酔いどれ日記 2021年11月

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11月29日(月)
シーズン初雪山! 姫神山 周回

本当は昨日、松川温泉より姥倉山~黒倉山を登る予定でいました。いわゆる11月20日(犬倉山の)のリベンジ山行です。朝5時30分に起きて昨日の岩手山周辺の山行記録をヤマレコやヤマップで確認したところ、あれまぁ~凄い雪だこと~!

先日の寒波で山々ではドカ雪が降ったみたいです。昨日は午後過ぎから仕事が入っていましたので、午前中勝負!と考えていたのですが、この雪じゃ~絶対に無理!という結論に達したのです。

で、急遽 近場で確実にお昼頃には帰宅できる山、姫神山(1,124 m)に変更!今シーズン初の雪山ですので、まずはウォーミングアップにお手軽な山を選んだ次第です。姫神山なら確実にトレース(踏み跡)がありますしね。それに、雪山用にアマゾンから購入(3,580円)した「プロ登山家監修商品 チェーンスパイク(19本爪)」の履き心地を試して見たかったのです。

この数日間で下界も山も一気に「冬到来!」って感じで、雪だけでなく寒さが一段と厳しくなりました。7時30分、一本杉登山口より登り始めました。何度も登っている山ですので、ハイキング気分です。思えば姫神山、冬しか登ったことないなぁ~!で、先に述べたチェーンスパイクの履き心地ですが、凄くバッチリです!登山道は凍結していましたが、まったく滑らず足の置き場所を考えなくてもガシガシ登れるのも魅力です。

夏に沢登り用に購入したモンベルのチェーンスパイクと比較してみました。まずは重量ですがモンベルが280g(写真左側・オレンジ)。一方アマゾンは430gですので(写真右・黒)150gの差は大きいです(収納サイズも約1.5倍ほど大きい)。

歯の数はモンベルが8本に対して、アマゾンが倍以上の19本ですので、滑らない分 重くなるのも当然です。ハイキング程度の雪山であれば、これで十分だと思いました。本格的な雪山の場合は、前歯があり爪が長いきちんとした山用アイゼンでないと厳しいと思います。

また、価格差も大きいです。モンベルが5,060円なのに対してアマゾンが3,580円ですので、1,480円の価格差があります。耐久性に関しては、今のところ分かりませんが、消耗品であることを覚悟の上で使うつもりです。

新雪の雪山って、ほんと綺麗でウットリします。特に木々に凍り付いた霧氷が美しかったです。登ること1時間35分で山頂に到着しました。下山はコワ坂コースを下って1時間10分。合計2時間45分でした。帰路、すき家にて牛すき鍋定食(780円)を食べました。卵が二個も付いているのが魅力です。やはり寒い日は鍋が食べたくなりますよね♪

そうそう、山行の前日に近所のワークマンでダウンを買いました!だって、3,900円なんですもの~!ダウンが4千円以下で買えるなんてビックリです(ユニクロの半値以下)。商品名は「REPAIR-TECH(リペアテック)洗えるフュージョンダウン」です。ワークマンらしく、その多機能さに驚きます。デザインも中々オシャレで気に入っています。庶民の味方、ワークマン!これで寒い冬を乗り越えようと思います。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』姫神山 周回


11月27日(土)
- 山にいます- 尾藤文則 水彩画展

本日は、山仲間の尾藤さん(山岳同人 流転)の水彩画展を見に行って参りました(岩手教育会館にて)。本日が最終日で久し振りに尾藤さんや流転の皆さんとお会いでき、山の話など歓談し楽しいひと時を過ごさせていただきました。さすが美術の先生だけあって、ほんと素晴らしい水彩画展でした。

タイトルの「山にいます」が示すように、作品の多くが沢登りや雪山、ヒマラヤなど、山岳同人流転さんの活動の一環としてご自身が体験された「山の水彩画展」で、どの作品も臨場感に溢れ見応え充分でした。

まるで、自分が「そこ(山)にいる」かのような錯覚に陥ったほどです。水彩画って、写真や映像とは一味違った独特の魅力を感じます。素敵なものを見させていただき、ありがとうございました。

