酔いどれ日記 2025年6月

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6月14日(土)
滝銀座を目前に…涙の中止!

今週末は最高の沢旅とキャンプになるはずでした。岩手県沿岸地域、気仙郡住田町の男火山・女火山エリア、上流に三つも滝記号が並ぶ地形図を見て「これは…!」と直感。滝屋さんの記録には「次々と現れる滝は九十九以上かも」とあり「中流域以上はほとんど岩盤だけでできた沢」との記述…想像するだけで胸が高鳴りました。

さらに夜は、種山高原の星座の森キャンプ場で焚き火と満天の星空、そしてラム肉&黒毛和牛の焼肉三昧!すでに食材も揃えて、準備は万端。「今年初の焚き火だ!」とテンションMAXで迎えた今朝の4時半。目覚ましよりも早く起き、いそいそと天気予報を確認しました。

…が、予報はまさかの雨に変わってる!? しかも前夜よりさらに悪化!「キャンプはムリか…せめて沢だけでも」と諦めきれず出発したものの、空はどんより曇天…山はたぶん確実に雨。「これはもう引き返すしかない」と泣く泣く帰宅しました。

せっかくの週末。昨日まではあんなに晴れていたのに…。悔しさはあったけれど、「自然相手に無理しても楽しめない」「気分が乗らない中で行くのは違うな」と思い直しました。冒険はまたできる。でも、今だからこそできることもある。急に空いた時間で、溜まっていた仕事に手をつけ、気になっていたAIの勉強をすることに。

自然を感じる週末から一転、“内なる探求”の時間になりました。もしかしたら、これはこれで意味のある時間だったのかも。次にあの沢を歩くとき、きっと今以上にワクワクできる気がしています。楽しみにしていたプランが崩れても、別の形で週末を楽しむことはできる。そう思えた一日でした。リベンジしたらレポートしますね!


6月12日(木)
Google AI Studioが凄すぎる!

「残業が当たり前の毎日、もう限界かも…」「エクセル作業に毎回つまずいて、自己嫌悪」「SNSで目立つ動画を作りたいけど、ソフトが高すぎる!」そんなモヤモヤを抱えているあなたに、驚きのニュースがあります。

Googleが提供する“無料”のAIツール「Google AI Studio」が、まるでプロの秘書や講師、動画編集チームのように、あなたをサポートしてくれるんです。しかも、開発者向けなのに一部機能は私たち一般ユーザーも使える。これが無料って、ちょっと信じがたいレベル。

例えば、会議の録音データをアップするだけで、発言者まで自動で識別してくれる「AI議事録作成機能」。感情のニュアンスまで読み取ってくれるから、議事録が“ただの記録”ではなく、リアルな会話の再現になるんです。しかもそのままYouTube原稿に転用する人もいるほど。これがあれば、面倒な議事録づくりとサヨナラできるかもしれません。

さらに驚きなのが、まるでパーソナルトレーナーのような「ストリーム」機能。パソコン操作の悩みを話しかけるだけで、AIが最適な手順を教えてくれます。Excelの関数?もうネット検索で迷子にならなくてOK。これからは「聞けば教えてくれる時代」です。

そして、「そんなの一部のクリエイター向けでしょ?」と感じたあなた。…いえいえ、動画や画像だって神レベル。画像生成AI「Imagen」や動画生成AI「Veo 2」を使えば、まるで映画のようなビジュアルが手に入ります。特にVeo 2は、“無料”にもかかわらず、専門家も「これで十分」と太鼓判。動画制作ツールに数万円かけていた時代は、もう過去かもしれません。

今のままでいいですか?AIを使う人と、使わない人の差はこれからどんどん広がります。でも逆に言えば、今ここで一歩踏み出すだけで、その差を一気に埋めるチャンスでもあるんです。さあ、試してみませんか?やることはシンプル。「Google AI Studio」と検索して、公式サイトにアクセス。Googleアカウントでログインするだけです。

あなたの日常がちょっとでもラクに、楽しくなることを心から願っています!当パソコンスクールでは、本日ご紹介した「Google Ai Studio」はじめ「AI講座」に力を入れています。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい!当スクールの人気講座でもあります。PS.以下パソ研さんのYouTube動画がとても分かりやすいです(約40分)。

● 全て無料で使えるGoogle AI Studioが凄すぎる!(YouTube)


6月8日(日)
犬頭山・水海川(釜石)で沢初め!

6月の澄んだ空気の中、ついに今シーズンの“沢初め”へ。選んだのは、釜石・犬頭山の沢「水海川(みずうみがわ)」。今の時期、岩手県内で遡行可能な沢と言えば三陸沿岸の沢(五葉山の桧山川や大沢)なのですが…。

毎年のように通っている沿岸の沢に少し飽きが来ていた(ワクワクが感じられないと思っていた)タイミングで、mooreeさん(ヤマレコ名)が開拓・紹介してくれたこの沢の存在が気になって仕方ありませんでした。

「地元民すら知らない埋もれた名渓」「体感する沢ヤが増えることを願う」——そんな熱のこもった彼の記録を読んだ瞬間、ワクワクが止まらず、心はもう現地へと向かっていました。

アクセスにはちょっと注意が必要。我が家から片道約2時間、林道は狭くガタガタの悪路で車高の低いアクアにはやや酷(RV車が推奨)。でも、その先には想像以上のご褒美が待っていました。入渓して直ぐに小粒ながらも連続する滝にテンションが上がり、まったく飽きさせない展開!中でも3段30m?の「千丈ヶ滝」は圧巻で、思わず立ち尽くす美しさ。

