長雨で、さっぱり山へ行けない日々が続いていました。沢登りをしたのは、7月16日の種戸川以来。なんと23日ぶりです。しかも、そのときの遡行では左膝に思うように力が入らず、「膝の調子は、まだまだだなぁ……」「これでは、きつつき君たちとの本番遡行は厳しいかも?」と、半ば諦めモードになっていました。それでも、ほんの一縷の望みを持って、膝のリハビリとトレーニングだけは毎日欠かさず続けてきました。
そして今回、今月末に予定しているきつつき君、小雪ちゃんとの本番遡行を前に、田代川(中~上流部)へ偵察に行ってみることにしました。実はこの田代川、6月14日に一度挑戦しています。ところが、その時は膝の痛みに耐えきれず、無念の敗退。あれから約2か月。今回は本番前の「偵察遡行」として、膝がどこまで回復したのか?を自分自身で確かめる絶好の機会です。
今回の偵察には、三つの目的がありました。ひとつ目は、もちろん膝の状態確認。二つ目は、アプローチとなる廃林道のヤブの状況確認。そして三つ目が、地形図を見る限り核心部になりそうな最屈曲部、標高615m付近のゴルジュ帯の確認(突破の可能性を探る)です。
前回は上流部から偵察しましたが、今回は下流部から入ることにしました。我が家から約2時間。スタート地点となる車デポ地に到着し、7時に出発です!廃林道を歩くこと約1時間。心配していたヤブは思ったほど濃くなく、問題なく歩けました。朝から猛暑で、林道歩きだけですでに汗だく。ところが、入渓した瞬間に空気が一変します。ひんやりとした冷気が沢から立ち込め、汗ばんだ体には少し肌寒いほど。「これこれ!やっぱり沢は気持ちいいなぁ~♪」
久しぶりの沢。しかも、まだ見ぬ渓を自分の足で探っていく。期待と不安が入り混じりますが、何より「沢に入れたこと」が嬉しくて仕方ありません。本流だけあって水量は豊富。流れも豪快です。「これ、増水したらひとたまりもないな……」そんなことを考えながら遡行を開始しました。しかも、この日は午後から雨予報。水量の変化には十分注意しなければなりません。
まずは今回の偵察ポイントのひとつ、標高615m付近の最屈曲部を目指します。地形図を見る限り、ここが核心部になっているのでは?そう期待していたのですが……。到着してみると、なんと単なるゴーロ。「あれ?ここが核心じゃないの?」嬉しいような、ちょっぴり残念なような(笑)。本来なら、ここを確認したところで引き返す予定でした。
ところが時計を見ると、まだ8時40分。「もう少しだけ先を見てみようか」これがいけませんでした(笑)。いや、結果的には大正解でした。次の屈曲部手前、標高640m付近まで進むと、景色が一変。そこから始まったのが、とにかく美しいナメ、ナメ、ナメ!滑らかな岩盤の上を清流が流れ、気持ちいいほどのナメが延々と続きます。
まさに「ナメナメ天国」!「うわ~、これは素晴らしい!」思わず顔がほころびます。ゴルジュの険しさを期待していたのに、こんな癒し系の渓が待っていたとは…。しかも渓相がとても美しい。「この沢、大当たりかも~!」心の中でほくそ笑みながら、ジャブジャブと水の中を進んでいきます。これは女子受けしそうな渓だなぁ……なんてことまで考えながら(笑)。
そして、もうひとつ大きな収穫がありました。肝心の左膝です。23日前の遡行時と比べると、明らかに違います。もちろん完全復活とはいきません。それでも、以前に比べ力が入り、どうにか遡行できるレベルまで回復している。これは本当に嬉しかった。毎日続けてきたリハビリとトレーニングが、少しずつ実を結んでいるのかもしれません。「これなら、本番もいけるかもしれない!」そんな希望が、少しずつ現実味を帯びてきました。
そして9時10分。気が付けば、前回、膝の痛みで撤退した地点まで来ていました。標高665m。ここで一瞬考えます。「引き返すか、このまま進むか……」しかし、ここまで来た状況を考えると、引き返すよりも先へ進んだほうが早く、安全だと判断。予定していた「偵察」を超えて、そのまま完全遡行を目指すことにしました。
そして、しばらく進むと現れたのが、この渓の象徴ともいえる八瀬ノ滝(やなせのたき)。これがまた美しい!水量豊富な沢の中に現れる滝は、やっぱり存在感があります。「来てよかったなぁ~!」そんな気持ちにさせてくれる滝でした。八瀬ノ滝を越えると、その先はゴーロ歩きと林道歩き。特に難しいところもなく、無事に遡行を終えることができました。
全行程は4時間10分。内訳は、遡行2時間10分、林道歩き2時間です。車を2台使って林道歩きを短縮すれば、全体で3時間30分ほどに収まりそうです。コンパクトな沢ですが、ゴルジュ、ナメ、滝と変化に富んでいて、なかなか楽しい。そして何より、渓相が美しく、癒し系なのがいい。
遡行グレードも2級程度と思われるので、暑い夏にジャブジャブと水に浸かりながら楽しむには、まさにもってこいの沢です。近くには源兵衛平高原キャンプ場もあるので、仲間との懇親会山行にも利用できそう。
それにしても……。今回は「本番前の偵察」のつもりで入った田代川でした。ところが終わってみれば、偵察どころか完全遡行。そして何より、自分自身の膝の回復を実感できたことが一番の収穫でした。6月14日に無念の敗退。7月16日の種戸川では、まだ左膝に不安を感じていた。そして今回、23日ぶりの沢で、なんとか最後まで歩き切ることができた。少しずつですが、確実に前へ進んでいる気がします。
今月末はいよいよ、きつつき君と小雪ちゃんとの本番遡行。果たして、この膝でどこまで行けるのか?まだまだ油断はできませんが、今回の田代川偵察で、ほんの少し自信を取り戻すことができました。久しぶりに全身で感じる沢の冷たさ。水の音。美しいナメ。そして、最後まで歩けたという充実感。やっぱり沢登りは最高です!実に楽しい一日になりました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。 ご興味のある方は、ご覧下さいね!