尾藤さんが取り組んでいる山登りもまた一味違ったものが多く(道なき沢登りや雪山がメイン)、その個性が作品にいかんなく発揮されていて、直ぐにでも山へ行きたくなってしまう衝動に駆られたほどです。一般登山道しか歩いたことがない人が彼の作品を見たら「えっ!こんな険しいところ登るの?」って、きっと驚くことでしょう。まさしく「彼しか描けない作品」なのだと思いました。沢屋が見たら、ほんと「たまらない作品」の数々で、たっぷりと堪能させていただきました。

尾藤さんは、現役バリバリの山屋(沢屋)さんで(私より三つ下)四季問わず精鋭的な山登りをされています。道なき山や独創的なルート、遡行記録のない山域の沢(主に白神山地の未開拓の沢)等の山行が多いのも特徴です。

また、ヒマラヤ遠征(7,000m峰)では、テントを使わず雪洞スタイルにこだわって登ったり、山スキーで登ったり、地元で培った普段の登山スタイルをそのままヒマラヤへ持ち込み見事に登頂され、その発想力と行動力には驚かされます。

尾藤さんとは何度か居酒屋で酒を飲み交わしたことがありますが、山や沢の話がほんと尽きなく、楽しいひと時でした。開拓者精神に溢れ、私と同じ匂いがする人種なのかもしれません(私は彼ほどではありませんが、開拓が好きで趣向が似ているという意味で)。

山だけでなく「芸術という特技」を持っている尾藤さんって、ほんと凄いなぁ~!って、思います。どうしたらこんな素敵な絵が描けるんだろう?って、憧れます。水彩画と山登りと、今後のご活躍が楽しみです。作品を拝見しながら「私も頑張らねば…」と思わせてくれた一日でした。上の写真は、主催者の尾藤さん(左から2人目)と山岳同人 流転の皆さんです。下の写真は、白神山地の沢の水彩画で「ロープを使って激流を徒渉」しているとこで、緊張感が伝わってきます。


11月24日(水)
傷心山行 in 肘折温泉

Fちゃん(彼女)と別れて寂しい日々を送っていたある日のこと、山(沢)仲間でありFちゃんを紹介してくれた友人のSさんが傷心山行を企画してくれました。「コロナが落ち着いてきたら、傷心山行やりましょう!温泉宿にも泊まって♪私が計画を練りますので…」と。

その優しいお心遣いに感謝の気持ちで一杯になりました。「やまがた100名山」の鉤掛森(山形県金山町)登山と観光、そして、開湯1200年(平安時代)歴史ある肘折温泉に宿泊する素敵な計画を練ってくれたのです。コロナも収束しはじめ、やっと実現の時がやってきました。

心配なのはお天気…出発2日前まで絶望的な予報で「これじゃ、登山は無理だね!」と思っていたのですが、出発前日に予報が変わり どうにか午前中一杯はお天気が持ちそう!これなら当初予定していた2座(竜馬山と鉤掛森)は無理だけど、ブナ林が魅力的な鉤掛森(838m)だけでも登りたいね!と。22日(月)朝8時に「道の駅」美郷にSさんと待ち合わせですので、朝5時45分に自宅を出発しました。

Sさんと1年振りの再会!コロナの影響で今シーズンは、沢へご一緒できませんでした。私の車を道の駅にデポし、Sさんの車で山形県金山町( 登山口のあるグリーンバレー神室キャンプ場)を目指し、まずは鉤掛森を登ります。見所は山頂までは続く見事なブナ林。春は残雪にブナの萌黄色の新緑やタムシバの花が眩しくイワウチワが登山道を飾り、秋には紅葉が堪能でき四季折々の景色が楽しめる山のようです。初めて登る山はとても新鮮♪周回コースで登って降りてちょうど2時間!ひと汗かきました。

