酔いどれ日記 2022年4月

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4月29日(金)
女助山の新緑と雫石園地の桜

昨日28日(木)の午前中は仕事が入っていませんでしたのでした。「近場の山で新緑を楽しみたいな♪出来れば桜も~!」てなことで、雫石の里山、女助山(609.5m)の新緑、そして、桜の名所・雫石園地へ気分転換したくて行って参りました。我が家の庭も草木の緑が溢れ、ほんといい季節になりました♪

女助山の登山口までは、自宅から50分弱で到着!平日ということもあって登山者は誰もおらず貸し切り状態でした。数年前に新たに周回コースが出来たようです。地元の雫石町山岳協会の皆さんが2018年に整備した女助山は、2時間ほどで周回できるお手軽なコースで、ちょっとした空き時間を利用して登れるのが嬉しいです。

予想した通り、新緑が目に眩しいほど美しくウットリしました♪お花はあまり咲いていませんでしたが、新緑を楽しめただけで十分満足しました。登り1時間10分、下り40分、合計1時間50分で良い気分転換が出来ました。その後、雫石園地の桜を見に寄ってみました。既に散り始めていましたが、まだ何とか楽しめました。

数日前に満開だったようで、ちょっと遅かった感じですが、それでも桜の美しさを堪能出来て良かったです。帰りには上田の幸楽苑によって早いお昼を食べました。11時前だと「朝食メニュー」を格安で食べられます。

Bセット(ハーフ野菜ラーメン+おひたし+玉子かけご飯)を頼みましたが、これで500円とは驚きです。お腹一杯になりました。しかも、11時前だと空いていてテーブル席でゆっくり食べることが出来ます。

お昼前には帰宅でき午後からの仕事(授業)に余裕で間に合いました。巷は本日からゴールデンウィーク突入ですね!本日は祝日ですが、仕事(授業)します。明日も仕事がたくさん入っています。ゴールデンウィーク後半に1~2日お休みをいただいて岩手県内の近場の山にでも行ってみようと思っています。

PS.上の写真は、女助山の山頂にて。山頂は樹林に囲まれ展望はありません。下の写真は、雫石園地から見た岩手山です。昨日は、お天気が良く半日だけでも十分楽しめました。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪

●『画像掲示板』女助山と雫石園地の桜


4月26日(火)
神室山地 八森山~槍ヶ先 周回

4月23日(土)~24日(日)に掛けて神室山地・南部の山、八森山~槍ヶ先を周回して参りました。自宅から登山口の山形県最上町・親倉見まで190キロ(約4時間)もあるため、23日(土)に現地入りしテント泊、翌24日(日)の早朝より登り始めました。今回で4週連続で神室山地方面の山通いとなります。

秋田県湯沢市、山形県新庄市と最上町に4週連続でプチ遠征!その分、ゴールデンウィークは 仕事三昧の予定!頑張ります。神室山地の山々、積雪期限定(バリエーション)ルートを含め、雪のあるうちにどうしても登っておきたくって~!また、4週連続で週末のお天気に恵まれたことも私を神室山地へ向かわせた大きな理由になります。

23日(土)4時間一人で車を運転し、やっと登山口に到着したと思ったら…事件勃発!な、な、なんと車の右前輪が田んぼの用水路に落ちてしまい脱出できなくなってしまいました(上の現場写真)。前代未聞!何をやってるんだ!自分…。ほんと一瞬の出来事で最初何が起きたのか?理解できませんでした。途方に暮れる私、こりゃ山どころじゃないな…。まずはロードサービスを呼ばなきゃ!

