せっかくのお盆休みも結局は沢にも行けず、ほとんど家で過ごすことに…。高校野球と読書三昧と今後の山行計画を練る日々。

図書館から借りてきた「夢をかなえるゾウ」の2巻~4巻まで三冊読みました。特に4巻目の「ガネーシャと死神」は衝撃的な内容で「突然、余命3か月と宣告を受けたら貴方はどう生きますか?」という内容でした。そうそう、お盆期間中に半日だけ登山して参りました。14日(日)に近所の里山、東根山(928 m)へ「せめて体力トレーニングでも…」との思いで登って来たのですが、登り初めから体調が今一つで「二の平」まで登ったら途中下山しよう!と思いながら登りました。

体調不調の原因は夏バテなのかな?最近食欲がなくご飯が食べられず、麺類ばかり食べている私…。5月に左ひざを痛めて以来(滑液包損傷)どうも登山時に疲れやすくなっているようです。今回登った東根山も通常であれば積雪期で全行程3時間(登り2時間、下り1時間)なのですが、今回は無雪期であるにも係わらず体調が悪かったせいもあり頻繁に休憩し、4時間弱も掛かってしまいました。私よりご年配の方に次々と追い越され(前代未聞)少なからずショックを受けました。

山頂まで行かず二の平まで登って下山する予定でしたが「登山割(山頂の写真を見せることで入浴料が700円から500円に割引されるサービス)の為にどうにか頑張って山頂まで登りました。

下山時に山仲間のチョモランマ橋本さん(7大陸最高峰登頂者)に久し振りにお会いし歓談しました。御年70歳で現役バリバリ!今もなお世界で活躍されているお姿に感動!「私も今年還暦(60歳)を迎えましてね…」と言うと「酔いどれさん、まだまだこれからだよ!」と激励してくれました。彼の日頃の努力は「超人レベル」で若々しく筋肉隆々、年齢を感じさせません。

私の40歳と50歳、体力的にも技術的にも衰えはほとんど感じませんでした。しかし、50歳と60歳では体力的にも技術的に衰えを感じています(特に55歳を超えたあたりから)。腰を痛めたり膝を痛めたり手首を痛めたりと、体の故障が多くなりました。何よりも疲労回復が遅くなったな!と痛感しています。70代の山の先輩方の話によると「60歳と70歳ではもっと違いを感じるよ!」とのこと。その現実を直視し、山で事故を起こさない為にも今後 無理のない山行計画を立てていかないと…と強く思います。

来月9月には久し振りに飯豊連峰の沢(1泊2日)にも行きたいし、栃ヶ森山塊の沢(1泊2日)に新たな開拓にも行きたいし…。降り続く雨で思うように沢へ行けずトレーニングも出来ず、じれったい思いをしていますが、あせらずきちんと準備をして(体調を整えて)気長にチャンスを待ちたいと思います。一方、考えようによっては「沢へも行かず、こんなにお盆をのんびり過ごしたのは何十年振りだろうか?」と思った次第です。読書にパソコンの勉強に高校野球観戦に…。明日からは、お盆休みも終わり「パソコンスクールむげん」は通常営業いたします。

そうそう、東根山を下山後、ラ・フランス温泉に行ったのですがフロントで山頂で撮影した写真を見せて「登山割でお願いします!」と申し出たところ「も、申し訳ございません。お盆期間中は登山割はやっていなくて…」とのこと。ガーン!ショック~!体調不良の中、頑張って山頂まで登ったのに~!そんなこんなで「前代未聞のお盆休み」となりました。チャンチャン!


8月12日(金)
雨のお盆

最近の連日の雨は、ほんと山屋(沢屋)泣かせです。お盆期間中もず~っと雨予報の連続で傘マークが並んでいます。9日(火)に予定していたクライミング仲間との沢登り(参加者何と11名)も降り続く雨の影響で9月に延期することに致しました。

昨日11日(祝)は山の日!せめて近所の里山にでもトレーニング兼ねて登りたいな♪って、思っていました。午前中仕事をこなし、午後の晴れ間を見て近所の乙部にある朝島山(606.6m)を登って参りました。

朝島山を登るのは10年振り以上のことです。我が家から30分弱で登山口に到着!車を降りると同時にアブの猛攻撃を食らいテンションが下がってしまった私(登山、止めようかな?って思ったくらい)。まずは、中央コースから登りますが「熊注意」の看板が登山口に設置されており、気を引き締めて登ることに。急登の連続で直ぐに汗だく状態になりました。

この湿気の多さで蒸し暑いのなんのって~!そうそう、トレーニングを兼ねていましたので、あえて荷物を重くして登りました。ロープやハーネス、アイスハンマーなどの沢道具一式をザックに詰めて登った次第です。中央コースは、良く整備された登山道で快適です。登ること45分で山頂に到着!山頂からは志和三山が一望できました。下山は、大ケ生・朝島山コースを下り周回してみました。