下山後、肘折温泉へ移動しランチタイムです。肘折温泉で有名な人気店「そば処 寿屋」で食べることに!名物は「板そば」のようですが、この日は雨で寒く、温かいそばが食べたくなり「鳥そば(800円)」を食べました。それと、名物の「ざぶとん(焼き油あげ)」も。どちらも美味しく頂きました。

その後、雨の中 傘を差し観光の名所、縁結びと商売繁盛の神様として知られる地蔵倉へ。観光地というより険しい所もあり完全な登山で、これまたひと汗かきました。往復1時間ちょい掛かったでしょうか?地蔵倉、中々見ごたえのある景観でパワースポットとしても有名のようです。

その後、肘折温泉街を散策!まさに「昭和の温泉街」って感じでノスタルジック♪私はこの雰囲気、大好きです。15時過ぎに今宵の宿泊場所、大友屋旅館へチェックイン!人気の高い温泉宿の割にはお値段が庶民的(7,700円~)でビックリ!温泉に入ったり飲んだり、楽しいひと時を過ごしました。温泉っていいなぁ~♪身も心もリフレッシュできました。

温泉宿に泊まるのは実に5年振り!2016年9月25日にFちゃんと泊まった山形県あつみ温泉 萬国屋 以来のことです。その後、Fちゃんは乳がんになり、さらにはコロナ騒動で温泉旅行にも行けなくなり、それどころか、お会いすることすら叶わなくなりました。乳がんになる前までは、毎月のように二人で温泉旅行に出掛けていたのに…。

コロナ禍で2年間もず~っとFちゃんと会えない日々が続き、ほんと辛かったです。先が見えず一体いつになったら会えるのか?と悶々とした日々が続きました。その間、日々のLINEのやりとりも徐々に減り、少しずつ お互いの心に溝が出来てしまったのだと思います。

Fちゃんは医療従事者ゆえ、仕事柄 他県の人とは会ってはいけない「職場のきまり」があるそうで、お別れの最後すらお会いすることが叶いませんでした。せめて、最後に直接感謝の言葉を伝えたかったのに。コロナ以前のように毎月お会い出来てさえいれば、こんなことにはならなかったのに…と悔やまれます。

お付き合いして7年、遠距離恋愛ゆえコロナ以前でも年に10回程度しか会えませんでしたが、これまで側にいて当たり前だと思っていた人が突然いなくなる…この喪失感は大きくボディーブローのように後から徐々に効いてくるのですね。私とFちゃんの共通の友人でもあるSさんだからこそ話せることもたくさんあり、今回の傷心旅行で「私の心の内」をたくさん聞いてもらえて気持ちが大分楽になりました。

Fちゃんとの別れから月日が流れ心の痛みも緩和され、日常を取り戻しつつあります。やっと日記に書く勇気が持てましたし…。私とFちゃんのことを応援して下さっていた山仲間や友人、そして…この「酔いどれ日記」を見て二人の仲を末永く見守って下さっていた読者の皆さんにも、いつかどこかでご報告せねば…と思っていました。

プライベートなことながら(恥ずかしながら)この度 日記に書かせていただきました。今回の傷心旅行を企画してくれたSさんには、心から感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました!

話戻って…傷心旅行二日目の翌23日(祝)は、予報通り朝から雨…。朝から2度も温泉に入ってマッタリと過ごしました。この雨じゃどこにも寄れず朝食を済ませた後、真っ直ぐ帰ることにしました。肘折温泉はここ盛岡から4時間近く掛かりますが、またぜひ行ってみたい温泉です。山を登って温泉宿に泊まってお酒を飲みながら友と語らい、身も心もほぐれ癒されました。温泉旅行、たまにはいいもんですね♪PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』傷心旅行・肘折温泉


11月21日(日)
八幡平 犬倉山(1,408m)

昨日20日(土)は、八幡平の犬倉山を登って参りました。本当は犬倉山~姥倉山~黒倉山の三山を縦走しようと考えていたのですが、犬倉山のみ登って参りました。思いの外 登山道が凍結しておりアイゼンを持参しなかったことが悔やまれます。それと…出発前夜にエクセルでの資料作成代行の緊急の仕事が入り、早めに下山して仕事をしたかったことが理由に挙げられます。