「メモは残しているのに後から見つからない」「アイデアはあるのに文章としてまとまらない」「AIを使っても期待した回答が得られない」――そんな悩みを解決してくれる組み合わせが「Obsidian
× Antigravity」です。この2つを活用すれば、単なるメモが価値ある知識データベースへ進化し、AIがあなた専属のアシスタントとして仕事を力強くサポートしてくれます。
以前の私は、Windowsのメモ帳で情報を管理していました。シンプルで使いやすい反面、メモが増えるほど「あの情報はどこだろう?」と探す時間が増えてしまいます。しかしObsidianを使い始めて、その考えは一変しました。タグやリンク機能によって関連する情報同士が自然につながり、必要な情報へすぐにたどり着けます。「もっと早く出会いたかった!」と感じるほど便利で、今では仕事に欠かせない存在です。
Obsidianの大きな魅力は、ローカル環境で動作することです。インターネットがなくても利用でき、大切なデータを自分のパソコンで管理できる安心感があります。情報整理のしやすさも非常に優れており、実際に私が活用している様子をご覧になった生徒さんから「ぜひObsidianを教えてほしい」というご依頼も増えています。
さらに真価を発揮するのが、Antigravityとの連携です。Obsidianに蓄積した知識やノウハウをAIが活用できるようになり、ブログ記事やホームページの文章作成、セミナー資料、マニュアル、議事録、提案書、メール作成、アイデア整理など、さまざまな業務を効率よく進められます。また、過去のメモから必要な情報を瞬時に検索し、自分専用のナレッジベースとして活用できるため、「探す時間」と「考える時間」を大幅に削減できます。
一般的なAIは、その場の質問には答えられても、あなた自身の経験や知識までは理解していません。しかしObsidianに情報を蓄積し、Antigravityと連携することで、AIは自分だけの知識を活用しながら文章作成や提案を行えるようになります。まさに、自分専用に育てたAIアシスタントです。これからはAIを使うだけでなく「AIに何を学習させるか?」が仕事の質を左右する時代になるでしょう。
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8月に入りました。しかし、連日の雨で2週連続、山にも沢にも入れない日々が続いています。今月予定している田代川の遡行。楽しみで仕方がない反面、正直なところ不安もあります。一つは、ここ2週間まともに山や沢へ行けていないこと。もう一つは、ようやく改善してきた膝の状態です。日常生活ではほとんど気にならないまで回復しましたが、強い負荷がかかると、まだ痛みが出ます。
「この状態で本当に遡行できるのだろうか?」そんな思いを抱えながらも、毎日の積み重ねだけは絶対に止めない!と決めています。膝の痛みを改善するため、医師の勧めでトレーニングジム(チョコザップ)へ入会したのが6月18日。それから約1か月半、一日も欠かさず続けているルーティンがあります。
朝6時に起床しコーヒーを飲みながらメールとニュースを確認。その後30分間、タオル潰し運動や足上げ運動などの膝のストレッチを行います。朝食を済ませると、近所の里山「岩山」へ約1時間30分の軽登山。雨の日でも長靴を履き、傘を差して歩き続けています。9時に帰宅し、9時30分から仕事を開始。このストレッチ30分と里山登山1時間30分、合計2時間の朝のルーティンは、一日も休まず続けています。
さらに週3回(月・水・金)は、仕事の合間にチョコザップへ通い、約1時間の筋力トレーニングを実施。つまり週3日は、合計3時間のトレーニングをこなしている計算になります。もちろん、忙しい日には「今日は休んでもいいかな…」と思うこともありました。それでも続けてきた結果、確かな変化が現れました。
一般的には膝の筋力トレーニングの効果が現れるまで3〜4か月かかるといわれています。しかし私の場合、わずか1か月半で驚くほど改善しました。以前は朝起きるたびに激痛が走り、布団から立ち上がるのも一苦労。階段の昇り降りもつらく、和式トイレなど到底無理な状態でした。それが今では、日常生活ではほぼ支障のないレベルまで回復しています。
もちろん、朝起きた直後はまだ多少の痛みがあります。しかし、不思議なことに岩山(標高340m)を歩き始めると痛みが和らいでいきます。関節は動かすことで潤滑が良くなり、痛みが軽減するとも言われています。さらに、この1か月半で体重が2kg減ったことも、膝への負担軽減につながっているのかもしれません。
とはいえ、クライミングや沢登りのような大きな段差を越えたり、膝を深く曲げたりする動きでは、まだ痛みが出てしまいます。田代川は未知の沢。だからこそ、一日でも早く歩いてみたい気持ちは日に日に大きくなっています。しかし同時に、きつつき君や小雪ちゃんに迷惑を掛けるようなことだけは絶対に避けたい。その気持ちも強くあります。
「挑戦したい自分」と「無理は禁物だという自分」。今は、その二つの気持ちの間で揺れています。現時点では、予定どおり決行するか、中止するかはまだ決めていません。本番までにあと1〜2本、比較的やさしい沢を歩き、膝の状態をしっかり確認したうえで最終判断をしたいと思っています。
焦らず、でも前向きに。毎日積み重ねてきた努力を信じながら、最高のコンディションで田代川に立てる日を目指して、これからも一歩ずつ進んでいきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。