全行程1時間15分のお手軽ハイクでしたが、たくさん汗をかいて良い気分転換が出来て良かったです。来月9月は、久し振りに飯豊連峰の沢へ行こうと計画していますが、悪天続きで思うようにトレーニングが出来ていません。果たして間に合うだろうか?今回の線状降水帯による大雨の影響は、アプローチの林道や沢に大きく影響を与えていると想像されます。次々と入ってくる山仲間からの山情報を聞く度にビックリしています。

話変わって…昨日11日(祝)は、庭師に来ていただき庭の手入れをしていただきました。草ぼうぼうで、まさにジャングル状態!ここはサファリパークですか?って、くらい凄い有様でした。今回はかなり大胆に伐採していただきました。母が86歳という高齢で「柿の渋抜きが体に堪える!」との理由で、我が家の庭のシンボルでもあった柿の木を根元から切って貰いました。

毎年秋になると、私が柿をもいで母が渋抜きをするという行動を25年間も繰り返して参りましたが、その作業が無くなりちょっと寂しい気もしますが…。それと、毎年我が家の柿を楽しみにして下さっていたご近所の皆さん、そして生徒の皆さん、ごめんなさい。柿の木以外にもかなりの数の木を伐採したこともあり、明るく風通しが良くなったのですが「隣のアパートから丸見えになった!」と母がぼやいていますが、後の祭りです。

1ヶ月前より「お盆前にはお願いします!」と庭師に頼んでいたのですが、雨により何度も延期になり、やっと昨日来ていただきました。全部で7~8人で作業し一日で完了!(これまで、丸2日掛かっていた)。シルバー人材にお願いしたのですが、皆さん70代で休みもほとんど取らずに元気一杯に働いている姿を見て感動しました。お陰様で、これで気分よくお盆を迎えられそうです。ありがとうございました!PS.朝島山で撮影した写真を「酔いどれ画像掲示板」に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪

●『画像掲示板』朝島山と庭の手入れ


8月7日(日)
いい沢、見つけた♪大石岳・西又沢左俣

昨日6日(土)は、秋田県は田沢湖の近くに聳える太平山地・大石岳(1,058.8m)に突き上げる沢、西又沢左俣をSさんと遡行して参りました。遡行記録が皆無で去年より私が目を付けていた沢の一つです。2018年8月11日には西又沢右俣を遡行し、とても美しく楽しい沢でしたので左俣にも興味を抱いたのがきっかけでした。

さらに、地形図を見ると右俣に比べ左俣の方が急峻で(傾斜が強く)「きっと滝の連続では?」と期待に胸を膨らませました。1ヶ月前の7月3日に単独で途中(連瀑帯の入口・標高600m付近)まで偵察遡行しています。情報がまったくない沢で、果たしてどんな沢か?ワクワクドキドキです。

Sさんと羽後長戸呂駅に6時45分待ち合わせ!6時30分に着いたのですが、既にSさんが到着済み。私の車(アクア)をここにデポし、Sさんの車で大石岳登山口の駐車場まで行きました。先日の豪雨の影響で1ヶ月前より林道が荒れていましたのでRV車でない場合(普通乗用車の場合)、西又林道210mの広場に駐車し歩いた方が無難です(林道終点の駐車場まで徒歩13分)。

準備を整え7時出発!どんな沢で何が出てくるのか?まったく分かりませ~ん!よって、お互いにフル装備(三つ道具持参)で挑むことに(ロープ30m2本、ハーケン多めに持参)。いざ入渓すると1ヶ月前に比べ水量が少なく少し安堵しました。車デポ地より遡行すること1時間で標高570m 連瀑帯の入口に到着!1ヶ月前の到達点までやって来ました。前回の偵察時は水量が多くここで撤退しましたが、今回この水量なら楽勝で登れそうです。

シャワークライムでまずは一つ目の滝を直登!登り終わると…直ぐ先に高さ12mはあろうかと思う立派な滝が~!ここはロープを出し直登しました。一見簡単そうに見えましたが、実際に登ってみるとヌメヌメで滑る滑る~!慎重に登りました(左の写真)。

右壁から取り付いて出口付近で左壁を直登しました。その先も滝の連続で楽しいのなんのってぇ~♪しかも、直登できる滝が多く「当たりの沢かも!」と思った次第です。この連瀑帯は、標高570mから650mまで滝が7つも連続しました。ロープを出した滝は一つのみ、後はフリーで登りました。

連瀑帯が終わった後は、急峻なゴーロ登りが続きます。「もう滝は出てこないかも?」と諦めモードで遡行していると、標高770mで再び滝が出てきて嬉しくなりました!二段の滝で二段目が3mほどのハング滝。ここは滝に打たれながら水流を潜り右岸を直登(念のためにお助け紐を使用)。さらに標高800mの二俣でも10mはあろうかと思う立派な滝が出てきました(左俣と右俣どちらにも滝)。ここは左岸より直登しましたが、岩が脆くヌメっていて慎重に登りました。

その滝を最後にあとはせっせとツメるだけ。標高900mで完全に水が枯れました。ヤブ漕ぎを覚悟していたのですが、パヤパヤのヤブを数分ほど漕いだらポンと登山道に出て7~8分で山頂に到着!車デポ地より大石岳の山頂まで3時間45分でした。下山は超激下りの連続で爪が痛くなったほどです。滑るのでチェーンスパイク必携です。

今回遡行してみての感想ですが…「滝がたくさん出てきて十分遡行対象になる沢」だと思いました。登り3時間45分、下り1時間45分、合計5時間30分の山行で、楽しく充実した一日となりました♪私の遡行計画に賛同し同行してくれたSさんに心より感謝申し上げます。ありがとうございました!