昨日は、朝から超快晴でまさに登山日和♪今シーズン初の雪山登山となりました。犬倉山は厳冬期に登ることが多く(鎌倉森とセットで)今の時期に登るのは、初めてです。網張温泉から登ったのですが、11月は登山リフトが使えず下から登るしかありません。広大なスキー場から登るルートも気持ちがいいものです。スキーヤーを気にしながら登る必要がありませんしね。

西を見れば、和賀山塊~高倉山~三角山~横岳~秋田駒ケ岳~笊森山~乳頭山の山並みが一望でき、東を見れば鬼ヶ城(鋸状の稜線)や岩手山の雄姿が望めます。見慣れた光景ですが、何度見て感動します。写真撮影しながらのんびり登ること1時間50分で犬倉山の山頂に到着!山頂からは、さらに三ツ石山~大深岳~源太ヶ岳~八幡平~茶臼岳の山々が一望でき、まさに絶景です。

その犬倉山での最後の登りで登山道がバリバリに凍結しており「アイゼン無しでは姥倉山まで足を延ばすのは無理!」と判断しました。下山は1時間10分でしたので、合計ちょうど3時間のお手軽ハイクとなりました。でも、とても良い気分転換が出来て楽しかったです。本日のもう一つの目的…それは、昼食に吉野家の牛すき鍋膳(712円)を食べることです。

盛岡市内(月が丘)の吉野家に行くのは初めてのことでカーナビ頼りでアプローチしたのですが、通り過ぎてしまいました。その先の信号機で右折し路地に入りUターンすることにしたのです。まさにその時、事件勃発!路地に入り狭い道路でUターン!道路状況をよく確認せず急いでUターンしたため、縁石に乗り上げてしまいガクン!あれ?なんか変だぞ!何とその衝撃で車がパンク(前の左タイヤ)!バースト(破裂)してしまったのです。

くぅ~やってしまった…こりゃ牛すき御膳どころじゃなくなりました。スペアタイヤに交換し(過去何度も山道でパンクした経験があるため作業は手慣れたもの)どうにか自宅に辿り着きました。近所のイエローハットで修理してもらうことにしたのですが、ちょうど冬タイヤ交換の時期と重なり大混雑!お昼時間に行ったにもかかわらず「本日のタイヤ交換の受付は終了しました!」と張り紙が…。幸い店長さんとお話しすることが出来、直ぐに対応してもらえてラッキーでした。

「う~ん、これはパンク修理は無理、タイヤ交換しないといけませんね!」相談した結果、後輪のタイヤ2本を前に持ってきて(FF車なので)、前輪のタイヤ1本と今回新調するタイヤ1本を後輪に付けてもらうことにしました。50分の待ち時間で修理してもらえたのが、不幸中の幸いです。

タイヤ料金と工賃で合計14,940円(会員価格)の痛い出費!くぅ~思いがけない出費…でも、自業自得です。以後気を付けます。冬タイヤ(YOKOHAMAのアイスガード5)は、今シーズンで3年目!来シーズンは買い替えようと思っていました。

帰宅後、気を取り直して仕事(エクセルの資料作成代行)に専念しました。何はともあれ、愛車(アクア)が大事に至らなくて安堵しています。上の写真は、犬倉山山頂付近より岩手山を望みます。真ん中の写真は、犬倉山山頂付近より秋田駒ケ岳~乳頭山を望みます。下の写真は、今回新調したスタットレスタイヤ(YOKOHAMA アイスガード6)です。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』八幡平 犬倉山(1,408m)


11月15日(月)
海が見たくて霞露ヶ岳

昨日14日(日)は、岩手県沿岸・山田町の船越半島に聳える霞露ヶ岳(かろがだけ 503.4m)を登って参りました。霞露ヶ岳は過去2度登っていますので(1度目は2009年10月、2度目は2013年1月)今回で3度目になります。2021年3月28日宮古盛岡横断道路が全線開通となり大幅に時間短縮でき、宮古が近く感じられるようになりました。漉磯(すくいそ)海岸登山口まで我が家から丁度2時間でした(以前は3時間)。