幸い携帯が通じたので電話でやり取りするも場所(事故現場)の説明が難しくって…。「槍ヶ先・火打岳の親倉見登山口にいます!」と言っても相手は「それって、どこですか?住所は?」こんな山奥まで果たして来てくれるのかな?と不安でしたが、50分後にはロードサービスのお兄さんが救助に駆けつけてくれました。

15分ほどの作業(ジャッキアップ)で無事脱出成功!いや~助かった!これで明日、予定通り山に登れるぞ!ロードサービスのお兄さんが神様に見えたほどです。感謝、感謝!今回の山行の最大の核心部でした。

今日は、ここ(親倉見登山口)にテントを張って泊まることにしよう!いや~風が強いなぁ~!麓でこれじゃ~明日の山は大変だなぁ~!朝方、寒さで目が覚めました。テントに霜が降りて凍っていたほどです。朝食を済ませ薬師原登山口へ移動しましたが、林道は雪に覆われていて車での進入は無理!林道入口に車をデポし5時20分に歩き始めました。この林道の雪、しばらく消えそうにないくらい積もっていました。やはり、今年は雪が多いなぁ~!

尾根に取り付くと不思議と雪が少なく(地面が出ていて)歩きやすかったです。また、新緑の緑と残雪の白のコントラストが美しいのなんのってぇ~♪ショウジョウバカマやイワウチワ、カタクリなど、たくさんお花が咲いていて心が和みます。それにしても、急登の連続で疲れます。軽量化すれば良かった!と思うも後の祭りです。標高700mを超えたあたりから全面雪で覆われるようになり、斜度が強まる標高740mでアイゼンを装着しました。

そこから市町村境界の標高870mまでの急斜面が核心部でしょうか?アイゼンがないと登れないほどの斜度で、最後は雪庇を乗越さなければなりません。主稜線に出ると風が強く寒いのなんのってぇ~!お天気は良いのだけど…あまりの寒さにダウンを着込み登りました。

八森山の山頂直下、標高1,050m付近より左に火打岳(1,238m)右に神室連峰の最高峰 小又山(1,367m)、虎毛山( 1,433 m)~栗駒山(1,626 m)が見え、その眺望の素晴らしさに感動です♪村山羽山(1,462m)や日本百名山の月山(1,984 m)も見えます。

登ること3時間30分、やっと八森山の西峰(1,098m)に到着!日本百名山の鳥海山(2,236 m)が見えます!その後、ず~っとピラミダルでカッコイイ火打岳を望みながら槍ヶ先(1,050.4m)までアップダウンの激しい尾根を縦走するのですが、風が強いのには参りました。それと、今の時期、登山道が残雪に覆われている部分と、そうでない部分があり、登山道探しでヤブ漕ぎを強いられ時間と体力を消耗しました。

八森山から槍ヶ先まで約2時間、アップダウンに喘ぎながらも展望を満喫しながらの縦走は、ほんと気分最高です♪槍ヶ先登頂後は「やっと登りから解放される!」と安堵、あとは下るだけです。下りの尾根の方が雪が多くてビックリ!標高550m付近までず~っと雪が続いていましたので…。さらに下ると新緑とお花ロードが続き心が癒されました。

親倉見登山口に無事下山!その後、車回収のため薬師原登山口まで車道歩きが何気に辛かった…。全行程7時45分、充実した山行でした!その後、盛岡を目指し車の運転4時間。帰路、西和賀町の真昼温泉で入浴(440円)し、盛岡へ入って早い晩飯を吉野家で食べて帰宅しました。

PS.一番上の写真は、親倉見登山口にて車の右前輪が田んぼの用水路に落ちてしまって…。ロードサービスが来るまでの待ち時間にテントを設営しました。二番目の写真は、八森山の山頂直下、標高1,050mより左に火打岳、右に神室連峰の最高峰 小又山を望みます。三番目の写真は、登山道分岐を過ぎた1,020m付近より、これから向かう烏帽子山~槍ヶ先の稜線が良く見えます。奥には火打岳と大沢山(P1194)が見えます。尾根上は雪が少なく歩きやすかったです。

一番下の写真は、槍ヶ先より下山中の標高600mにて右奥に禿岳(1,262 m)を望みます。新緑が目に眩しく美しかったです。色々あったけど、楽しい山行でした♪『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』神室山地 八森山~槍ヶ先 周回


4月21日(木)
盛岡の桜 2(高松の池)

昨日の20日(水)は、高松の池の桜を見に行って参りました。今週末が満開の予報でしたので「混雑する前に…」と思って行ってみたのですが、駐車場出入口付近は大渋滞!既に混雑していて駐車するのに難儀しました。陽当たりの良い場所は既に満開で見頃でしたが、日陰の所は6~7分咲といったところでしょうか?