直登できる滝も多く、高巻きも比較的容易。スキルや体力に応じてルートを選べる自由度の高さも魅力!5月~6月初旬の残雪期に入渓できる沢は岩手では貴重で、沢初めの足慣らしにはぴったりの沢だと感じました。岩手沿岸の沢、まだまだ開拓の余地があるかも知れません。

遡行開始は朝6時50分。膝の痛み止めを飲んで いざ出発!実は膝に痛みを抱えていて、診断では「長年の酷使と加齢が原因で完治は難しい」とのこと。33年間の沢人生の積み重ねが、とうとう身体に出たようです。

だからこそ、痛みを抱えながらも沢を遡行できることの幸せを噛み締めていました。飛んだり跳ねたりはもう出来ない、派手なムーブはもうできない…。でも、ゆっくりでも、自分のペースで自然の中に身を置けるだけで心が満たされます。

沢沿いで見かけた石垣や一升瓶、煙突の残骸に興味を惹かれ、帰宅後にAIで調べてみたところ、かつての製炭炉跡と判明。明治時代から続く釜石の製鉄業と林業の歴史がこの地に刻まれていました。自然の美しさに触れると同時に、そんな歴史にも思いを馳せられる、まさに一石二鳥の沢体験でした。

下山は標高490mの左岸枝沢をツメて、尾根(P657)へと抜ける静かな下山ルート(tbfさんと同ルート)。道なき道ですがヤブは薄く歩きやすい一方で、落ち葉の急斜面ゆえ滑りやすくフェルト靴での下山は慎重に。写真もたっぷり撮って、のんびり遡行し全行程は約3時間55分。初沢めとしてはちょうどいいボリュームでした。

そして、最後のご褒美は以前より気になっていた遠野(達曽部)の人気店「よねたや」で初ランチ!お昼時ということもあり順番待ち。柔らかいラム肉のジンギスカン、小ライスを付けて1,010円。味も価格も大満足!沢といいランチといい、発見と初体験づくしの最高の一日となりました。

水海川——名もなき沢のはずが、登ってみれば一度でファンになってしまうポテンシャルの塊!開拓してくれたmooreeさん、遡行記録を共有してくれたtbfさん、本当にありがとうございます。シーズンインを考えているあなた、この沢、間違いなく「当たり」です!皆さんの沢旅が、いつも安全で心踊るものになりますように。

PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね! 上の写真は、入渓早々滝の連続で飽きさせない。真ん中の写真は この沢のシンボルで迫力満点の「千丈ヶ滝」にて。滝頭には祠があり信仰の対象であったことがわかる。AIによると「修験者の修行の場であった可能性がある、時代は不明」とのこと。

下の写真は、標高310mにあった石垣。これが見えたら千丈ヶ滝も近い。この石垣ついてAIに尋ねてみたところ「製炭炉の跡である可能性が考えられる。釜石の製鉄業が盛んであった明治時代から昭和初期にかけて、木炭生産のために山中に多数の炭焼き窯が築かれたと推測される。」とのこと。歴史に思いを馳せながら遡行出来るのもこの沢の魅力かも。これでアプローチの林道さえ良ければ満点の沢なのに…万が一対向車が現れた日には、運を恨みたくなるかも?沢2級、林道3級上といったところか。

●『画像掲示板』犬頭山・水海川(釜石)沢初め!


6月2日(月)
"神音声コンテンツ”の作り方

GoogleのAI技術、進化が止まりません。最近では、特に「Google AI Studio」の新サービス「Native speech generation(ネイティブスピーチジェネレーション)」に度肝を抜かれました。音声コンテンツを作るハードルが一気に下がったと実感しています。

これまで、NotebookLMの「音声概要」も十分すごいと感じていました。アップロードした資料をAIが要約し、その要約を音声で届けてくれる便利な機能。資料を読む手間がなくなり、まるで音声ラジオのように情報を得られる点は本当に画期的でした。しかし、大きな欠点が一つ。漢字の読み間違いが多く、修正ができないんです…。これは音声コンテンツを作るうえで致命的でした。

そこで登場したのが、「Native speech generation」。これは自分で作ったスクリプト(台本)を、指定した感情や声色で読ませることができ、漢字の読み間違いの修正も簡単!会話スタイルまで調整できるなんて、まさに“声優AI”といっても過言ではありません。

「それなら、NotebookLMで台本を作って、Native speech generationで読ませたら最強じゃない?」とひらめいた私は、実際にこの2つのサービスを組み合わせて試してみました。すると…読み間違いも完全に克服できて、まるでプロが収録したような音声が完成!以下はその手順です:

1. NotebookLMで資料を要約→音声概要をダウンロード
2. Google AI StudioのChat機能に音声をアップ→文字起こし
 ※プロンプト例:添付の音声ファイルの文字起こしをして下さい。女性をSpeaker 1、男性をSpeaker 2として出力してください。「〇〇」の漢字は全てひらがなに修正し出力してください。
3. 台本を整える(読み間違いが起きそうな部分はあらかじめ平仮名に修正)
4. 完成した台本を「Native speech generation」に貼り付けて実行(声・感情・話し方などを設定)

NotebookLMの「自動要約の便利さ」と、Native speech generationの「正確さ&高品質な音声表現力」の“いいとこ取り”の最強タッグ!こうして完成した音声は、自然で、聞きやすく、情報の伝わり方も格段にアップしました。AIが自動で要約し、プロ並みの音声で届けてくれるなんて、少し前までは考えられなかったことですよね。

音声コンテンツを始めたいけど「滑舌や声に自信がない」「収録が面倒」と感じている方には、このコンボ、本気でおすすめです。伝えたいことを、ベストな形で届ける。それがAI時代の新常識かもしれません。Googleの革新的なAIツールたちに、感謝の気持ちを込めて── 素晴らしいツールを、ありがとう!

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