8年振りの霞露ヶ岳!震災以降 山田の町も復興が進み大分変わったように思います。山田ICで下車し直ぐのセブンイレブンで朝食を済ませ、登山口の漉磯海岸から登り始めたのが7時40分でした(我が家を5時30分に出発)。自宅を出る時には、盛岡では小雨が降っていましたが、沿岸に近づくと快晴に♪今回、久し振りに海が見たくなって沿岸の山を選びました。

今回は、変則ルートで周回(ヤマレコの山行記録を見て興味を抱いた)してみました。下山時の表参道コースの鳥居の場所(標高220mの分岐)を左に入り廃林道・廃作業道を通って漉磯海岸に至る周回ルートです。表参道コースをそのまま下山するより林道歩きを大幅に軽減できますが、迷いやすい箇所がたくさんあり、さらに道が不明瞭で半ヤブの所もあり!冒険チックで楽しめました。

海を望みながら登れる山って、沿岸特有で内陸では味わえない楽しみです。また、終始海のさざ波の音を聞きながら登れるのも魅力です。岩手沿岸の山で一番好きな山が魹山(とどやま)ですが、二番目に好きな山が この霞露ヶ岳です。ちなみに、三番目に好きな山が厳冬期の月山でしょうか。今回、晩秋の紅葉も楽しめましたし、沢登りとは違って緊張感無くマッタリとした山行を満喫できました。

登り1時間45分、下り1時間15分。合計ちょうど3時間でした。下山後は、山田町でとても人気が高く評判のお店「和海味処 いっぷく」にてランチしました。これもまた、今回の山行の楽しみでしたので~♪開店と同時の11時30分に入店したのですが、直ぐに満席になったほどで人気のほどが伺えます。何を食べようかな?ちょっと贅沢に月御膳(1,650円)を頼みました!お刺身(造り)と天ぷらがセットのメニューで、とても美味しかったです。

そうそう、霞露ヶ岳 過去2回登っていますが、山頂から景色が見れなかったのです。しかし、今回三度目の正直で展望を満喫できました。早池峰山も見えて感動!上の写真が山頂から山田湾と早池峰山(左に小さく見える峰)を望みます。盛岡~宮古の復興道路が完成したことにより、身近になった沿岸の山々。今度は、また厳冬期にも登ってみたいと思った次第です。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』海を見たくて霞露ヶ岳


11月12日(金)
Lightning G3とブロック拡張プラグイン

パソコンスクールむげんの人気No.1講座でもあるワードプレス講座!WordPress(ワードプレス)とは、サイトの作成やブログの作成などができる無料のソフトウェアで、現在世界で一番人気のホームページ作成ツールです。当校で一番よく使うテーマが「Lightning(ライトニング)」なのですが、この度大幅にリニューアルされ「Lightning G3(第三世代)」として生まれ変わりました。

これを機会にLightning G2とG3の違い、及び 従来の編集ツール「クラシックエディタ」から新しい編集ツール「ブロックエディタ(Gutenberg)」に切り替え、その違いを学ぶべく使い心地を試してみることにしました。仕事の空き時間を利用し、ひたすら触り続けた結果「その使いやすさと素晴らしさ」に感動!まさに驚きの連続でした。

何よりもHTMLやCSSと言った専門知識がなくても簡単にオシャレなページが出来てしまうのですから驚きです。良く使うレイアウトデザインブロックを利用することでスマホ対応が出来てしまい「作業が劇的に楽なった!」ということです。従来のクラシックエディタですとレイアウトを組むためのプラグイン「Page Builder by SiteOrigin」を使わないとスマホ対応が難しく、さらに凝ったデザインにしたい場合は、どうしてもHTMLやCSSの専門知識が必要だったのです。

まさに革命的なブロックエディタなのですが、これを機会にもっと掘り下げて勉強(研究)してみることにして、この10日間ほど勉強三昧の日々を過ごしていました。ほんと面白くなってしまって、寝食を忘れるほど熱中!新しいことを学べて、さらに生徒さんのお役に立てられると思うと、ほんと嬉しい限りです。