久し振りに高松の池の畔を一周ぐるりと散策(1.4キロ 約20分)しましたが、お天気も良く桜を愛でながらのお散歩は、ほんと気持ち良くて最高でした!平日にもかかわらず多くのお花見客で賑わっていて、今週末の混雑振りが末恐ろしく感じます。

春には池の周りが美しい桜で覆われ、たくさんの花見客でにぎわいう高松の池。「日本さくらの名所100選」にも選ばれていますが、5月中下旬のボタンや、6月中旬のバラなど、色とりどりの花が咲く公園でもあります。10月下旬頃からは紅葉が美しく、11月頃からは多くの白鳥が飛来。現在では1月のピーク時で600羽を超える白鳥が飛来するようになり、5月頃まで越冬します。

本日は、いつものお散歩コースである岩山にも登って参りましたが、展望台からは岩手山が綺麗に見えました。登山道には緑が芽吹き始め、さらにお花も咲き始め春の陽射しが温かくて心地よく、歩いていて眠くなってしまったほどです。

ほんと良い季節になりました♪来週からゴールデンウィークに突入ですね!10連休になる会社もあるようですが、私は2~3日お休みをいただき、それ以外は仕事する予定です。GW、どこの山へ行こうかな?と現在思案中です。その前に、今週末の山行計画を考えなくっちゃね!

PS.上の写真は、高松の池の盛岡市立図書館(現在閉鎖中)付近より撮影しました。下の写真は高松の池から望む岩手山です。雪どけの形が飛来する鷲の形に見えるため、別名「岩鷲山」とも呼ばれています。この鷲が現れると「そろそろ田植えの準備だな~!」ってことになるそうです。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した高松の池の桜の写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』盛岡市内の桜(高松の池)


4月20日(水)
盛岡の桜、満開♪

ここ盛岡市の桜も満開を迎え、さらに緑も芽生え ほんと良い季節になりました♪昨日は仕事の合間を見て、近所(自転車で15分ほど)の桜の名所めぐりをして参りました。廻った場所は、①石割桜 ②桜山神社 ③盛岡城跡公園(岩手公園)の三か所です。それぞれ隣接していることから、自宅から合計1時間ほどのお花見散策を満喫することが出来ました。

近所に桜を楽しめるところがあって嬉しい限りです。石割桜は、国の天然記念物に指定されており、周囲21メートルの巨大な花崗岩を割ってエドヒガンザクラが伸びています。根回り4.3メートル、高さ10メートルで、樹齢は360年以上ともいわれています。平日にもかかわらず、たくさんの観光客が訪れていました。

桜山神社は、盛岡城跡公園(岩手公園)に隣接する歴史ある神社で、現在に残る本殿・拝殿・神門は1899年に建立されたもので、100年以上の間、盛岡の地を見守ってきました。盛岡城は要害の地である北上川と中津川の合流地点にあった丘陵地を利用して築いた城です。今も残る桃山形式の石垣美は、会津、白河とともに東北三名城の一つに数えられています。

現在では風格ある石垣とともにさまざまな花木が四季を彩っており、憩いの場として広く市民に親しまれています。盛岡城跡公園(岩手公園)にもたくさんのお花見客で賑わっていました。

まさに今が旬で満開状態♪桜の美しさに見惚れ身も心も癒されて参りました。もう一つの盛岡市内の桜の名所「高松の池」の桜は、まだ5分咲状態で今週末には満開を迎えるようで楽しみです。

「さくら名所100選」「みちのく三大桜名所」に数えられる北上展勝地の桜も今が満開のようです。お花見はいつの時代から始まったのでしょう?調べてみたところ、お花見は、奈良時代の貴族が始めた行事と言われており、当初は中国から伝来した梅の花を観賞するものだったようです。

