斉内川 七瀬沢

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斉内川 七瀬沢 1

和賀山塊の七瀬沢は、私が調べた限りまったく遡行記録がない沢で以前より気になっていた沢の一つです。七瀬林道手前の空き地に車をデポし、6時40分スタートです!

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 2

この日、岩手はどんよりした曇り空でしたが、県境の仙岩トンネルを抜け秋田県側に入るとると抜けるような青空が~♪

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 3

七瀬林道は、現在も通行止めでした。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 4

3年前の2018年7月15日に七瀬大滝まで行っています。その時は、この位置に「七瀬大滝」という大きな案内板があったのですが、撤去されていました。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 5

3年前に一度来ていたからわかったものの、そうでなければ絶対に分からないです。

2021年7月31日撮影

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七瀬大滝へ至る登山道は、既に廃道状態(立派な部分とヤブの部分と危険な部分あり)ですので、あえて入らせないようにしているのかも知れません。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 7

初めは、とても整備された歩きやすい登山道なんですが…。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 8

標高230m左岸枝沢に掛かる滝の部分で3年前は迷いに迷いました。踏み跡が完全に消失してしまったのです。今回は、前回の学習で迷わずすんなりと行けました。滝の手前の草をかき分け進むと踏み跡が出てきます。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 9

その標高230mの滝以降は「踏み跡どこ?」って感じになりますが、かすかに踏み跡がありますので、それを辿っていきます。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 10

七瀬大滝に到着です!この滝は2段になっていて上段15m、下段10mのようです。写真の滝は、上段です。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 11

3年前は七瀬大滝まで迷いに迷って1時間30分も掛かってしまいましたが、今回はすんなりと行けて50分で到着しました!

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 12

いよいよ七瀬沢に入渓です!最初は、ゴーロ歩きが続きます。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 13

当初の計画では、七瀬大滝までは廃道状態の登山道を利用し、七瀬大滝上より入渓し七瀬沢を遡行。550m三俣の真ん中の沢をツメ上げてP828の東のコルへ。その後、黒森山の南東コルより黒森林道を経て真木林道へと周回コース。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 14

結構なロングコースとなります。特に単独だと車回収の為の林道歩きが6.2キロもあります。ワクチン接種後は「激しい運動はしないように!」とのことですので、今回は長時間を要する周回コースは断念し、体調を見ながらピストン(同沢下降)することにしました。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 15

標高350m付近からぼちぼち滝が出てきました。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 16

この滝も標高350m付近のものです。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 17

標高400mから先は、滝のオンパレードですよ~♪側壁が凄いのなんのってぇ~!高巻きは絶望的で「ここで登れない滝が出てきたらどうしよう!」って感じです。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 18

写真では伝わりませんが、奥に見える壁(側壁)、まさに絶壁なんです。小滝の連続ですが、どれも容易に登れます。

2021年7月31日撮影

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深い釜を持った小滝です。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 20

この滝は登れず、右岸から小さく巻きました。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 21

国土地理院の2万5千分の1地形図を見ると、410m右岸枝沢から510m左岸枝沢の区間が、ゴルジュ地形をなしており「きっと、ここに何か(滝が)ある!」と以前より気になっていたのですが、私の「読み」が当たりました!

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 22

ナメの小滝も~♪

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 23

10mほどの滝です。とても美しい滝でした♪

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 24

深い釜を持った小滝です。左岸よりヘツって超えました。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 25

プール状の深い釜とナメ滝です。この沢、魚影は全くありませんでした。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 26

上のナメ滝の写真、滝上から見るとこんな感じです。まるで滑り台のようです。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 27

標高480m付近でついに登れない滝が…。右岸の傾斜の強い草付き斜面をどうにか登れそうにも思いましたが、フリーで登るには勇気がいります。ここはロープを出して確保者が必要、無理は禁物!結局、ここで折り返す(同沢下降)ことにしました。

2021年7月31日撮影

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謎に包まれた真木渓谷・斉内川七瀬沢のベールを多少なりとも解明出来て満足しました。

2021年7月31日撮影

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今回、唯一ロープを使用した滝です。フリーでも下れそうでしたが、安全を期して懸垂下降(20m)しました。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 30

今日は、なんて暑いんだろう!汗だくです。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 31

標高340m付近にて。ここは、結構流れが強かったです。遡行上、特に問題ありませんが…。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 32

もう直ぐ311mの二俣です。水がとっても綺麗♪

2021年7月31日撮影

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七瀬大滝に到着後、一段目10m滝下へ降りてみました。この滝、左岸から直登できそうでした。シャワークライミングになりますが…。

2021年7月31日撮影

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この七瀬大滝を見ながら、今朝ほどセブンイレブンで買った「黒蜜ゆべし団子」を食べました。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 35

登山道沿いの側壁も凄いです。七瀬大滝に至る登山道も、アドベンチャーって感じで、楽しかったです♪

2021年7月31日撮影

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七瀬大滝に至る登山道は、とても歩きやすい所とそうでない所の差が大きいです。一般ハイカーは、まず無理です。

2021年7月31日撮影

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急斜面の踏み跡不明瞭で危険な所もあります。登山道だからと言って、気が抜けないところです。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 38

杉林が美しかったです。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 39

この登山道、このように歩きやすい所もあります。謎に包まれた真木渓谷・斉内川七瀬沢のベールを多少なりとも解明出来て満足しました♪

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 40

下山後、R46の森の駅の長四郎というお店でランチタイム♪このお店、稲庭うどんが「ウリ」なのか~!

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 41

てなことで、冷やし稲庭うどんを頼みました(800円)。猛暑でしたので、冷たいのが食べたくなりますよね。とても美味しかったです♪

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 42

今回の遡行で渓流足袋が壊れてしまいました~!何とファスナーが外れてしまったのです。去年の秋に買ったばかりだったのに…。現在、購入したお店と交渉中です。

2021年7月31日撮影

斉内川 七瀬沢 43

帰宅後、一人打ち上げをしました♪いつものお店、マルイチのお刺身で~す♪それと、志村けんのワンカップ!ほんと充実した楽しい一日でした~♪

2021年7月31日撮影

GPSの軌跡

<2021年7月31日(土)>
行動時間 5時間10分(休憩時間含む)
登り:2時間20分 / 下り:2時間50分

七瀬林道入口・車デポ地(6時40分)~七瀬大滝登山道入口(6時45分)~七瀬大滝(7時30分)~311m二俣(7時45分)~標高400mゴルジュ帯入口(8時20分)~標高480mロープを要する滝・撤退地点(9時)~七瀬大滝(10時40分)~車デポ地(11時50分)
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