さらに、ブロック(Gutenberg)拡張プラグインについて「優れているものは何か?」を調べてみました。この拡張プラグインが、より一層作業効率化を促進してくれます。様々試してみた結果、以下のブロック拡張用の優秀なプラグインを採用することにしました。

VKBLOCKS (無料)中でもデバイスごとに余白調整が可能な「レスポンススペーサー」は秀逸です。②Snow Monkey Blocks(無料)種類が豊富で一番のお気に入り!特に「パネル」と「項目」に関しては、パソコン、タブレット、スマホのカラム設定(何列で表示させるか?)の設定が可能なんです。一番問題になるのがタブレットの場合です。3列のボックスを水平に並べた場合、通常のカラムで作成すると2列で表示されてしまい、右下に空白が出来てしまいます。一方、Snow Monkey Blocksのパネルや項目を使えば、1列にも2列にも3列にも表示が可能なのです。これは、大きな利点です。

Useful Blocks(無料、但し 全機能使いたい場合 有料版1,200円)5種類と数は少ないですが、他のプラグインにはないものが多く、貴重です。特に評価グラフや棒グラフが優秀です。棒グラフがいとも簡単に作れます。

Ultimate Addons for Gutenberg(無料)種類が30種類と豊富ですが、実際に私が使っているのは、Post Grid(トップページのブログ設定用)Advanced Columns(余白調整が秀逸、タブレット時は1列か3列)Google Mapの三つです。

Arkhe Blocks Proアルキーブロックプロ(無料、但し 全機能使いたい場合 有料版5,500円)5,500円は決して安くはありませんが、お金を出しても利用したい優れたプラグインだと思い思い切って購入しました!特に「リッチカラム」と「ボックスリンク」では、PCサイズ / タブレット / スマホのサイズ ごとに列数の設定が可能でバリエーションも豊富!コレ、かなり使えます。

これら四つのプラグインを上手く組み合わせて使えば、まず困ることはないかと思います。何度も言いますが、従来に比べ作業時間は、大幅に短縮できると思います。ブロック単位でパーツを組み合わせて作っていく仕組みの「ブロックエディタ」は、ほんと素晴らしいです。専門知識がなくてもオシャレなホームページが作れてしまいます。実際に自分でサンプルページを作りながらそれぞれの特徴を学ぶことが出来て、とても楽しかったです。

新たにワードプレスでホームページ作成講座を学ばれたい生徒さんには、今後は 上記Lightning G3とブロックエディタを併用した作成方法で授業を進めさせていただきたいと思っています(旧バージョンも対応可能)。ホームページ作成ツールが、ここまで進化するとは驚きです。当スクール一番人気のホームページ作成講座!ホームページ作成にご興味のある貴方、ぜひ受講してみませんか?


11月8日(月)
神室山~小又山 周回(小屋泊)

11月6日(土)~7日(日)の両日、神室連峰の神室山(1,365m)~小又山(1,366.5m)の周回コースを山中1泊(小屋泊)で登って参りました。両日ともお天気に恵まれ、感動の山行を満喫出来て嬉しい限りです。この三年間、11月初旬に神室の山へ毎年行くようになりました。紅葉が終わりかけた晩秋の神室連峰の山々にハマってしまった感じです。

①2019年11月2日~3日:神室山・西ノ又コース~パノラマコース周回。②2020年11月1日:火打岳・砂利押コース~火打新道周回。③2021年11月6日~7日(今回):神室山~小又山・根の崎口コース~大又口コース周回。そうそう、2015年4月の残雪期にもパノラマコースから神室山を登っています。23年前(1998年)には火打岳を沢から(日本100名渓の大横川をS先生と)登っていますので、神室の山には計5回通ったことになります。

今回の山行にあたり一番の懸念は、小又山や神室山の登山口である西ノ又沢口、大又口に至る白川林道の状態です。ネットで調べるとかなり悪路となっていて、私の車(2駆のFF車・アクア)で走行できるかどうか?地元に問い合わせてみたところ「大丈夫!」とのこと。本当かなぁ~?現地へ行ってみて無理そうであれば、最悪7キロの林道を歩く覚悟でしたが、結果 アクアでも問題なく走行できました。