平安時代に入り、お花見の花が梅から桜へと移り変わっていきました。桜の花でのお花見の起源は、「日本後紀」によると、嵯峨天皇が催した「花宴の節」という宴であると記されています。コロナ禍以前は、Fちゃんと「お花見デート」するのが毎年の恒例行事でしたが、いつになったらコロナが収束し再会できるのか?その日が待ち遠しいこの頃です。

PS.上の写真は、石割桜。下の写真は盛岡城跡公園(岩手公園)の桜です。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した①石割桜 ②桜山神社 ③盛岡城跡公園(岩手公園)の三か所写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』盛岡市内の桜満開♪


4月18日(月)
神室山地・絶景の軍沢岳(1,193m)

積雪期限定(バリエーション)の山、神室山地の軍沢岳(いくささわだけ、別名 拳ヶ森)は、虎毛山と神室山の中間に位置します(秋田・山形・宮城の県境)。登山道はなくマイナーな山ですが「積雪期限定の展望に優れた山」として知られ、秋ノ宮温泉へ向かう国道108号線(鬼首道路)から比較的簡単にアプローチが出来ることもあって、地元の岳人に人気が高いようです。

三週連続で栗駒・神室山地方面へ残雪期にしか登れない(登山道のない)バリエーションルートを求めて登りに来ています。広大な駐車場に車をデポし6時40分出発!カモシカ橋を渡った直ぐ右手の尾根から取り付きますが、高さ2Mほどの柵を飛び超えなければなりません。いよい登り始めます!尾根上は結構雪解けが進んでおりブッシュが出ていましたが、踏み跡があり(獣道?)薄いヤブを漕ぎながら登っていきました。

この山、全般的にブナ林が美しく登っていて癒されます。標高850mを過ぎると左手に虎毛山の雄姿が見え、標高880mから上部は、全面雪だらけの緩斜面の雪面になり(ブッシュが無くなり)歩きやすくなりました。それにしても、なんて気持ち良いのだろう♪ブナ林に緩やかで幅広い尾根、そして、雄大な景色(虎毛山~泥湯三山の稜線、禿岳が見える)を堪能しながら歩けるのですから。

登ること2時間40分、軍沢岳の山頂に到着!山頂からはまさに360度の大展望♪神室山地の山々が一望できます。特に小又岳~天狗森~神室山~前神室山の稜線が素晴らしい!その奥には月山と村山羽山が見えます。2週間前に登った吹突岳(1,221m)も見えました。

山頂でのんびり展望を楽しんだ後、周回すべく縦走します。これまた展望を満喫しながらの縦走で気分が良いです。アップダウンを繰り返しながらP1154mを目指します。結局この日は、誰にも会わず貸し切り状態♪

P1154mでは、神室山がより間近に望め迫力を感じました。このP1154mから日帰りで神室山を登った山行記録もあるくらいです。その後、進路を北東の尾根へ変えP1035mを目指します。この間も景色を堪能しながらの気持ち良い雪稜歩きを楽しめました。P1035mの東斜面に雪庇が張り出しており、そこを下らなければなりません。その雪庇帯、被っているうえに高さがありますので、下れそうな場所を探しました。幸い先週登ったであろう人の踏み跡(ステップ)を発見!利用させていただきラッキー♪

P1035の雪庇帯から標高700mまでがブナ林の急峻な尾根の激下り!私は長靴でどうにか下りましたが、アイゼンがあった方が良いかもしれません。今回、ワカンとアイゼンを持参しましたが、結局一度も使いませんでした。

全行程ちょうど5時間で無事下山!ほんと気持ち良い残雪期の縦走を楽しめ大満足です。お昼前の11時40分には下山できましたので、帰りは高速道路を使わず のんびり下道を走って帰ることにしました。