PS.今回 下山に使用した登山道、2018年8月11日に西又沢右俣を遡行した際にも下っていますが、その時は凄いヤブで難儀しました。去年(2021年)の秋に刈り払いされ快適な登山道に生まれ変わりました。上の写真は標高590mにある今回唯一ロープを出して登った12m滝、上に小さく見えるのはリードで登っている私(階段状で見た目より容易だがヌメりがひどく慎重に登った。高度感あります)。下の写真は標高650m 連瀑帯の最後の滝を登るSさん。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~!

●『画像掲示板』大石岳・西又沢左俣


8月3日(水)
お値段以上、ニトリ!敷布団

昨日に引き続き、本日はニトリで敷布団を買って参りました!当初は、人気No.1で一番安い商品「収納しやすい敷布団 シングル(2,990円)」を買おうと考えていました。かなりコンパクトに収納できるメリットはあるものの、肝心な「寝心地」に不安を感じ、さらに防菌・防臭・防ダニ加工がなされていないのが残念でした。この値段ですものね。

で、思案した結果、値段は倍になりますが「良い商品を!」と「抗菌防臭機能付き ボリューム 防ダニ敷布団(5,990円)」を買うことに決めました。厚さ約8cm、3層構造のボリューム敷きふとん!清潔機能もしっかり付いているので衛生的です。巻きわた・固わた・巻きわたの三層構造で、底付きを感じにくく、快適な寝心地♪睡眠中の身体をしっかりサポート!

いや~実際に寝てみると…そのフカフカな寝心地の良さに感動しました!今まで使っていた敷布団は、一体何だったんだ!って思うほどです。今週末には、昨日ネット注文したマットレス「カラダヲシッカリササエル2」が届きます。これで「寝具改造計画」はひとまず終止符を打ちます。こんな素敵な商品がこの値段で買えるなんて~!さすが「お値段以上、ニトリ」だと実感しました。ほんと良い買い物が出来た♪と満足しています。

今回「寝具改造計画」に要した費用は、以下の通りです。①ホテルスタイルまくら(1,900円)②マシュマロタッチ ふんわりもっちり枕(1,290円)③枕カバー(アマゾン・949円)④枕カバー(799円)⑤マットレス・カラダヲシッカリササエル2(ネット限定 5,990円)⑥マットレスなしでも使えるボリューム防ダニ敷布団(5,990円)合計16,918円でした。


8月2日(火)
お値段以上、ニトリ!枕とマットレス

以前より気になっていたことがありました。それは…25年以上も使い続けている枕と敷布団です。どちらも、そりゃもうペッタンコ状態!枕にいたっては、高さ調整のため枕の上に座布団を乗せて さらに2枚バスタオルを重ねて寝ていました。敷布団も負けてはいません!私が小さな頃から使っていた綿布団で年代物です。唯一掛け布団に関しては、羽毛を使っていますが…。

ごく最近までは、睡眠に関してこだわりは全くありませんでした。「いつでも、どこでも寝られる」体質でしたので…。しかし、加齢と共に熟睡できないこともあり「睡眠の質」を考えるようになりました。さらに、枕次第で肩こりが解消されることも分かりました。侮ることなかれ、寝具類達よ!

先月はお仕事、頑張りました!その自分へのちょっとしたご褒美に寝具の見直しをしてみることに!どこで買おうか?やっぱり「お値段以上、ニトリ」でしょ!で、早速本日、ニトリへ行って参りました。人気No.1の「ホテルスタイルまくら(1.990円)」と人気No.2の「マシュマロタッチ ふんわりもっちり枕(1,290円)」の両方が気に入り、迷った挙句二つ共購入しました。

商品名が示す通り「ホテルの枕のようなふんわり包み込まれるような上質な寝心地」と「マシュマロのような もっちり感」がハンパないです。使用感は、自分にはちょうど良い柔らかさと高さで頭を包み込むようなクッション性が特に気に入りました。枕カバーは、アマゾン 人気No.1商品(949円)を購入!個人的には「ホテルスタイルまくら」の方が、ピッタリ感があります。

次に敷マット…これまた人気No.1商品の「敷布団としても使えるボリュームマットレス(カラダヲシッカリササエル2) 5,990円」もニトリでネット注文しました。こちらはネット限定販売商品ですので今週末に届く予定です。こちらの商品も楽しみです♪人生の1/3は睡眠時間!良い眠りで健康的な毎日を送りたいものです。

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