神室山は、ここ盛岡から遠いです。自宅から根ノ先口の登山口まで秋田経由で4時間も掛りました。R1の西和賀経由~湯田IC~雄勝こまちIC~R13~R47のルートでアプローチ。宮城経由だと高速代が高くつくことと(2,440円)紅葉シーズンゆえ鳴子温泉峡で大渋滞に巻き込まれる可能性があったためです。登り始めたのが9時でした。晩秋の枯れかかった紅葉もまた美しく好きです。沢登りじゃないし軽量化をあまり考えないでザックに詰めたところ、60Lザックがパンパン状態で結構重くなってしまいました。

神室山を登るのは3度目ですが、初めて登るルートはワクワクしてとっても楽しいです♪それにお天気も最高!展望を満喫しながら登れますので楽しさも倍増です。早く小屋に着き過ぎると単独ゆえやることもないし、時間調整しながらのんびり登りました。

登ること4時間20分で神室山避難小屋に到着!時間は13時20分です。水を汲みに行ったり荷物を整理したりしたのですが、やることも尽き…早速14時には一人宴会を開始♪今回は、お酒もおつまみも余るほどたくさん持参していますので、お酒の残量を気にせず思いっ切り飲むことが出来ます。

この日は、単独4名、5人パーティーの合計9名ほど小屋に泊まりました。1階にいた方々と歓談させていただき感謝です。小屋の中は、山にいることを忘れてしまうほど超快適!それに思ったほど寒くありませんでしたし…。山頂直下にある山小屋ですので、展望はそりゃもう最高!落陽も日の出(御来光)も両方楽しめます。これでストーブさえあれば最高なんですが…。ほろ酔い気分で10時頃には就寝しました。

翌朝は4時50分起床、5時50分に出発!ご来光と朝焼けがとても美しく、あまりの神々しい光景にとても感動しました。清々しい気持ちになります。ご来光に赤く染まる山々(刻一刻と変化)を見ながらの縦走は、まるで夢の中で異次元の世界を彷徨っている錯覚に陥ったほどで、崇高で厳粛な気持ちになりました。こんな美しい光景を見たのは、ほんと久し振りです。鳥海山もバッチリ見えます。まさに360度の大パノラマを愛でながら縦走は、そりゃもう気分最高でした。

小屋から歩くこと2時間30分で小又山に到着しました。山頂からの眺望がこれまた最高♪久し振りに雲海も見れて、雲上に浮かぶ山々が幻想的でこれまた素晴らし~い!高松岳~虎毛山~禿岳~火打岳~鳥海山~神室山、奥には葉山~月山~朝日連峰の山々まで見渡せました。

あまりの絶景に感動し、つい長居してしまったほどです。遠路来た甲斐がありました!神室連峰のビックスリー(神室山、小又山、火打岳)が登れて感無量です。今度は、残雪期(4月下旬~5月上旬)に大縦走したいものです。

6日(土)は4時間20分、7日(日)5時間20分、2日間の合計は、9時間40分でした。荷物がちょっと重過ぎました。今回の周回コース、日帰りされている方もたくさんいますが、どうしても小屋に泊まりのんびり過ごしたかったので、あえて1泊2日で行くことにしました。帰りも4時間掛けて盛岡へ!帰路、遅い昼食を盛岡市内の吉野家で食べました。新メニューの「あさり豚チゲ御膳」を食べてみましたが、結構美味しかったです。何はともあれ、とっても楽しい二日間で大満足の山行でした♪

PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪上の写真は、7日(日)の御来光で右に見えるシルエットが禿岳です。真ん中の写真は、朝焼けに染まる天狗森(手前)と小又山(奥)です。下の写真は、神室山を望みます(山頂左下見える小さな白い点が今回泊まった神室山避難小屋)。

●『画像掲示板』神室山~小又山(小屋泊)

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