途中、真昼温泉によって汗を流し(440円)、さらに盛岡市上堂に去年4月にオープンし、秋田でランキング第1位に輝いたという大人気のラーメン屋さん「桜木屋(You Tube)」で、看板メニューの広東麺(780円)を食べました。美味しくってボリューム満点!お腹まで満たされ幸せ一杯です。お天気にも恵まれ楽しい一日になりました♪

PS.上の写真は、標高900m付近のブナ林!ほんと気持ち良いブナの森の山でした。真ん中の写真は、P1154より小又山(左)天狗森(右)を望みます。下の写真は、P1154からの展望で右から2週間前に登った吹突岳~石神山~小安岳~高松岳~山伏岳。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』神室山地・軍沢岳(拳ヶ森)


4月16日(土)
酔いどれ家の断捨離

数週間前のこと、母が友人より「中古買取のお店(リサイクルショップ)に持っていったら10万円で引き取ってもらった!」との自慢話を聞き「じゃ~私も!」と思ったらしく、昔着ていた衣類(主に着物)を売りたい!と思ったようです。その量、大袋に3つ!

早速車に詰め込み、母に頼まれ近所のリサイクルショップへ持ち込んだところ「当店では、宝石や貴金属がメインで衣類は扱ってななくて…。近所に着物専門の買取店がありますので、そちらに行ってみて下さい!」と親切丁寧に教えてくれました。

で、その着物買い取り専門店に行き、査定してもらったところ…何と全部で500円!と言われ、母は大ショックを受けていました。「この着物、まだ一回しか着ていないのに…高かったのよ!」って店員さんに言い寄るものの「心残りがおありであれば、お持ち帰りいただい方が宜しいですよ!」と。てなことで、持ち帰ることになりました。だから、言わんこっちゃない!

帰宅後「どうせなら人のために役立てたい!」との母の希望で、盛岡市民福祉バンクに引き取っていただくことにしました。この際、衣類以外の品も現在使用していないものは、まとめて引き取ってもらおう!一気に整理しよう!と思い立ったのでした。福祉バンクさんの場合は、一切お金にはなりませんが(無料引き取り)…。「頂いた品物は、障害を持つ人たちの働く喜びの糧となり有効に活用しています」とのこと。

母は、戦後を経験している世代ですので「もったいない!」の気持ちが強く、モノを捨てられない性分なのです。昨今、モノを処分するにもお金が掛かる時代「引き取っていただくだけでも ありがたいと思うことにしようよ!」と母を説得しました。

「いつか使うかも?」で取っておいても、その先 使うことはないのですから…。福祉バンクさんの場合、全ての品を引き取ってくれるわけではなく、モノによっては(特に家電製品など)「拝見してからの判断」とのこと。「廃棄処理目的の回収・運搬は行っていません」とのことです。

時期的に引き取りスケジュールが混雑しているらしく、昨日15日に回収依頼の電話したのですが「一番早くて26日(火)になりますよ!」と言われました。どれだけ引き取っていただけるか?分かりませんが、何はともあれ、母が元気なうちに少しずつ整理していけたら…と思っています。メルカリやヤフオクに出品したら高く売れるだろうなぁ~!品もそれなりにありますが、そんな時間もないし…って感じです。春は、まさに断捨離の季節!貴方も断捨離してスッキリしてみませんか?


4月13日(水)
神室連峰・杢蔵山 その2

12日の日記の続きです。夕方6時過ぎには、さすがに寒くなりストーブに火を着け暖を取りました。とても重厚なストーブで他に類を見ない立派さです。直ぐに小屋内が温まりあまりの快適さに「自分が山にいることを忘れさせてくれる」ほどでした。後は就寝時間(夜10時頃)まで、ストーブの前でヌクヌクとお酒を飲み、ウォークマンで音楽を聴きながら一人宴会を楽しんでいました。

今年初のお泊り山行!「やはり泊りの山っていいなぁ~♪」って思いました。夜10時頃には寝室のある二階に上がり布団に入り寝る準備をしました。布団をたくさん掛けて寝たので寒さは全く感じず超熟睡!夜中に何度か目が覚めましたが「あれ、ここはどこだ?そうだ!今山小屋にいるんだっけ」って思うほど「下界生活に近い快適さ」で気付けば朝を迎えていました。

朝5時過ぎ起床!日の出と朝陽が綺麗だなぁ~♪朝食を済ませ6時出発!再び杢蔵山の山頂を目指します(昨日の日中も登頂済み)。30分ほどで山頂に到着しました。360度の絶景に感動です!目の前には八森山、その左奥には神室連峰の山々、さらに2019年11月13日に登った甑山(こしきやま)、今年絶対に登る予定の加無山、2020年11月15日に登った丁岳(ひのとだけ)、さらに過去何度も登った日本百名山の鳥海山が見えます。

虎毛山~栗駒山~禿岳の山並みが綺麗でした。2019年9月に沢登り(立谷沢川)で登った月山~羽山も見えます。360度全て山~山~山だらけ~!遠路来た甲斐がありました♪先が尖った特徴的な山容で2020年11月1日に登った火打岳が超カッコイ~イ!

去年、2021年11月6日に登った小又山も見えます。自分が過去登った山々が見えるのは嬉しいことです。特にここ数年、毎年のように神室連峰の山々を登っています。来月も神室連峰南部の山、八森山~烏帽子山~槍ヶ先を縦走したいと考えています。

山頂での展望満喫した後は、北に向かって縦走します。この雪稜歩きが絶景を満喫しながらの縦走で、これまた最高でした。ほんと「幸せだなぁ~♪」って感じです。下山ルートは、積雪期限定のバリエーションルート(新庄市民スキー場へ下山)ですが、昨日登ったであろう方の踏み跡が残っていました。そうそう、今回2日間で登山者に会ったのは、三名(単独の方たと二人組の方)だけ。4月に杢蔵山を登る人は極めて少ないようで、お陰で静かな山登りが楽しめました。

杢蔵山の山頂からの展望は、こちらをクリックしてご覧いただけます。下り(新庄市民スキー場へ至る)は、結構なロングルートです。後はせっせと下るだけ。この日は、朝から気温が高くワカンを装着していてもズボズボ潜って大変でした。

杢蔵山荘より3時間5分。ふぅ~!無事下山!でも、ここから車デポ地まで車道を4キロちょっと歩かなければなりません。車の回収の為に…。この車道歩きが何気に辛かったなぁ…。無事車を回収し一路岩手に戻ります。

帰路、北上(常盤台)のいきなりステーキにてランチタイム♪いつものワイルドステーキ150gとライス&サラダセットを食べました。合計1,375円。とっても美味しかったです♪下山後は、やはり肉ですよね!

ほんと、お天気に恵まれ充実した楽しい二日間でした。神室連峰の山って、ハマります。沢登りも好きだけど、雪稜歩きも大好きな私です。PS.上の写真は、杢蔵山荘の重厚で立派なストーブ。至れり尽くせりの山荘内の充実した装備の数々に感謝です。真ん中の写真は杢蔵山の山頂にて。下の写真は杢蔵山の山頂より右手前に八森山、左奥に神室連峰の山々を望みます(火打岳~神室山~前神室山)。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』神室連峰・杢蔵山 その2


4月12日(火)
神室連峰・杢蔵山 その1

久し振りの日記です。新型コロナが急激に増加した今年1月~3月までの三ヶ月間は、当パソコンスクールにおいても生徒さんの受講予約が激減し「一体どうしたものか?」と頭を抱える日々が続きました。三ヶ月連続大幅減収というのは、20年来 過去類を見ないことで危機感すら覚えました。

そんな時は、パソコンの勉強に励んだり読書に専念したり「自身のレベルアップ」に専念することに!ところが…4月に入り急に忙しくなり安堵&ビックリしているこの頃です。そんな状態でしたので、忙しさにかまけて この「酔いどれ日記」をご無沙汰してしまい、申し訳ございませんでした。

この数日間、4月とは思えない異常な猛暑日が続きビックリです。昨日の盛岡は27度、沿岸の宮古市では何と31度という全国初の真夏日を記録!東北の太平洋側の各地で30度超える真夏日になり、観測史上最も早い記録とか!

本日の盛岡の最高気温は25度で今日も暑いですが、明日から気温が一気に下がり週末には何と最高気温が7度まで下がるようです。昨日との気温差が20度ですからビックリです。皆さん、寒暖の差に体調管理には十分気を付けましょうね!さらに、新型コロナ感染者がここ岩手でも急増していますので、皆さん くれぐれも気を付けましょう!

さて、4月9日(土)~10日(日)の二日間、神室連峰南部(山形県新庄市)の杢蔵山(もくぞうさん 標高1026.1m)を登って参りました。この山は、山形百名山であり地元新庄市民にとって「市の象徴的な山」として親しまれているようです。

山自体は日帰り山行が可能なのですが、あえて杢蔵山荘に一泊し周回するコースを考えました。「あえて」の理由は、以前 わらじの仲間のEさんより「杢蔵山荘の素晴らしさ!」を拝聴し「ぜひ、いつか私も泊まってみたい!」との思いを抱いていました。

ず~っと週末の土日連続で晴れる日を待ちわびていましたが、やっとチャンス到来です!我が家から登山口(除雪最終地)まで173キロ、3時間で到着!準備を整え8時50分に歩き始めました。今日は快晴無風で絶好の登山日和♪本日は山小屋泊りですので時間調整しながらのんびり登ります(早く到着すると お酒が無くなるので)。

林道コースは「雪崩の危険がある」との情報を得て尾根伝いに登ることにしましたが、テレビ塔のある三角山までは急登の連続!久し振りに担ぐ泊り装備とお酒やおつまみが一杯詰まった重いザックが体にガツンと堪えました。そうそう、今回のルートですが、登りは一般道、下りは積雪期限定のバリエーションで周回しました。ルートの詳細は、以下の通りです。

山屋口(除雪最終地点)~三角山(テレビ塔)~杢蔵山荘(泊)~杢蔵山~P891~P576~新庄市民スキー場~4キロの林道歩き~車デポ地です。とても展望に優れた山(ルート)で、日本百名山の鳥海山(2,236 m)と月山( 1,984 m)、出羽三山の羽山( 1,462m)のビック3が終始見続けながら登ることが出来て感動しました。

車デポ地から登ること3時間40分、本日の宿泊場所である杢蔵山荘に到着!噂には聞いていたのですが、小屋に入ってビックリですよ~♪正直、山小屋のレベルを超えています!重厚なストーブ、ガスコンロに鍋やフライパン、ポットやコップ、調味料、食器の数々、一般家庭並みの装備の充実振りにビックリです。危惧していた薪もたくさんあって安堵♪二階に上がると布団もたくさんあって、まさに「至れり尽くせり」の充実振りに感動しました。

この山小屋は「新庄・自然に親しむ会」の手造りの山荘で、約2年の歳月を費やし昭和41年9月(1966年)に完成!15年後の昭和56年に地元有志の方々により改修工事がなされ現在に至っています。ほんと綺麗に管理され素敵で快適!何日でも泊まりたくなる感動的な山小屋でした。続きは、後日の日記に続きます。PS.上の写真は、三角山から望む鳥海山。真ん中の写真は三角山から見た目指す杢蔵山。下の写真は今宵の宿泊場所である杢蔵山荘。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』神室連峰・杢蔵山 その1


4月4日(月)
絶景!蝸牛山~吹突岳 in 小安峡

4月3日(日)移動性高気圧に覆われた快晴のこの日を待ちわびていました♪吹突岳(ふっつきだけ)と言ってもご存じない方が多いと思います。秋田県湯沢市の大噴湯などで知られる小安峡(大湯温泉)近くにある山です。泥湯三山の高松岳より東へ約5K離れたところに位置する超マイナーな山で登山道はなく積雪期限定のバリエーションルートになります。

kamadamさんのヤマレコの山行記録を拝見し、この山に興味を抱きました。彼の独創的な山行には、いつも感心させられます。蝸牛山(かたつむりやま)と吹突岳(ふっつきだけ)とても展望に優れた山のようで「絶対に晴れる日に登るぞ!」と心に決めていました。他の方の山行記録も調べると「結構シビアな山」とのことで、久し振りの遠出の山行に気合が入ります。

行程が長く、かつ急登が連続し雪壁やリッジ状の痩せ尾根、ズタズタの雪庇が続く雪稜やヤブ漕ぎ等、長丁場になることが予想されることから、朝3時40分起床、4時前には自宅を出発しました。登り口まで我が家から154キロ、高速道路を利用し丁度2時間で車デポ地の下小鳥谷橋に到着!山支度を整え6時15分より登り始めました。朝の雪の締まった時間帯に「少しでも高度を稼ぎたい!」と思っていましたので…。

予想通り雪面はカチコチに凍結しておりスノーシューでガシガシ登っていきました。あとの反省になりますが、初めからアイゼンで登った方が時間短縮できたと思います。本日は、快晴無風!まさに春山日和♪山頂からの展望が楽しみです。

蝸牛山の取り付き標高650m付近より延々とブナ林の急登が続き(コケたらタダでは済まない斜度)体力がジワジワと奪われていきます。場所によっては、壁のように立ちはだかる所も…。この緊張感、久し振りだなぁ~!

私のスノーシュー(アトラスのエイペックス MTN25)は、アイゼン代わりにもなるほど鋭利な歯が付いており急傾斜もグイグイと登っていけます。カチコチに凍結した激急登の連続、登りは何とかなっても果たして下山時の下りは大丈夫だろうか?と不安になりました。蝸牛山の山頂直下1,100mのビューポイントで大パノラマの絶景に感動♪栗駒山と焼石岳がひときわ大きく見えます。その奥には、岩手山~和賀山塊~真昼山地の山並みが望めました。

蝸牛山に登頂後、いよいよ吹突岳を目指します。ピラミダルな山容がカッコいい♪それにしても、凄い(ズタズタ状態の)雪庇だなぁ~!ヤブも出てるけど…どうにか登れそう!と判断しました。東側斜面がスパッと切れ落ちています。リッジ状の痩せ尾根が続き慎重に登っていきます。それにしても傾斜が強いこと~!気が休まりません。標高1,100m付近はスノーシューでの突破は無理!アイゼンを装着し雪壁を登っていきました。全般的にルートファインディングには神経を使いました。

登ること4時間20分、ついに吹突岳の山頂に到着!山頂からの展望が これまた最高♪月山~小又山~天狗森~神室山の稜線が素晴らし~い♪虎毛山が目前に大きく聳えて見えます。蝸牛山から吹突岳に至るまで、展望に優れた稜線歩きが続き感動します。特に栗駒山と焼石岳が目前に聳え素晴らし~い♪

10時40分下山開始!この山、登りより下りの方が危険です。アイゼンを装着したままスノーシューを背負い、蝸牛山の取り付き標高640mまで下ることにしました。お昼近くになると予想通り雪解けでズボズボ潜るようになり、再びスノーシューを履いて歩きました。

13時35分、車デポ地に到着!登り4時間20分、下り3時間。合計7時間20分の山行でした。久し振りのガチ山行、ほんと疲れたなぁ~!でも…この充実感と幸福感が堪りませ~ん!急いで帰る用事もありませんのでドライブがてら下道で帰ることにしたのですが、横手で渋滞に遭い3時間30分も掛かってしまいました。

帰路、北上(常盤台)の「いきなりステーキ」で早めの晩飯♪いつものワイルドステーキ(150g)とサラダ&ライスセットを頼みましたが(合計1,375円)とっても美味しかったです♪ PS.上の写真は、蝸牛山から見た吹突岳。真ん中の写真は吹突岳の山頂にて。下の写真は、吹突岳の山頂より左から小又山~天狗森~神室山を望む。左隅に月山が薄っすら見える。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』蝸牛山~吹突岳(1,221.3m)

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